フィルミーノ、ナサニエル・クライン…リヴァプールに勝てないマン・ユナイテッド、残念です！
イギリス紙「リヴァプール・エコー」の記者は地元クラブの移籍報道で大忙しですね。 しかしこの喧騒も、7月の声を聞けばおさまるでしょう。プレミアリーグ4位以内奪回をめざすロジャース監督のチームが補強に動いているポジションは、残り3つ。そのうち2つにポジティブなニュースがあり、残るひとつはもの別れに終わる可能性大という状況です。
グレン・ジョンソンの後釜は、以前から噂になっていた24歳のイングランド代表SBナサニエル・クラインで決まりそうです。「リヴァプール・エコー」は、以前の1000万ポンド（約19億5000万円）には首を縦に振らなかったセインツが、今回の1250万ポンド（約24億3000万円）で合意したと伝えています。契約期間は5年、メディカルチェックは来週とまで出ている話が、先祖返りする可能性はほとんどないでしょう。
2014-15シーズンのプレミアリーグでは35試合2ゴール。以前は、大事なシーンでいるべき場所に戻ってこないと攻めっ気の強さを懸念されていたナサニエル・クラインですが、クーマン監督の下でバランス感覚は向上し、昨季のセインツの堅守を支える存在になっていました。トータル6人め、ミルナー、ダニー・イングスに続く3人めのホームグロウン選手の獲得は、他クラブからするとうらやましい限りです。獲得の噂があったマンチェスター・ユナイテッドサポーターとしては、フィルミーノを獲られたばかりということもあり、そこはかとない敗北感に心を震わせる夏の明け方なのであります。
そしてまた、ずっと懸案だったストライカーのほうも決まりそうな空気が漂ってきました。つい1週間前の「コリエレ・デロ・スポルト」は、リーガ・エスパニョーラで37試合20ゴールとブレイクしたセビージャのエース、カルロス・バッカがローマ入団に近づいていると報じていました。何となく「決まるのね」と思いつつ、2150万ポンド（約41億8000万円）のバイアウト条項がある選手の値段を下げたいといっているローマに「ぐずぐずしてて大丈夫？」という懸念もあったのですが、リヴァプールは男らしく「満額払う」と宣言し、交渉が進んでいるようです。
ああ、ここでもぶつかっているといわれてますね、マンチェスター・ユナイテッドVSリヴァプール。先日、フィルミーノ獲得のためにチリに出向いていると報じられたリヴァプールのCEOイアン・アイルさんは、返す刀でコロンビア代表の一員として当地で戦っているバッカとも接触したかもしれません。ローマか、レッズか、マンチェスター・ユナイテッドか。ファン・ハール監督とウッドワードCEOがどこまで本気なのかもわからず、三つ巴の争いの趨勢は明らかになっておりません。とはいえ、たとえ万力込めて獲りにいったとしても、ゴルゴ13もびっくりの遠距離射撃を次々と決めている今のレッズに、まったく勝てる気がいたしません。「最近、負けてバッカ」とダジャレのひとつもかまして、睡眠不足にだけは気をつけようと早く床に就く習慣を身につけるぐらいしか、今の私にできることはありません。
ここまで決められれば、リヴァプールの残るパーツはコヴァチッチ（あるいはイジャラメンディ？）ぐらいですが、バロテッリやボリーニを気持ちいい価格で売却できることが確定しなければ、金額が折り合っていないインテルとの話は進まないとみます。満を持してスターリングを5000万ポンドで売って、バッカを迎え入れて、さらに不要となった数人を放出したら、以上終了！おつかれ！となるのではないでしょうか。いいっすよね？フィルミーノ獲ったし、コヴァチッチは来なくても。ロジャース監督がチームづくりを間違えなければ、レッズは確実に強くなると思います。昨季プレミアリーグの勝ち点と、ここまでの補強の状況を重ね合わせると、来季のマンチェスターダービーはプレミアリーグ4位を争う修羅場と化すのではないかと戦々恐々です。それにしても、ホント、獲られてバッカ。
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“フィルミーノ、ナサニエル・クライン…リヴァプールに勝てないマン・ユナイテッド、残念です！” への9件のフィードバック
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更新ご苦労様です。
バッカが獲得出来れば、補強はほぼ満点に近いところかと思ってますコヴァチッチは難しそうな気配がしてますので、余剰整理がついて資金があればでしょうか、、、。
昨年も補強だけは人一倍頑張り開幕前は評価いただいてましたが、結果は周知の通り。
ロジャーズのチーム作りとプレシーズンの過ごし方が非常に大事です。
まだ諸手をあげて期待できないところであります。
更新お疲れ様です。
クラインは本当に良い補強となるのでしょうか。けっこう疑問です。
