2022.07.20 移籍ニュース2022-23移籍ニュース
ジェド・スペンス、ジンチェンコ、ククレジャ…プレミアリーグはSB獲得ラッシュ!?
「アーセナルは既に正式な契約書を作成しており、オレクサンドル・ジンチェンコのメディカルテストの日取りを決めている。マン・シティと3000万ポンドでディール成立 。選手はアルテタと再び仕事ができると喜んで受け入れた。マン・シティは、近日中にククレラ獲得に動く」(ファブリツィオ・ロマーノ)
プレミアリーグに突然のSBラッシュが訪れています。口火を切ったのはトッテナム・ホットスパー。昨日発表されたミドルズブラのU-21イングランド代表ジェド・スペンスは、イヴァン・ペリシッチ、フレイザー・フォースター、イヴ・ビスマ、リシャルリソン、クレマン・ラングレに続く6人めの「Done Deal」です。
2018年8月、18歳でリーグカップデビューを飾った右SBは、2021-22シーズンにノッティンガム・フォレストにローン移籍となり、才能を開花させました。ウイングバックとして起用され、公式戦50試合3ゴール5アシスト。チャンピオンシップのPFAベストイレブンに輝いた21歳は、スパーズでも同じポジションで起用されるはずです。
「スカイスポーツ」によると、移籍金は1250万ポンドで、アドオンを足し込むと最大2000万ポンド(約33億円)。プレミアリーグ昇格にを果たした古豪の本拠地シティ・グラウンドで、右サイドを蹂躙したスピードスターは、意中のクラブでも鮮やかなドリブル突破を連発してくれるでしょうか。
ジェド・スペンスの次にサインするのは、アルテタ監督との再会を心待ちにしているオレクサンドル・ジンチェンコでしょう。マンチェスター・シティのアメリカツアーに参加している本人も、両クラブも条件は問題なし。近いうちにノースロンドンに入り、手続きを済ませば決まりといわれています。
2018年の夏に、マン・シティとウルヴスがクラブ間合意に至ったときは、メディカルチェックをドタキャンするという荒業を披露したレフティは、今度こそエティハドに別れを告げることになるでしょう。エミレーツでは、中盤に入ってティアニーを走らせる仕事も、マルティネッリやスミス・ロウに決めさせる仕事も、当たり前のようにこなしてくれるものと思われます。
ウクライナ代表をアーセナルに売ったクラブは、3000万ポンドを元手にマルク・ククレジャを獲るようです。「デイリー・メール」によると、ブライトンが要求している移籍金は5000万ポンド(約83億円)。プレミアリーグ35試合1ゴール1アシストという昨季のスタッツを見ると、結構なお値段に感じられますが、凄まじい運動量と縦への突破力はリーグ屈指といえるでしょう。
バルセロナのカンテラ出身のSBとプレミアリーグチャンピオンは、既に個人合意に至っているという話がある一方で、ブライトンは契約延長交渉を始めようとしているともいわれています。ククレジャはどちらを選ぶのか。「デイリー・メール」は、マン・シティのセカンドチョイスはシュツットガルトのクロス職人ボルナ・ソサと伝えています。
最後に紹介する渦中のSBは、カイル・ウォーカー=ピータース。獲得をめざしているのは、マンチェスター・ユナイテッドです。トッテナムユース出身のフルバックは、2020年1月にローンで加わったサウサンプトンに完全移籍。その後の2シーズンで、プレミアリーグ62試合1ゴール5アシストという数字を残しています。
エリック・テン・ハフ監督は、ワン=ビサカを見切ったのでしょうか。契約が残り3年の25歳は、移籍金4000万ポンドとなかなかの高額です。リサンドロ・マルティネスと合わせて1億ポンド。フレンキー・デ・ヨングまで押さえれば、夏の出費は1億8000万ポンドを超えるかもしれません。
以上、突如連鎖したSB獲得ラッシュを紹介しました。プレミアリーグ2022-23シーズンは、強者たちのサイドの攻防も注目ポイントとなりそうです。大型補強を敢行しようとしているトッテナムやマンチェスター・ユナイテッドがCL出場権を得られなかったら、ホラーですね…(マルコ・ククレジャ 写真著作者/Soccer.ru)。
