速攻リヴァプール、ロイク・レミー獲得合意!ボリーニはサンダーランド、ウィズダムはWBAへ
プレミアリーグとセリエAのクラブを中心に、6チームが2つのグループに分かれて戦うインターナショナル・チャンピオンズカップで、リヴァプールはグループBに入りました。27日の初戦をシカゴでオリンピアコスと、30日にはニューヨークでプレミアリーグ直接対決のマンチェスター・シティ戦、8月2日にはシャーロットに移動してピッポ・インザーギ新監督率いるACミラン。3試合トータルでトップになった場合は、グループAに入ったマンチェスター・ユナイテッド、インテル、レアル・マドリード、ASローマの勝者と8月4日に決勝をマイアミで戦うといったスケジュールです。
広報されていたツアー参加メンバーは下記だったのですが、少なくともボリーニはリタイアする見通しです。ポジェ監督が「移籍に合意して、書類へのサインを待っている状態」と公言したイタリア人FWのサンダーランドへの完全移籍は、1400万ポンド(約24億2000万円)というまとまった金が入ってくるリヴァプールにとっても、本人にとってもいい話です。そしてもうひとつ、ほぼ時を同じくしてブレンダン・ロジャース監督は、アンドレ・ウィズダムのWBAへのレンタルを発表。昨季、ダービー・カウンティにレンタル移籍していたウィズダムは、今季はプレミアリーグ所属のクラブでレギュラー争いから始めることになります。
■リヴァプール・アメリカツアー参加メンバー
GK/ブラッドリー・ジョーンズ、ミニョレ、レイナ、ウォード
DF/グレン・ジョンソン、ホセ・エンリケ、コロ・トゥレ、アッガー、
コアテス、サコ、イロリ、マーティン・ケリー、コーディ、
シュクルテル、フラナガン、ウィズダム、ロビンソン
MF/ジェラード、コウチーニョ、ヘンダーソン、ララナ、
ルーカス、エムレ・カン、ジョー・アレン、テイシェイラ、
フィリップス
FW/スタリッジ、リッキー・ランバート、ボリーニ、スソ、
スターリング、イベ、マルコヴィッチ
(青字は新加入、赤字は移籍・退団)
さて、そんななかで、イギリスメディア「BBC]は、リヴァプールが5人めの新しい選手の交渉をまとめる寸前と報じています。既にクラブ間合意は完了、ネックとなっていた7億円の希望年俸を4億円強まで下げ、こちらも決着といわれているのはQPRのストライカー、ロイク・レミー。昨季プレミアリーグで14ゴールを挙げたFWの移籍金が850万ポンド(約14億7000万円)なら、間違いなくリーズナブルです。レミーは昨季の終盤戦でエミレーツスタジアムに顔を出しており、アーセナル移籍が有力といわれていましたが、アレクシス・サンチェス獲得に成功したヴェンゲル監督が不要と判断し、交渉を打ち切ったのでしょう。スアレスのバルセロナ移籍で、穴を埋めるFW獲得が急務とされていたリヴァプールですが、もしかするとスタリッジ、リッキー・リー・ランバート、ロイク・レミーで最前線は店じまいなのかもしれません。
というのは、このところレッズの獲得候補として名前が挙がっているのが、レアル・ソシエダ所属のフランス代表グリーズマンや、スアレス移籍のあおりを受けてバルサ行きがなくなったとされているドルトムントMFマルコ・ロイスだからです。昨季はSASを並べて、2トップもしくは4-4-1-1に近いフォーメーションで戦っていたリヴァプールですが、ロジャース監督はストライカーではなく、得点力のある2列めの選手をスタリッジの後ろに置こうとしているのかもしれません。現状のメンバーでいえば、2列めの中央に入れるMFはヘンダーソン、コウチーニョ、マルコヴィッチですが、決定力があって中もサイドもやれそうなグリーズマンやマルコ・ロイスが加われば(ロイスはサイドが定位置かもしれませんが)、プレミアリーグでもチャンピオンズリーグでも充分戦える布陣になると思われます。
であれば、しつこいようですが、同じく2列めの候補として、資金捻出がままならずパリ・サンジェルマンが次の手を打てないでいるディ・マリアはどうでしょう。サイドアタッカーの色が濃いドイツやフランスのMFと比べると、こちらのほうがユーティリティーは高く、運動量と遠めからの強烈なシュートというグリーズマンやマルコ・ロイスにはない強みがあります。
いずれにしても、2014-15シーズンのリヴァプールの輪郭が、このところの移籍関連ニュースでくっきりと像を結んできたように思います。攻撃的MFに加えて、CB強化の候補に挙がっているデヤン・ロブレン、苦戦が報じられている左SBアルベルト・モレノが獲れれば、リヴァプールは納得の夏を終えて、プレミアリーグ優勝に向かって走るだけでしょう。また一段、プレミアリーグ開幕が楽しみになってきました。
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リバプールもチェルシーもシティもアーセナルも補強が的確ですね
移籍期間はまだまだ長いですがマンUは大丈夫なのでしょうか
最前線をスタリッジの一本立ちに期待するのはちょっと不安が残りますが、、、。ディマリア来てくれたら嬉しいんですが、ちょっと2列目ダブつきがみられませんか?若手のスソやイベにもチャンスをあげてほしいのですが、、、
二列目の得点力は、重要ですからね。多分、ロジャースもそこを狙っていると思います。去年もエリクセンを狙っていると報道がありながら、結局とらず、ムヒタリン、ウィリアンといい所まで交渉していたことを考えると、クリエータータイプよりも速い攻撃の中で得点できるタイプを欲しているのでしょう。コウチ、スターリングでさえまだ監督の望んでいる結果をだしていないと思います。ロイス、デイマリア、グリーズマンが度々噂になるのもそういった事情があるのかと思われます。
レミはレッズで、ガナーズはキャンベルですね。
シャフタール・ドネツクの選手はサッカーどころじゃないですね。いい選手が沢山いますから、絶好の草刈り場になるのでは?
ぷれみあふぁんさん>
マンチェスター・ユナイテッドは、やはりCLがないのが厳しいですね。オランダ人選手以外は、これといっていい話がありません。「フンメルス今週決着」も、飛ばし記事にみえてしまいます(涙)
オーヘンダーソンさん リバサポさん>
狙いはリバサポさんのおっしゃるとおりでしょう。CL出場でヘンダーソンやスターリングのフル出場は無理という前提に立てば、2列目はさほどだぶついていないのではないかと思います。アーセナル、チェルシー、マンチェスター・ユナイテッドと比べても、大物がもう1枚ほしいぐらいではないでしょうか。
londres nordさん>
確かに。ウクライナからは有望株が続々流出しそうです。