守備陣にワールドカップ参加選手を続々オファー!?主力6人を失ったサウサンプトンの逆襲に注目!
さて、当然ながら、これだけ主力を抜かれれば資金は潤沢です。新監督のロナルド・クーマン監督は、既に何人かの補強に着手。トウェンテからMFタディッチ、フェイエノールトの点取り屋グラツィアーノ・ペッレの獲得を決め、リッキー・リー・ランバートやララナ移籍で弱くなると懸念されていた得点力を担保。オズバルド離脱と同時に、インテルのアルジェリア代表MF、22歳の即戦力サフィル・タイデルの加入が発表され、シュナイデルランが出ていった場合も受け身が取れる体制となりました。さらにもう1人~2人、ストライカーとサイドアタッカーがほしいところではありますが、攻撃は何とか恰好がつくでしょう。
となると、次は守備陣の強化。ルーク・ショー、チャンバース、デヤン・ロブレンの穴は深刻です。繰り上げ当選の吉田麻也とフォンテのコンビだけでシーズンを乗り切れるほど、プレミアリーグは甘くないでしょう。こちらについても、クーマン監督は動き出していると伝えられており、イギリス国内にもダッチ・コネクションがあるのか、名前が挙がっているのはオランダ人中心。これがまた、なかなかの顔ぶれです。
デイリー・メールなどイギリスの複数メディアが指摘しているのは、セルティックのイングランド代表GKフレイザー・フォースターとCBファン・ダイク、アストン・ヴィラのオランダ代表レギュラーCB、ロン・フラール。いかがでしょう。彼らを全部獲れたら、かえって強くなりそうですよね?
201センチの長身GK、フレイザー・フォースターは、ワールドカップでイングランド代表に選ばれた実力派にも関わらず、プレミアリーグの出場経験がない珍しいキャリア。チャンピオンズリーグでセルティックに手を焼いたバルセロナのダニエウ・アウヴェスが、「ウチに連れてくるべき」と主張した選手で、評論家やイングランド人の間でも代表正GKのジョー・ハートより推す声もあります。同じセルティックでゴール前に立ちはだかるのは、22歳で元オランダU-21代表のヴィンヒル・ファン・ダイク。こちらも190センチと上背のあるCBで、オランダ人らしく足元が確かで、攻撃のビルドアップに絡み、前線へのロングパスやFKも蹴れる器用な選手です。
そしてもうひとり、ロン・フラールは、ワールドカップを熱心に観ていた方には説明は要らないでしょう。若いマルティンス・インディ、デフライ、ヤンマートらを統率し、ワールドカップ3位チームの最終ラインに落ち着きをもたらした29歳。マンチェスター・ユナイテッドやアーセナルも狙っていると報道されたことがあり、競合が本気で獲りにきたら勝つのは大変そうですが、デヤン・ロブレンの後釜として充分期待できる選手です。
今季からプレミアリーグで指揮を執るクーマン監督もキャラが立っており、プレミアリーグ上位に主力を抜かれたセインツにオランダ代表を筆頭に個性派の選手が集まると、今季もジャイアントキリングを期待してしまいます。ここから3週間は、セインツの話題がイギリスのタブロイド紙を何度も賑わせるはず。吉田麻也の評価や立ち位置も気になるので、特に後ろのポジションの移籍ニュースに目を光らせておこうと思います。
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ガナサポですがいつも楽しく見させて頂いてます(´・ω・`)
プレミアはリーグ全体が金満化して移籍が楽しいですよね
プレミアリーグ大好き!さん>
テレビ放映権料増額バブル、ですね。