バチュアイ、ナンパリス・メンディ、浅野拓磨…プレミアリーグは連日の入団発表ラッシュ!
さて、エンゴロ・カンテの移籍先候補として話題のチェルシーは、クリスタル・パレスやウェストハムとの争奪戦に勝ったといわれていたミヒー・バチュアイ入団を発表しました。「欧州で有数のクラブと契約し、キャリアの次章に移ることができてうれしい。チェルシーが多くのトロフィーを獲得するための力になりたい」。ベルギーのスタンダール・リェージュから2014年にマルセイユに移籍し、リーグアン2季で62試合26ゴールという数字を残したストライカーは、コンテ新監督のファーストチョイスになれるでしょうか。10月に23歳と伸びしろ充分の選手ではあるものの、ベルギー代表でいえば、既にプレミアリーグで61ゴールを決めている同い年のルカクのほうが、ひと足先にいっている感があります。ファルカオとパトが退団し、ジエゴ・コスタが古巣アトレティコ・マドリードに戻ると噂されているチームならステップアップのチャンスはありそうですが、すぐに結果を出すことを求められれば、昨季のペドロやファルカオのように苦しむかもしれません。
さて、3人めの入団発表は、何と!サンフレッチェ広島からアーセナルへに移籍するわれらが日本代表FW、浅野拓磨です。昨季Jリーグでは32試合8ゴール、今季は11試合2ゴール。10ゴールのうち9つまでを途中出場で挙げている勝負強さは天晴れですが、うーん、宮市亮を結局4年で売ってしまったアーセナルは、駆けっこの速さで若手をチョイスしているのでしょうか。ヴェンゲル監督が、「今後数年で能力が磨かれることを期待している」と語っているのをみると、おそらく来季はプレミアリーグでの出番はなく、オランダかチャンピオンシップあたりで修業することになりそうです。
「さらに高みを目指して、挑戦していきたい」という21歳の意気込みを応援したい気持ちはありつつ、稲本潤一や宮市亮でも何もできなかったクラブで、広島でスーパーサブの選手が通用するのだろうかと不安が先に立ってしまいます。いや、何も起こっていないのに、「うまくいかない理由」を探すのはやめましょう。吉田麻也、岡崎慎司の後に続くプレミアリーグ3人めの日本人プレイヤーが、エミレーツのピッチに立つ日を楽しみに待ちたいと思います。
ユーロも残り4チーム、3試合となり、欧州の興味は移籍市場へとシフトしていきます。入団発表ラッシュとなったプレミアリーグで、次のニュースになるのは誰でしょうか。ベルギー代表の選手が2人ほど、交渉大詰めと報じられていますが…。明日もまた、景気のいいニュースがお伝えできるのではないかと期待しております。
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流石ラニエリ、このタイミングで子飼いの選手を連れてくるなんて…上手い補強で確実にスカッドを厚くしていきますねー。
浅野はまぁ、最初はレンタルでしょうかね。
浅野獲得はヴェンゲルの希望でしょうか。仮に彼が来年で辞めたら、次の監督がどう評価するか分からず、最悪香川のようになってしまう気がします。
これで、スパーズがイカルディ獲得なんてことになったら、ファンの怒りは相当なものでしょうね。
リバサポさん>
ナンパリス・メンディ、おもしろい選手ですよね。来季のレスターも手強そうです。
queenさん>
浅野は、アーセナルの前線補強とは別口で「将来性がありそうな若手を獲ってみた」と捉えたほうがよさそうですね。モラタやイグアインの話もどこにも着地していないので、うれしいサプライズがあるかもしれません。
バチュアイ欲しいなー