プレミアリーグに突然のSBラッシュが訪れています。口火を切ったのはトッテナム・ホットスパー。昨日発表されたミドルズブラのU-21イングランド代表ジェド・スペンスは、イヴァン・ペリシッチ、フレイザー・フォースター、イヴ・ビスマ、リシャルリソン、クレマン・ラングレに続く6人めの「Done Deal」です。
2018年8月、18歳でリーグカップデビューを飾った右SBは、2021-22シーズンにノッティンガム・フォレストにローン移籍となり、才能を開花させました。ウイングバックとして起用され、公式戦50試合3ゴール5アシスト。チャンピオンシップのPFAベストイレブンに輝いた21歳は、スパーズでも同じポジションで起用されるはずです。
「スカイスポーツ」によると、移籍金は1250万ポンドで、アドオンを足し込むと最大2000万ポンド(約33億円)。プレミアリーグ昇格にを果たした古豪の本拠地シティ・グラウンドで、右サイドを蹂躙したスピードスターは、意中のクラブでも鮮やかなドリブル突破を連発してくれるでしょうか。
ジェド・スペンスの次にサインするのは、アルテタ監督との再会を心待ちにしているオレクサンドル・ジンチェンコでしょう。マンチェスター・シティのアメリカツアーに参加している本人も、両クラブも条件は問題なし。近いうちにノースロンドンに入り、手続きを済ませば決まりといわれています。
2018年の夏に、マン・シティとウルヴスがクラブ間合意に至ったときは、メディカルチェックをドタキャンするという荒業を披露したレフティは、今度こそエティハドに別れを告げることになるでしょう。エミレーツでは、中盤に入ってティアニーを走らせる仕事も、マルティネッリやスミス・ロウに決めさせる仕事も、当たり前のようにこなしてくれるものと思われます。
ウクライナ代表をアーセナルに売ったクラブは、3000万ポンドを元手にマルク・ククレジャを獲るようです。「デイリー・メール」によると、ブライトンが要求している移籍金は5000万ポンド(約83億円)。プレミアリーグ35試合1ゴール1アシストという昨季のスタッツを見ると、結構なお値段に感じられますが、凄まじい運動量と縦への突破力はリーグ屈指といえるでしょう。
バルセロナのカンテラ出身のSBとプレミアリーグチャンピオンは、既に個人合意に至っているという話がある一方で、ブライトンは契約延長交渉を始めようとしているともいわれています。ククレジャはどちらを選ぶのか。「デイリー・メール」は、マン・シティのセカンドチョイスはシュツットガルトのクロス職人ボルナ・ソサと伝えています。
最後に紹介する渦中のSBは、カイル・ウォーカー=ピータース。獲得をめざしているのは、マンチェスター・ユナイテッドです。トッテナムユース出身のフルバックは、2020年1月にローンで加わったサウサンプトンに完全移籍。その後の2シーズンで、プレミアリーグ62試合1ゴール5アシストという数字を残しています。
エリック・テン・ハフ監督は、ワン=ビサカを見切ったのでしょうか。契約が残り3年の25歳は、移籍金4000万ポンドとなかなかの高額です。リサンドロ・マルティネスと合わせて1億ポンド。フレンキー・デ・ヨングまで押さえれば、夏の出費は1億8000万ポンドを超えるかもしれません。
以上、突如連鎖したSB獲得ラッシュを紹介しました。プレミアリーグ2022-23シーズンは、強者たちのサイドの攻防も注目ポイントとなりそうです。大型補強を敢行しようとしているトッテナムやマンチェスター・ユナイテッドがCL出場権を得られなかったら、ホラーですね…(マルコ・ククレジャ 写真著作者/Soccer.ru)。
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これまでの移籍関係の記事を読むにつれ、プレミアリーグでトップ4に残るのがどれほど大変かとわかります。その競争の激しさはまるでもうひとつのチャンピオンリーグだと思いましたよ。