アーメド・ムサとロブソン=カヌ…レスターの前線強化で、岡崎慎司のポジション争いは激化必至!
VVVフェンロからCSKAというキャリアは、本田圭佑と同じルート。ロシアプレミアリーグでの4年半で125試合41ゴールのアタッカーは、まだ23歳と若く、中もウィングもできる選手です。ラニエリ監督の思惑は、ジェイミー・ヴァーディの相棒候補か、マフレズ離脱のリスクヘッジか、あるいは左のオルブライトンと競らせるのか。昨季プレミアリーグ17ゴール11アシストのマフレズは残留すれば不動で、素直に考えれば岡崎慎司やウジョアとのポジション争いでしょう。さらにレスターは、最前線の選手をもう1枚獲得しようとしているようです。「スカイスポーツ」が報じているのは、ユーロ2016で大活躍のウェールズ代表FWハル・ロブソン=カヌ。イタリアの「カルチョメルカート」は、フィオレンティーナ所属のクロアチア代表FWニコラ・カリニッチがその候補だといっています。
6月でレディングとの契約が切れたロブソン=カヌは、ユーロ2016の準々決勝でベルギーの最終ラインを切り裂いたクライフターンで一躍時の人となりました。「世界じゅうからオファーがきているけど、プレミアリーグがベストだ」と「BBC」に語ったストライカーには、母国のスウォンジーの名前も出ています。レスターのスカウティング部門の責任者であるスティーブ・ウォルシュさんは、27歳のロブソン=カヌこそ今のクラブに必要な人材と説いているとのこと。この話が実現すれば、岡崎慎司にとってはガチンコのライバルです。初年度はオフ・ザ・ボールの動きと運動量が評価された日本代表のストライカーは、プレミアリーグで36試合に出場しながら5発のみというゴールの少なさが突っ込まれどころですが、チャンピオンシップで28試合3ゴールの選手にあっさりポジションを渡すわけにはいきません。
一方のカリニッチは、セリエA36試合で12ゴール。実際にチームに加わったら、ロブソン=カヌよりこちらのほうが脅威ですが、記事はそれこそ「興味を持っている」という話でしかありません。ウクライナからフィレンツェに乗り込んで1年のストライカーは、よほどのオファーでなければ動かないはずです。ネタは玉石混交ではありながら、チャンピオンズリーグ出場で試合数が増えるレスターが、前線を強化するのは間違いありません。2年めの岡崎慎司は、スプリントやチェイシングで評価されるだけでなく、ゴールを決められるストライカーだということをクラブ内外に認めさせなければなりません。厳しい状況ではありますが、このぐらいのお話は、優勝クラブにいれば当たり前に起こることです。凄いところにいるのだな、とあらためて思います。がんばれ!(アーメド・ムサ 写真著作者/Vladimir Maiorov)
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ムサ、ヴァーディのコンビになったらFIFAやウイレレでレスター超強いチームになりそう
岡崎がんばれ!
おハムさん>
ですね!
ヤッホーさん>
信頼は得ているので、出場機会を失うことまではなさそうですね。