ロブレン、チェンバース、ルークショウなどの去年サウサンプトンからビッククラブへ移籍した選手たちは期待ほど活躍できていないと感じます。ワールドカップの疲労や、彼らの若さもその理由だと思いますが、そもそも彼らはサウサンプトンの組織の中で活躍できた選手であって、個人の力量のみでビッグクラブのレギュラーに定着できる力はまだ持っていないと思うのです。リヴァプールはプレミアで二番目に好きなクラブなのでもちろん上手くいってほしいんですが…、正直不安です。
後、リバプールは右サイドバックのみではなく、左サイドバックとCBも補強したほうがよいのではと。特に今年はモレノは守備の穴になることも多かったので。とはいえ、まだまだ若く、将来が楽しみな選手も多いので、うまく補強と育成のバランスを取れればそれでいいのだと思います。
正直おじさん臭くてつまらなすぎる内容の記事だと思う
Mackiさん＞
おっしゃるとおり、ロジャース監督が早期にチームを固められるかどうかが重要ですね。昨季は、試行錯誤の期間が長すぎたので。
熊サポさん＞
既にリヨンでプレイしていたデヤン・ロブレン、出た試合は光るところもあったものの7回も負傷に遭ってリズムに乗れなかったルーク・ショー、セインツでもフルシーズンレギュラーではなくまだ出始めだったチャンバースと、セインツからの移籍組は事情はそれぞれだったと思います。デヤン・ロブレン、ルーク・ショー、ララナはレギュラーに定着するポテンシャル自体はあったと思いますが、リヴァプールに加入した選手たちは、シーズン途中で3バックを見出すまでチームを固められなかったロジャース監督の出遅れに巻き込まれた感があります。既に代表でもプレイしているナサニエル・クラインは、熊サポさんがおっしゃる懸念も完全には否定できないものの、期待していいのではないでしょうか。
PPEさん＞
すみません、実際若くはありませんので。読んでいただいてありがとうございます。
私は毎朝起きたら、まずTwitterで移籍情報をチェックし、次にこのブログをみています。
毎日の更新は大変だと思いますが、本当に楽しませていただいています。
ここで書くことでは無いかもしれませんが、日々の更新を楽しみにしている読者もいるということを、ついお伝えしたくて…
そんなこと、管理人さんなら勿論ご存知だとは思いますが笑
いきなり記事とは関係ないことを書き込み、失礼致しました。
いつも大変楽しく読まさせてもらってるグーナーです。
今年は動のリバポ、静のアーセナル、振り回されてるマンUってな感じですね？
でも、なんだかんだ言ってマンUも取るとこはしっかり取りそう（シュナイデルラン）。トッテナムとリバポはチームがガラリと変わりそうで正直読めないなぁ。
でも、ガラリと変えるなら早く動いてメンバー決めちゃったほうがいいですもんね。
正直、デ・ヘア… 長引きそうじゃありません？
—–
更新お疲れ様です。
いつも、楽しく読ませて頂いており楽しみにさせて頂いております。
今回、初めてコメント書かせて頂きます。管理人様はライバルチームのファンでいらっしゃいますが、いつも中立的な意見と見方が素晴らしいと思います！
レッズファンとしては、今年の補強は本当に早くチーム作りが早めに出来そうでとても期待しています。
これからも、更新大変だと思いますが楽しみにさせて頂きます！
良い選手取ってバッカの移籍市場でありますように(笑)
マンUはリバプールと違って数よりも質でワールドクラスの選手をとってくるのではないかと根拠もなく予想しています
更新いつも楽しみにしていますが、寝不足などに注意してサッカーだけでなくお体の方にも十分気をつけて無理しないでください。
おにちゃんこさん＞
ありがとうございます。そういっていただけると書いた甲斐もあります。精進いたしますので、これからもよろしくお願いいたします。
グーニーさん＞
そうですね。アーセナルも、チェフ獲得以降、追い込んでくると思います。デ・ヘアについては、時間がかかるかもしれませんね。「せめて長引かせて！」ぐらいに思ってますが…。
SG8さん＞
ありがとうございます！今後ともよろしくお願いいたします。
アスピ(ryさん＞
お気遣いありがとうございます。数より質…ここまでデパイしか決定がありませんが、そうあってほしいですね。
おにちゃんこさん＞
ありがとうございます。そういっていただけると書いた甲斐もあります。精進いたしますので、これからもよろしくお願いいたします。
グーニーさん＞
そうですね。アーセナルも、チェフ獲得以降、追い込んでくると思います。デ・ヘアについては、時間がかかるかもしれませんね。「せめて長引かせて！」ぐらいに思ってますが…。
SG8さん＞
ありがとうございます！今後ともよろしくお願いいたします。
アスピ(ryさん＞
お気遣いありがとうございます。数より質…ここまでデパイしか決定がありませんが、そうあってほしいですね。