やっぱりそうか…チェルシーのダヴィド・ルイス、パリ・サンジェルマン移籍でクラブ間合意!
今季のダヴィド・ルイスのプレミアリーグにおけるスタメン起用はわずか15試合。使われ方をみても、CBとしては失格といわれたようなもので、ランパード、マティッチ、ラミレスに続くセンターMFのローテーション要員というポジションでした。現役バリバリのブラジル代表であるダヴィド・ルイスにしてみれば、この状況がおもしろいはずがありません。モウリーニョ政権に変わった後、早い段階で、プレミアリーグで満足に使われないならよそにいきたいと考えていたでしょう。
私は、昔から「攻めすぎるCB」が大好きで、若き日のルート・フリット、マティアス・ザマー、ロナルド・クーマン、日本代表の闘莉王、数年前のヴェルマーレンなどの攻め上がりを見ていると、否応なくテンションが上がってきてしまうのです。ダヴィド・ルイスは、最近のプレミアリーグでは数少ない攻撃的なCBで、「自分が攻め上がったら、セントラルのみなさん、フォローよろしく」と前に出ていくシーンは何かが起こる期待感たっぷりだっただけに、彼の姿をプレミアリーグで観られなくなるのは寂しいですね。とはいえ、彼がいると後ろが空くリスクが高く、どこからどう見てもモウリーニョには気に入られないCBだったのも確か。モウリーニョはライバルクラブに塩を送るような移籍は好まないので(マタを出したときのマンチェスター・ユナイテッドはライバルに値しないと思われていたのでしょうね)、この移籍話は当然の帰結ではあります。
さて、今回の話で興味が湧くのは、出したチェルシーよりも獲ったほうです。FFPで年間人件費の赤字NGという縛りが入っているパリ・サンジェルマンは、誰を出すのでしょうか。そして、チアゴ・シウバ、アレックス、マルキーニョスが既にいるなかでダヴィド・ルイスをどう機能させるのでしょうか。アーセナルとリヴァプールのフロントは、この話を聞いて「メネス、パストレあたりが獲れるかも」と色めき立っているかもしれません。今季は、マンチェスター・シティとパリ・サンジェルマンが、移籍で大きな赤字を出せないので、何か話があったときに電卓を叩くのが楽しみのひとつになりそうです。「あと3日のうちに2000万ユーロ分、選手を売れるのか!?」などという状況になっていると、他人事ながらドキドキします。
ワールドカップ中は、出場していない国の選手が中心にはなりますが、6月に入ると移籍市場もいよいよ本格的に稼働し始めます。これから、どんなビッグディールが出てくるでしょうか。ダヴィド・ルイスは、移籍市場開幕にふさわしいビッグネーム。夏の訪れを知らせる素晴らしいゴングの音が欧州じゅうに鳴り響きました。いや、しかし、寂しいですね、やっぱり。
おもしろいと思っていただけた方は、お時間あれば、下のブログランキングバナーをクリックしていただけると大変うれしいです。所要時間は5秒です。何とぞよろしくお願いいたします!
自分はチェルシーファンですが本当に悲しいです。
移籍してきたシーズンのマンチェスター勢との試合で1得点ずつしてそこで完全に自分の心は掴まれましたね
本当にルイスの闘志むき出しプレイスタイルが好きだったしなによりあのキャラクターが大好きでした、ただそれだけにこの移籍は本当に悲しいです…
モウリーニョはマタとルイスというチェルシーのアイドル二人を放出してまで自分色に染めてるんですから来季は絶対PLかCLとってもらわないと納得できませんね
長文失礼しました
acoleさん>
お気持ち、わかるような気がします。サポーターにとって、明るくて気迫が伝わってくる選手は大事ですよね。モウリーニョサッカーが、「勝つけどつまらない」方面にまた少し、寄ってしまった感覚もあります。
更新お疲れさまです
ルイス移籍はあるだろうなと分かってても実現するとなると寂しいですね(^^;
ファンから愛されてたマタ、ルイスを売れるのはチェルシーでモウリーニョだけでしょう
寂しいですがこのお金を使ってタイトルを獲れる強いチームを作る事を願います
チェルシーさん>
そうなんです。寂しいんですよね。今後くる選手が、明るくて愛すべき選手だといいですね。