ネイマール2世&ポーランドの新星。2人の19歳がプレミアリーグ参入決定!
サッカーなら何でも観てしまうという方なら、ガブリエウ・ジェズスは最近ご覧になったばかりかもしれません。リオ・デ・ジャネイロオリンピックのブラジル代表に選出されたアタッカーは、本家ネイマールやガビゴウと一緒に日本とのテストマッチを戦っています。この試合ではトップに入った19歳は、最前線なら左右真ん中どこででもプレイできる器用な選手。「スカイスポーツ」によると、今季のパルメイラスで30試合19ゴールという素晴らしい数字を残したストライカーの移籍金は2700万ポンド(約36億5000万円)で、南米のクラブ所属でフル代表経験がないことを考えれば、なかなかのお値段です。このタイミングで契約は交わしたものの、年末まではパルメイラスに籍を残すことになっており、プレミアリーグのピッチに登場するのは早くても1月となります。1日前にマンチェスター・シティへの入団が発表されたレロイ・サネと同じく、ネイマール2世も指揮官の存在が移籍の決め手となったと語っています。
「マンチェスター・シティは、世界のベストクラブのひとつ。契約できてうれしい。チームには、数多くの才能あふれる選手たちとグアルディオラ監督がいる。彼らから学ぶことは多いだろう。ファンに、僕のプレイを披露できるのを楽しみにしている。素晴らしい未来が待っていると思う」(ガブリエウ・ジェズス)
大胆さと繊細さが同居したドリブルと、トップスピードに入っても精度が落ちないテクニックはプレミアリーグでも充分通用するのではないでしょうか。彼のプレイをチェックしたい方は、オリンピックを見ていただくのがいいでしょう。「低い重心、爆発的なペースチェンジ、トリッキーなプレイで相手を支配する」とクラブが絶賛するストライカーの英国入りが、今から楽しみです。
アグエロ、ノリート、デブライネ、イヘアナチョ、サネ、スターリングなど前線こってりのマンチェスター・シティでは、ガブリエウ・ジェズスの出番は少し先になるかもしれませんが、レスター入団が決まったバルトシュ・カプスツカは、即戦力採用とみていいでしょう。契約は5年で、移籍金は750万ポンド(約10億円)とお手頃価格。オルブライトンと左サイドを争うのか、状況によっては「マフレズの後釜」か。ポーランド代表で11試合2ゴールのウインガーは、ユーロ2016でも4試合に出場しており、いきなりレギュラーの座を奪取するかもしれません。昨季プレミアリーグで右のマフレズが17ゴール11アシストとゴールに絡む活躍をみせているのに対して、逆サイドのオルブライトンは2ゴール6アシスト。近くにジェイミー・ヴァーディがいるポジションとはいえ、クロスと守備における貢献だけでは物足りません。
1年前はノーマークだったレスターも、プレミアリーグ王者となった今季はライバルクラブに徹底的に研究され、ヴァーディがフリーでシュートを打つシーンは減らされるはずです。ひと足先に入団したアーメド・ムサと、突破力のあるカプスツカがうまくマーカーを連れていければ、1対1に強いエースのシュートチャンスが増えるでしょう。マンチェスター・シティの未来を明るくするガブリエウ・ジェズスと、レスターの明日を創るバルトシュ・カプスツカ。2人の19歳に、目の肥えたプレミアリーグのファンやジャーナリストたちを納得させる、素晴らしいプレイを披露してくれることを期待したいと思います。(ガブリエル・ジェズス 写真著作者/Roberto Sabino)
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ガブリエルは労働許可がおりてるんでしょうか?
higherさん>
降りたという情報はないので、これからでしょう。1月までに取ればOKで、無理だった場合は半年間レンタルに出されるのではないでしょうか。
ガビゴウはバルボーサの方ですよ?分かりにくいかもしれませんが。個人的にはCFの素質もありスアレスみたいになれそうだと個人的には思ってます。ガビゴウはネイの後輩FCサントス所属です。
プレミアリーグ大好き!さん>
ガビゴウはバルボーサの方ですよ?
→これはどういう意味ですか?ガブリエウ・ジェズス、ガビゴウ(ガブリエウ・バルボーザ)、ネイマールは3人とも代表に入り、先日プレイしてましたので、そう書いています。
文中のそこの指摘はこちらの早合点のようですがタイトルの「ネイマール2世」がプレミア参入は誤りかと。私の国語力が拙いだけかもしれませんがタイトルを読む限り「ネイ2世とポーランドの新星が」プレミア参入と読めます。ネイ2世はガビゴウのことでありジェズスではないのでタイトルは訂正が必要かと存じます。