ヴァーディ、マフレズ、ムヒタリアン…改革の夏、アーセナルはどこまで動く!?
アーセナルのCEO、イヴァン・ガジディス氏は、ヴェンゲル監督が要求すれば惜しみなく資金を投入すると語っています。1月にプレミアリーグの首位に立ちながら、レスターに追いすがることもできなかったクラブは、来季を「改革のとき」「勝負のシーズン」と位置付けているのではないでしょうか。11年ぶりにプレミアリーグ2位でフィニッシュしてもサポーターに喜ばれなかったクラブは「大山鳴動してチェフひとり」だった昨季が嘘のような活発な動きを見せており、既にグラニト・ジャカという大型セントラルMFを獲得。「高額な移籍金やサラリーを嫌がる」キャラが立っているだけに、新聞を売るためのゴシップの材料に選ばれやすいクラブではあるものの、ジェイミー・ヴァーディ、マフレズ、ムヒタリアンと次々と挙がっている名前には、例年の「関心があるらしい」という記事とは違って、改革への意志がこもっているように感じられます。
彼ら、あるいはそれに代わる数人を迎えるとすれば、ウォルコットはウェストハムに売却され、ラムジーは「負傷者続出時の手当要員」となるかもしれません。プレミアリーグでシーズン3ゴール以上を1度も決めたことがないチェンバレンは、ブンデスリーガで11ゴール20アシストのムヒタリアンが来ようものなら、噂になっているマンチェスター・シティの話をじっくり聞いたほうがいいでしょう。ただでさえエジル、カソルラ、アレクシス・サンチェスがおり、マフレズがレギュラーポジションをつかめるかどうかわからないチームでは、ジョエル・キャンベルの出番はさらに減ってしまいそうです。3人全員の獲得はないにしても、何もなく夏が過ぎるとも思えません。ユーロとコパ・アメリカが開催され、新チームの準備期間が短いこのオフは、昨季プレミアリーグ開幕戦でウェストハムに敗れたようなスタートにしないためにも、先手先手で動くのではないでしょうか。ジャカ獲得は、アグレッシブな姿勢の象徴なのではないかと思います。
さて、いちばん早く白黒がつくといわれていたジェイミー・ヴァーディですが、タブロイド紙の「6日には決まる」という報道は空振りに終わりました。レスターサポーターがヴァーディの奥さんのツィッターを炎上させ、クラブOBのガリー・リネカーが「永遠の敗者にいくな」とケンカモードにスイッチを入れると、アーセナルのレジェンドであるキーオンは「アーセナルを強くする選手だ。中央のエリアに欠けているものがあるなかで、バリエーションをもたらす」と獲得を支持。プレミアリーグ挙げての大騒ぎとなっていますが、イングランド代表FWがどちらに傾くかは、「レスターが、アーセナルがオファーしたといわれる複数年契約と年額10億円レベルのサラリーを出すかどうか」「本人が、トップクラブでエジルやアレクシス・サンチェスとプレイしたいと考えるか」が大きいのではないでしょうか。
4年総額で25億円が37億円に増えるぐらいなら、テレビ放映権料とチャンピオンズリーグ出場でキャッシュが流れ込んでくるレスターにとって大きな問題ではありません。同等の条件で引き留めが入ったとすれば、「来季はプレミアリーグ10位が目標」のクラブと、タイトル獲得必須で補強を進めているクラブの二択です。王者の地元紙「レスター・マーキュリー」は、「クラブとの良好な関係をベースに引き留めが成功して残留」と主張していますが、トップクラブ挑戦はラストチャンスになる可能性があるヴァーディは、絶好の機会を逃さないのではないかとみます。昨季プレミアリーグを68ゴールで優勝したレスターは、ヴァーディとマフレズの41ゴール分を一気に抜かれれば、さすがにリカバーを厳しそうです。13ゴールだったワトフォードのトロイ・ディーニーを狙っていると伝えられていますが、いい選手ながら既に28歳。同僚のイガロほどの強引さがないプレイスタイルを見る限りでは、シーズン20発は厳しいのではないでしょうか。
ヴァーディはもはやご本人次第で、レスター残留ならアーセナルはモラタなど次の候補にスライド。4000万ポンド(約63億円)と高額なマフレズは、「ザ・サン」らの勇み足の香りも漂い、チェルシーやバルサなど他クラブと競合するならリタイア。残り1年となったドルトムントとの契約の延長を拒否したと伝えられるムヒタリアンは、移籍金2400万ポンド(約38億円)ならお買い得ではあるものの、ユヴェントスなどよそが来てセリが始まれば、いつものようにあっさり降りてしまうとみておりますが、いかがでしょうか。改革の夏、この先2ヵ月は現地メディアがアーセナルネタを欠かすことはなさそうです。
おもしろいと思っていただけた方は、お時間あれば、下のブログランキングバナーをクリックしていただけると大変うれしいです。所要時間は5秒です。何とぞよろしくお願いいたします!
