プレミアリーグの熱き週末!イブラヒモヴィッチ、ノリート、タウンゼントの移籍が続々決定!
「決断は簡単だった。難しかったのは、実現させることだ。メイウェザーVSパッキャオのようだね。絶対に実現しないといわれた試合だったけれど、成立した。僕のチーム、ユナイテッド、ジョゼ・モウリーニョ監督にお礼をいいたい。彼らが移籍を実現させてくれた」
「モウリーニョ監督との間には素晴らしい思い出がある。ひとつだけあった心残りは、たった1シーズンしか一緒に仕事ができなかったことだ。僕たちはともに戦い、勝利を味わった。彼からは多くを学んだ。彼についてはポジティブな言葉しか出てこないね。彼は勝者で、僕も勝者だ。僕たちは自分たちが求めているものを理解している。それは勝利だ。どこに行っても僕たちは勝つ。今回も勝つ」
「(サポーターへメッセージをといわれて)今シーズンはエキサイティングになるし、凄いことが起こるよ。チームを応援し続けてくれれば、結果で恩返しする。最低でもひとつはトロフィーを届けたい」(ズラタン・イブラヒモヴィッチ)
のっけから、ズラタン節炸裂です。インタビュー映像を見て、彼の勝利へのこだわりの強さがラシュフォードやマルシアルに植え付けられれば、それだけでも獲得した価値があるのではないかと思いました。ファン・ハール監督が守備を整備し、有望な若手を残してくれたチームに、速くシンプルな攻撃と大事な試合を勝ちきるメンタルの強さが加われば、サー・アレックス・ファーガソン引退後のプレミアリーグ初優勝も夢ではないでしょう。
ライバルのマンチェスター・ユナイテッドに負けじと、スペイン代表のアタッカー、ノリートがマンチェスター・シティ移籍決定です。こちらの日本語版公式サイトも、「×年契約」の数字を入れ忘れてUP。クラブのビッグネーム獲得攻勢がスピーディ過ぎて、マンチェスター勢のサイトはフィニッシュが甘くなっているようです。ご本人のコメントは英語版のほうのみで紹介されていたので、そちらをチェックしてみると、5年前にバルセロナでともに戦った指揮官へのロイヤリティが、今回の移籍を決断する大きな理由だったようです。
「マネージャーに求められるすべてのことをやり遂げたい。自分の絶対的なベストに挑み、できる限りのことをする。さまざまなクラブで過ごした自分のキャリアを通じて見せてきたスタイルを、ここでも再現することができると思う」
「ペップ・グアルディオラは世界最高のマネージャーのひとりだと思っている。彼はゲームについて数多くのことをわかっており、私がプレイヤーとして進化するのを手助けしてくれる。彼が私を最大限活かしてくれると確信している」(ノリート)
イルカイ・ギュンドアンに次ぐペップ2人めの補強について、「スカイ・スポーツ」「デイリー・ミラー」「インデペンデント」が異口同音に4年契約で1380万ポンド(約18億9000万円)と報道。セルタ・デ・ヴィーゴで109試合39ゴールという数字を残したスペイン代表FWのお値段としては、まずまずお手頃なのではないかと思います。初めてのプレミアリーグではあるものの、ヘスス・ナバス、ダヴィド・シルヴァ、アグエロなどスペイン語で話せる選手が多いクラブは、なじみやすいでしょう。背番号は「9」に決まったようですが、変幻自在なペップフォーメーションのなかでは決して最前線固定ではなく、左ウィング、アグエロの脇、セカンドストライカーとさまざまな役割を担うのではないでしょうか。リーガ・エスパニョーラで3季連続10ゴール以上の即戦力は、ペップの下でどんなプレイを見せてくれるでしょうか。
さらにマンチェスター・シティは、新戦力を獲得しています。シティグループ内の人事異動といった趣がある3人めの補強は、メルボルン・シティのMFアーロン・ムーイ。ボルトンでプロデビューを果たしたオーストラリアのコントロールタワーは、スコティッシュ・プレミアリーグのセント・ミレンで2シーズンを過ごした後、帰国。2014年からメルボルンでプレイしており、25歳の今、Aリーグで最高のテクニシャンとまで評価されている選手です。ワールドクラス揃いのマンチェスター・シティに居場所を作れるのか、やや不安ではありますが、トップチームの一員に名を連ねるようなら、その技術に注目したいと思います。
と、ここまでで本稿をUPしようとしていたのですが、ニューカッスルのタウンゼントがクリスタル・パレスに1300万ポンド(約17億7000万円)で移籍決定、1対1のトレードのような形でドワイト・ゲイルが逆コースでニューカッスル行きとなりました。こちらの移籍金は1000万ポンド(約13億6000万円)。クリスタル・パレスにとっては構想外の選手を放出しつつ、タウンゼントを4億円程度で獲得できたことになり、願ったりかなったりでしょう。パーデュー監督のクラブは、同時にマルセイユのGKマンダンダを150万ポンド(約2億円)で獲得したと発表。GKといえば、クーマン監督がセインツ時代にゴールマウスをまかせていたステケレンブルクを、エヴァートンに呼び寄せたようです。金曜日だけで各国代表選手が6人も動いたプレミアリーグのトランスファーマーケットは、7月に入ってますますヒートアップするはずです。(ズラタン・イブラヒモヴィッチ 写真著作者/Doha Stadium Plus Qatar)
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たった一言言わせてください。
「やっぱりアーセナルからニュースが届かない!!!!」
(浅野選手を軽くみているとかではありません。現状、武者修行コースの報道があるので戦力として加算していないからです)
いやぁ…新シーズンのユナイテッドは怖いですね。
ズラタンとジョゼ。この名前だけで優勝の予感しかしないです…。
もうひとつのマンチェスターも勝者揃い。なにより監督が優勝以外想像が難しい方ですし…
レッズの優勝は当分先になるのでしょうか…。笑
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もはやCL出場権すらどこが来るかわかりませんね。マンUはズルズル落ちるかと思いきやジョゼとズラタンのセットにムヒタリアンですか…
完全にプレミア戦国時代です(笑)
ひろとさん>
ガナーズは動きが見えないですね…。カンテは本気なのでしょうか。
サージェントペパーズさん>
ここまでで打ち止めとなっても、相当戦えそうです。マン・シティもこれからさらに動くでしょうね。
ガナユさん>
いや、ホントです。クリスタル・パレスのタウンゼント+ベンテケも恐怖です。