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偏愛的プレミアリーグ見聞録

マンチェスター・ユナイテッドファンですが、アーセナル、チェルシー、トッテナム、リヴァプール、エヴァートンなどなど何でも見てしまう雑食系プレミアリーグファンです。プレミアリーグ観戦記、スタジアム、チーム情報からロンドンやリヴァプールのカルチャーまで、幅広く紹介しています。

移籍市場最終日速報!クアドラードのチェルシー移籍&シュールレのドイツ行きがついに決定!

 現地時間の2月2日は、プレミアリーグの2番目に長い1日、冬の移籍市場締め切り日であります。1番長い日である夏の移籍市場最終日ほどの喧騒とカオスはないものの、当地のメディアは朝から盛り上がっておりまして、この日ばかりは他の用事をそっちのけにして、BBCの「Transfer deadline day Live」にかじりついてしまいます。もちろん、プレミアリーグ開幕戦や優勝が決定するゲーム、同時刻開催の最終節も大きなイベントではあるのですが、試合が2時間で決着がつくのに対して、移籍市場のラストスパートは1日がかりの大騒ぎ。「アデバヨルはどうなるんだ?」「ザハはクリスタル・パレスに完全移籍となるのか?」「アーロン・レノンはストークと話が進んでいるが、五分五分のようだ」などと、事実とゴシップがないまぜになってサイトに見出しが躍っています。

マンチェスター・ユナイテッドのダレン・フレッチャーは、ウェストハム移籍が決定的と報道され、ファン・ハール監督が「彼は今、ウェストハムにいる。クラブを離れることになるだろう」と認めたにも関わらず、ウェストハムの意向が変わってレンタル移籍を要求したようで、週末、破談報道。にも関わらず、BBCのLIVEでは、「WBA移籍があるかもしれない」「レンタル移籍の方向で、ウェストハムが取引を復活させる可能性がある」などとやっています。BBCがタブロイド紙より信頼性が高いのは確かですが、イギリスの高級といわれるメディアは、日本の新聞のように事実を客観的に報道するだけではありません。

サイトに「DONE DEAL(取引成立)」の文字が出ると、いちいち反応してしまうのですが、おお、出ました、現地時間17時34分、「Andre Schurrle leaves Chelsea」!金額面でモウリーニョ監督が難色を示し、予断を許さないと伝えられていたアンドレ・シュールレのヴォルフスブルク行きが決まったようです。BBCによると、契約は4年半、移籍金は2200万ポンド(約38億7000万円)。これが決まれば、もうひとつの話はすぐに片がつくだろうと思いながら見ていると、18時37分、来ました、「Chelsea sign Juan Cuadrado」。こちらも4年半、クアドラードのチェルシー入団が決定です。2330万ポンド(約41億円)ですか。シュールレの値段と比較すると微妙ですが、守備面も含めればSBまでこなすクアドラードのほうが必要とモウリーニョ監督が判断したとすれば、コロンビア代表MFのチャレンジが始まる前に移籍金の多寡を云々するのはやめて、ピッチに目を向けたいと思います。

「FOUR HOURS TO GO」。移籍市場締め切りまで、4時間を切りました。「リヴァプールのリッキー・リー・ランバートがアストン・ヴィラに移籍するという確かな情報」などという話が出ています。今季プレミアリーグでわずか11ゴール、最近6試合ノーゴールのアストン・ヴィラにとっては、FWの補強は有力な改善策ですが、リヴァプールがわずか半年でランバートを見切るなどということはあるのでしょうか。まだまだ、何が起こるかわかりません。フレッチャーもランバートもわかりません。ありゃ、先ほど「ゲームを観て評価しましょう」と気分を切り替えたばかりなのに、BBCがさっそく「Is Cuadrado better than Schurrle?」とやってます。まずは、チェルシーが2つの大きなディールを着地させたことをお伝えして、この稿は締めさせていただきます。さらに大きなニュースがあれば、後ほど。(ファン・クアドラード 写真著作者/Danilo Borges)

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