この夏は、陣容を刷新しないと、強くなるライバル達に勝てないでしょう。ヴァーディー+ムヒタリアン+CB一人を取ってくれば感無量です。
サンチェス、ヴァーディー、ムヒタリアン、エジル、カソルラ、ジャカ、モンレアル、コシールニー、新CB、ペジェリン、チェフと揃って、レギュラー格にジルー、ラムジー、ウィルシャー、コクラン、エルネニー、ジェンキンソン、ギブスと控えていれば言うことありません。 ウォルコットやチェンバレンが外れると前が手薄なので、ベンゲルさんバーゼルのエンボロあたりもバックアップにいかがでしょう。
外れる選手が誰になるかも怖いのですが、この時期は噂に一喜一憂しながら楽しみます。
ヴァーディ獲得目前って言われてますが、モラタより優先度下げてくるとは驚きです。
ユーヴェ残留がなければ他のプレミアのチームに行きそうな気もします。
確かに今期爆発したヴァーディですが、1シーズンだけの可能性もあるし、若くもないし、ジルーやウェルベック差し置いてファーストチョイス確定という訳でもないでしょうし、なんとなく「あれ?アーセナル、ヴァーディなの?」って感じが自分にはありますね。
昨期とかはベンゼマやイグアインとかの名前が頻繁に挙がってたので、それと比べるとという事ですが。
マフレズも狙ってるから「アーセナルがレスター化?!」ってゴルコムのタイトルになってましたが、2人くらいで騒ぐならレッズはもう完全セインツ化って言われちゃいますy。
それと、ウォルコット売るならウエストハムじゃなくてぜひレッズに!
最近のウエストハム強いし、困ります!
ウェストハム会長がウォルコットとチェンバレンには興味が無いとはっきりと言ったので、ご心配なさらず。
ウェストハムもACミランとクラブ間でのバッカ移籍合意、トルコのトレは12日以内に発表と、さらに、フェグーリを会長がお気に入りの1人で全力で取りにいくそうです。
ウォルコット、チェンバレン以上の選手が来そうで楽しみです。
来期のプレミアは今季以上に激戦になりそうですね
バーディの交渉とは異なりガナーズファンにとっては本当か??、と疑ってしまいますね。マフレズ、ムヒタリアン共に魅力的な人材ではありますが、適正価格に拘るボスのことなので、仰るように競合になって価格競争になれば諦めて手を引く案件かと思います。
それより気になるのは6月末のイギリス選挙です。これでイギリスがまさかのEU離脱となってポンドの大幅下落が起こったら移籍交渉に影響が出ないか心配です。先が読めず何が起こるかわからないので早めに移籍交渉完了でチーム編成固めて欲しいですね!自分はとにかく一番欲しいストライカー ヴァーデイー本人の決断を待ちたいと思います!
ヴァーディーについてですが、プレミアからプレミアに移籍して活躍したストライカーが少ないことが気になります。
ベンテケ、ボニー、レミー、ランバート、キャロル、オースティン、フレッチャーなど。
成功しているのはビッククラブからビッククラブに移籍した
スターリング、スターリッジ、ファン・ペルシーくらいな気がします。
ウェストハム会長がウォルコットとチェンバレンには興味が無いとはっきりと言ったので、ご心配なさらず。
ウェストハムもACミランとクラブ間でのバッカ移籍合意、トルコのトレは12日以内に発表と、さらに、フェグーリを会長がお気に入りの1人で全力で取りにいくそうです。
ウォルコット、チェンバレン以上の選手が来そうで楽しみです。
来期のプレミアは今季以上に激戦になりそうですね
アーセナルはカンテ&マフレズに行くかとは言われていましたが
それよりバーディやR・ロドリゲスが大きく取り上げられて驚いています
バーディは自身最後の売り時&CLに出続けたいと思っているのなら来てくれるかもですが
ここ数日アーセナルの悪口ばかり言われていて、言われ損は悔しいので
金目当てに日本に来た自身クラブをリーグ優勝させたことの無いおめーも敗北者だろなあの人を
ギャフンと言わせて欲しいです(笑)
アタッカーの噂ばかりですね。これじゃキャンベルも、ヴェラみたいにろくに使われないまま移籍しそうです。
CFとCMFとCBが優先順位の上ですの、ジャカとCF、そしてCB。バイエルンのベナティアの噂はどうなったでしょう。
ペナッティアはユベントスで決まりだよ。
二列目は左のサンチェスと真ん中のエジルがほぼ固定なので、右は流動性を持たせるために補強なし(または若手)でもいいと思うんですけどね。
ヴァ―ディーが来るとしたら、ベジェリンをとどめることと、センターバックの補強と、放出で高く売ることの方が気になります。いずれにせよ、ヴァ―ディーは早く決まって欲しいですが。
だしまるさん>
並べてみると、すごいメンバーですね。ウォルコット、チェンバレン、ギブスが外れてシソコ加入という線はあるかもしれませんが、イングランド人選手は一定残したいでしょうね。
ご さん>
ゴールを量産できる選手という観点では、私はモラタは微妙だなと思っておりました。必要なのは、イグアインのような選手なのだと思います。ウォルコットをハマーズは、同じ理由で私も反対です(笑)
おハムさん>
ウォルコットに興味がないぐらいいい選手を獲るのであれば、ウォルコットにしてください(笑)。来季も、ハマーズに大事なところでやられると思うと…。
ヤンガナ大好き!さん>
マフレズは上がったら引いてもいいと思いますが、ムヒタリアンは何が何でも…で獲りにいってもいいのではないでしょうか。現在のイグアインを見ると、ムヒタリアンも「あのとき獲っておけば」と後悔するハイレベルだと思います。
ふーむさん>
テベス、ベルバトフ、デフォーも成功のほうにいれていいのでは?24ゴールを挙げたヴァーディを、一発屋とみるか遅咲きの本物とみるか、ですね。
—–
ゆうまさん>
熱狂的なレスターファンなのでしょうから、「ご批判や悪態は、パンツでテレビ出てからでは?」とやんわりツッコミ入れて許してあげましょうか(笑)
ジウベルトさん あ さん>
ベナティアはなさそうですね。私も、後ろの補強が気になっています。
queenさん>
ムヒタリアンが来たら、ラムジー、イオビ、ジョエル・キャンベル、チェンバレン、ウォルコットのいずれかが「出番が激減する選手」になりそうです。ストライカーはいいとして、中盤は「売り方」も重要ですね。