2021.07.22 移籍ニュース2021-22移籍ニュース
ティーレマンス&ジェームズ・マディソン…レッズとガナーズは、レスターの主軸を獲得できるか?
ユーリ・ティーレマンスは、昨季プレミアリーグで全試合出場を果たし、6ゴール4アシスト。チェルシーと戦ったFAカップファイナルでは美しいミドルシュートを決め、タイトル獲得の立役者となりました。ジェームズ・マディソンは、プレミアリーグ31試合8ゴール7アシスト。2月に負傷してからは、思うように結果を出せなかったものの、彼がいなければ2年連続のTOP4争いは実現しえなかったでしょう。
レスターの攻撃をコントロールする主軸2人に、ビッグクラブがアプローチしていると報じられています。ティーレマンスはリヴァプール、ジェームズ・マディソンはアーセナル。ブレンダン・ロジャース監督にしてみれば、両者とも「Not for Sale」ですが、レッズにとってもガナーズにとっても、必須で補強したいポジションの最有力候補です。移籍か、残留か。現地メディアが伝えるそれぞれの最新ニュースをピックアップしてみましょう。
「母国ベルギーのメディアが、リヴァプールが6400万ポンド(約97億円)で獲りにいく可能性ありと報じている」。地元メディア「レスターマーキュリー」は、国外から流れてきたゴシップを紹介しながら「クラブは、早いタイミングで長期契約を結ぼうとしている」「リヴァプールは、今は彼を追いかけていない」とプレーメイカーの流出を否定しています。
レッズのお膝元の「リヴァプール・エコー」も、「ひとつだけ確かなのは、この夏、彼がリヴァプールに行かないということ。ティーレマンスの頭にかけられたプライスタグは莫大だからだ」と同調。ユルゲン・クロップ監督とマイケル・エドワーズSDは、半額で獲得できるリールのレナト・サンチェスやサンプドリアのミッケル・ダムスゴーにアプローチする可能性が高いとみています。
ひと頃は、ティーレマンスはリヴァプールに移籍したがっていると報じられておりましたが、レスターが新たな契約の締結に向かっているといわれるようになってからはトーンダウン。契約期間が残り2年となったセントラルMFが難しければ、昨年の8月に4年契約を結んだばかりのジェームズ・マディソンは、さらにハードルが高そうです。
「ジェームズ・マディソン獲得のために、メートランド=ナイルズかリース・ネルソンを差し出す用意がある」と伝えているのは「デイリー・メール」。5000万ポンド(約76億円)をレスターに拒否されたら、アルテタ監督の構想から外れた選手を付けるというお話ですが、リールからブバカリ・スマレという逸材を引き入れたチームにとっては、魅力的なオファーではなさそうです。
これに対して、「Caughtoffside」は「アーセナルとジェームズ・マディソンが個人合意」と主張していますが、情報筋のコメントというだけでは、楽観的なグーナーでも説得できないでしょう。「レスターマーキュリー」は、ティーレマンスもジェームズ・マディソンもチームを離れる可能性は低いとしており、リヴァプールとアーセナルはレナト・サンチェスを巡って戦うことになるかもしれません。
これまでのレスターは、エンゴロ・カンテ、リヤド・マフレズ、ダニー・ドリンクウォーター、ハリー・マグワイア、ベン・チルウェルと年にひとりずつ売却し、2億5000ポンドを超える売上を得てきました。カンテの代わりはエンディディ、マグワイアの後継者はフォファナ、チルウェルのポジションにはジャスティンと、安価な新戦力で穴を埋めてきていることから、「今年も誰かを手離すのではないか」という憶測が根強く残っています。
「プレミアリーグでTOP4をめざす今の彼らは、主力を売ったりしない」という説が当たるのか、「活躍した選手を高値で売りさばき、後釜を安く仕入れるのも彼らのビジネス」と見るのが妥当なのか。現在は、前者が有力ですが…。リヴァプールとアーセナルの動きと、レスターの決断に注目しましょう。(ジェームズ・マディソン 写真著作者/@cfcunofficial (Chelsea Debs) London from London, UK)
レスターの攻撃をコントロールする主軸2人に、ビッグクラブがアプローチしていると報じられています。ティーレマンスはリヴァプール、ジェームズ・マディソンはアーセナル。ブレンダン・ロジャース監督にしてみれば、両者とも「Not for Sale」ですが、レッズにとってもガナーズにとっても、必須で補強したいポジションの最有力候補です。移籍か、残留か。現地メディアが伝えるそれぞれの最新ニュースをピックアップしてみましょう。
「母国ベルギーのメディアが、リヴァプールが6400万ポンド(約97億円)で獲りにいく可能性ありと報じている」。地元メディア「レスターマーキュリー」は、国外から流れてきたゴシップを紹介しながら「クラブは、早いタイミングで長期契約を結ぼうとしている」「リヴァプールは、今は彼を追いかけていない」とプレーメイカーの流出を否定しています。
レッズのお膝元の「リヴァプール・エコー」も、「ひとつだけ確かなのは、この夏、彼がリヴァプールに行かないということ。ティーレマンスの頭にかけられたプライスタグは莫大だからだ」と同調。ユルゲン・クロップ監督とマイケル・エドワーズSDは、半額で獲得できるリールのレナト・サンチェスやサンプドリアのミッケル・ダムスゴーにアプローチする可能性が高いとみています。
ひと頃は、ティーレマンスはリヴァプールに移籍したがっていると報じられておりましたが、レスターが新たな契約の締結に向かっているといわれるようになってからはトーンダウン。契約期間が残り2年となったセントラルMFが難しければ、昨年の8月に4年契約を結んだばかりのジェームズ・マディソンは、さらにハードルが高そうです。
「ジェームズ・マディソン獲得のために、メートランド=ナイルズかリース・ネルソンを差し出す用意がある」と伝えているのは「デイリー・メール」。5000万ポンド(約76億円)をレスターに拒否されたら、アルテタ監督の構想から外れた選手を付けるというお話ですが、リールからブバカリ・スマレという逸材を引き入れたチームにとっては、魅力的なオファーではなさそうです。
これに対して、「Caughtoffside」は「アーセナルとジェームズ・マディソンが個人合意」と主張していますが、情報筋のコメントというだけでは、楽観的なグーナーでも説得できないでしょう。「レスターマーキュリー」は、ティーレマンスもジェームズ・マディソンもチームを離れる可能性は低いとしており、リヴァプールとアーセナルはレナト・サンチェスを巡って戦うことになるかもしれません。
これまでのレスターは、エンゴロ・カンテ、リヤド・マフレズ、ダニー・ドリンクウォーター、ハリー・マグワイア、ベン・チルウェルと年にひとりずつ売却し、2億5000ポンドを超える売上を得てきました。カンテの代わりはエンディディ、マグワイアの後継者はフォファナ、チルウェルのポジションにはジャスティンと、安価な新戦力で穴を埋めてきていることから、「今年も誰かを手離すのではないか」という憶測が根強く残っています。
「プレミアリーグでTOP4をめざす今の彼らは、主力を売ったりしない」という説が当たるのか、「活躍した選手を高値で売りさばき、後釜を安く仕入れるのも彼らのビジネス」と見るのが妥当なのか。現在は、前者が有力ですが…。リヴァプールとアーセナルの動きと、レスターの決断に注目しましょう。(ジェームズ・マディソン 写真著作者/@cfcunofficial (Chelsea Debs) London from London, UK)
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