実現したらおもしろい!「イブラヒモヴィッチがチェルシーへ」という噂
アブラモヴィッチがイブラヒモヴィッチを…と、文字面がややこしいこの話は、スウェーデン代表のストライカーが夏にパリとの契約が満了になることに端を発しています。代理人のミーノ・ライオラ氏は、狙っているクラブは30以上あるとしながら、「イブラのようなトッププレイヤーを獲得できるチームはわずかだ。愛情だけでは足りないからね。ただし、最終的に決めるのは選手だ」とコメント。ご本人が「プレミアリーグに挑戦するには、遅すぎる」と語っていようとも、資金も熱意も備えたクラブが登場すれば、検討の俎上に載ると認めています。「ESPN」は、チェルシーが好条件のサラリーを提示しており、他クラブをリードしていると伝えています。イブラヒモヴィッチには、条件さえよければ愛するミランに戻ってキャリアを締めくくりたいという意向があるようですが、ライオラ氏は「セリエA復帰は難しい」といっており、いろいろ消していくと結局プレミアリーグ、という着地になる可能性も充分あるでしょう。
一方のチェルシーは、モウリーニョ監督が3年前に復帰して以来、エトー、ドログバ、ファルカオと、経験豊富な一線級(と思われる)ストライカーを必ず前線に置いています。34歳のストライカーなら、プレミアリーグ基準でいえばさほどお金をかけずに獲得できそうで、60000席に拡大となる「スタンフォード・ブリッジおしゃれ化計画」を抱えたクラブが、これは狙い目と動いてもおかしくありません。どう見てもずいぶん先の話で、冬には何も起こらないと思いながらも私がこの記事につまずいたのは、「観たいな…プレミアリーグのイブラヒモヴィッチ」「チェルシーならおもしろだろうな」と、つまりはロマンです。
多少無理めのボールでも、預けておけば自分で何とかしてくれて、周囲も使えるストライカーの脇にアザールとペドロ、ウィリアン…と想像すると、魅力的に映ります。大物来たるとなれば、ジエゴ・コスタのご機嫌をとるのが難しくなりそうですが、ネガティブなイメージが定着してしまったスペイン人ストライカーにはこだわらなくてもいいのではないでしょうか。ベラヒーノやモラタのような、縦に速いストライカーを獲得してイブラヒモヴィッチ、ロイク・レミーと3枚揃えておけば、オプションが増え、おもしろいチームになるのではないかと思います。今季のリーグアンで10戦10発の選手が、半年で急激に衰えることはないでしょう。ローマのトッティ先生のように、超絶な身体能力を活かして、30代後半になってからもうひと花咲かせる可能性のほうに賭けたくなる選手です。
何しろ「イブラヒモヴィッチwithモウリーニョ」は絵になりそうです。「晩年を迎えたワールドクラスのストライカーと、世界有数のマネージャーがタッグを組んでビッグイヤー獲得に向かう」…映画のような粋なストーリーではありませんか。先日、モウリーニョさんが、テンションが上がったジエゴ・コスタをキスとハグでなだめて理解しあえたという話をしていましたが、相手がズラタンでは背伸びしても届かなそうですね。1ヵ月早い初夢のような話で、特段のオチもなく恐縮ですが、以上です。
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この時期のゴシップは作文とわかっていながら、ついつい踊りたくなるものですね。
アーセナルにイスコは夏にやっておきたかった、あるいは来夏にやりたいオペレーションだと思います。イスコはカソルラ、エジル、サンチェスの3人の役割をすべてできうる選手だと思います。シーズンを通して、美しいサッカーを継続したいのであれば、バスケでいくところの6人目のような選手が欲しいなと思います。まあ、妄想なんですけどね!
更新お疲れ様です
…ない、とは思いますが『興味深い』のは間違いないですよねホントに笑
プレミアのイブラ、モウリーニョとの再会…妄想でしばらく楽しめそうです笑
新参さん>
レアル・マドリードが新しい選手獲得に走れば、イスコは浮くかもしれませんね。おっしゃるとおり、ときどき踊りたくなる話があります。
Mさん>
そうなんです。妄想なんですけどね(笑)