メディカルチェック完了と報道。バーゼルのMFモハメド・エルネニーは、アーセナル向き!
カソルラとコクランが春になるまで戻ってこられず、ウィルシャーの復帰も2月下旬にずれ込んだガナーズとしては、セントラルMFの補強は喫緊の課題でした。23歳のエジプト人MFは、早期にグーナーを喜ばせてくれるのではないかと思います。今季のバーゼルで公式戦28試合出場、6ゴール2アシスト。コクランよりも攻撃力があり、ラムジーより遠めからのシュートは正確。ダイレクトパスを駆使した中央突破と、サイドへのロングフィードが得意な選手で、プレイスタイルはいかにもアーセナル向きです。バーゼルからプレミアリーグに参入した選手といえば、チェルシーに入団した「エジプティアン・メッシ」、モハメド・サラーを思い出しますが、モウリーニョ監督になかなか使ってもらえなかった同い年のアタッカーと違い、エルネニーはすぐにでも重用されるのではないでしょうか。
エルネニーについて聞かれたヴェンゲル監督は、「君たちの方がよく知っているんじゃないか?残念だが、今は何も発表できない。何も決まってないからね」とかわしておりましたが、このコメントは含みのある言葉なのだと思われます。ガナーズが早い動きをみせたのは、労働許可証の問題をクリアする必要があるからでしょう。イングランドにおいては、昨年5月よりEU外の選手に対する審査基準が厳しくなっており、FIFAランキング50位以内に入っていない国の選手は、特例としてしか認めないとされています。2015年12月のエジプトは57位でアウト。こうなると、エルネニーが「英国の成長に寄与する人材か」が問われるというのが建前です。ヴェンゲル監督は、以前に代表経験が少なく条件をクリアしていなかった宮市亮やガブリエウ・パウリスタの特例許可に成功しており、今回もいけると踏んでいるはずですが、審査の長期化を懸念して早く話をまとめたのでしょう。プレミアリーグファンとしては、労働許可証が無事に発行され、素晴らしいセントラルMFのプレイを愉しめるようになるのを祈るばかりです。
昨季のシェルストレームこそ空振りに終わったものの、アーセナルの冬の移籍市場には、ガブリエウ、モンレアル、アルシャヴィン、ジョエル・キャンベルなどの獲得事例があり、悪くはありません。大物のセントラルMFが市場に出るとは考えにくいなか、チャンピオンズリーグに出られるエルネニーを、1000万ポンドに満たないお値段で獲れるなら御の字でしょう。正式決定まではもう少し時間が必要となりそうです。続報に期待しましょう。
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アーセナルに関してはエルネニー以外でできればもう一人中盤がほしいですね、アンカータイプの守備を整えられる選手が
コクランがいないせいでフラミニが出ずっぱりで今も軽い怪我をしているみたいなので
とりあえずエルネニーでセントラルの穴埋めができそうで良かったです。
気になるのは補強禁止処分の裁定が下る可能性があるという話です。
もし、そうなるのであれば、ドビュッシー移籍時の後釜、エジル&カソルラのバックアップに加え、夏にやる補強を前倒しにする可能性があるので、アーセナルは本当に大忙しな1月になると思います。
自分としては、世界的に無名な逸材を獲得して育てあげる以前の補強戦略が非常に好きなので、大物が出回らない冬の移籍市場は楽しみです。
噂になっていたクリホビアクの約四分の一の値段で良い買い物ができそうですね。カソルラ、コクラン、ウィルシャーが戻ったときどう回すかも気になります(どうせまた誰かケガするでしょ、という懸念は置いときます(笑))。
アーセナルは夏お金使ってないですからね
優勝の可能性もかなりありますし
これは投資する価値がありますね
シティはイスコの噂がありますが来ないでしょう
大砂嵐ファンさん>
2人獲るとダブつきそうなので、エルネニー+ラムジー、ときどきフラミニ&チャンバースでもいいかもしれません。守備力も頼りになるのではないでしょうか。
新参さん>
ドビュッシー、出るんですかね。今季の出来ではどこにいっても厳しそうなので、焦って出ないほうが…と心配しています。
queenさん>
レギュラー争いがすごいことになりそうですね。全員揃えば、3つのタイトルを全部獲りにいけそうですが。
シティさぽさん>
首位にいる今季、ここが勝負どころと踏んでいるのでしょう。マン・シティは、前の選手よりも後ろを獲ったほうがいいのではないかと思います。