サネ、ガブリエウ・ジェズス…3人で100億!?マンチェスター・シティの若手獲得作戦がおもしろい!
よりおもしろいのは、前線の補強です。「スカイスポーツ」が、「Manchester City in talks to sign Leroy Sane, Gabriel Jesus and Marlos Moreno(レロイ・サネ、ガブリエウ・ジェズス、マルロス・モレノと契約交渉中のマンチェスター・シティ)」と報じる3人の選手は、すべて成功すれば6800万ポンド(約94億5000万円)の大型補強です。以前から報じられているシャルケ04のレロイ・サネのプレミアリーグデビューは確実視されており、想定されている移籍金は4000万ポンド(約55億6000万円)。昨季のブンデスリーガで33試合8ゴール6アシストの20歳ウィンガーは、プレミアリーグ3シーズンで4ゴールしか決めていないヘスス・ナバスや、プレイが単調になりがちなスターリングからレギュラーポジションを奪取するはずです。
さらに楽しみなのが、「NEXTネイマール」と呼ばれる19歳のFWガブリエウ・ジェズス。ブラジルのパルメイラスに所属するジョイア・ラーラ(稀有な宝石)は、アーセナルやマンチェスター・ユナイテッドも狙っていた逸材です。本家ネイマールより遊びはないものの迫力はあるドリブルは、縦へのスピードに優れ、いかにもプレミアリーグ向き。一発で当たりにいけば、細かいタッチで簡単にかわされます。これだけの選手が2000万ポンド(約27億8000万円)なら迷わず買いでしょう。現在は交渉中とだけ伝えられていますが、獲得のハードルは、ブラジルの名門クラブよりもイギリスの労働許可証発行のほうにあるのかもしれません。
そして最後のひとりは、コロンビア代表FWマルロス・モレノ。母国のアトレティコ・ナシオナルでプレイする19歳は、いかにもコロンビアらしい選手で、柔らかいドリブルと強烈なシュートもさることながら、「そこ通します!?」と叫んでしまいそうになるパスセンスが持ち味の選手です。2週間ほど前に、コロンビアのオリンピック代表監督であるカルロス・レストレポさんが、「マルロスはマンチェスター・シティが貸してくれない」とコメントしており、800万ポンド(約11億1000万円)での移籍は既成事実となっているようです。こちらも労働許可証取得に工夫が必要で、当初はレンタルに出されるといわれておりますが、2~3年後が楽しみな選手です。
「すべての交渉が成功したら」ではありますが、アグエロ、イヘアナチョ、サネ、ジェズスが前線に揃ったら、エティハドに足を運んだサポーターは楽しいでしょうね。現状を読み解くと、最終ラインは今季のプレミアリーグを見据え、前線は未来に投資するというのがマン・シティの基本方針なのでしょう。開幕までの2週間でどこまで決まるか、成り行きに注目したいと思います。
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ポグバの値段でこの3人が買えてしまうのか…
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おハムさん>
ですね。やはり高いです。