「本命はアーセナル」といわれるドラクスラーVSマフレズ、獲るならどっち!?
マンチェスター・ユナイテッドはバイリー、イブラヒモヴィッチ、ムヒタリアン。マンチェスター・シティはノリート、ギュンドアン。ユーロ2016とコパ・アメリカ・センテナリオが開催されたこの夏、プレミアリーグ勢は先を争うように大物選手獲得に走りました。チェルシーを除くトップクラブは、9割方獲り終えたのではないでしょうか。リヴァプールは左SBでおそらく打ち止め、マン・シティはCB。マン・ユナイテッドはポグバさえ決めれば、残るは最終ラインに1枚足すかどうか。懸案だったストライカーを押さえたトッテナムには、さほど色気は残っていないでしょう。先行馬が予算の大半を遣い、あとは余剰戦力を放出すればフィニッシュとなっているなか、後方待機で力を余していた差し馬アーセナルの前に、極上のニンジンが飛んできたようです。ドイツ誌「ビルド」のインタビューで「移籍したい」と口にしたのは、ドイツ代表MFユリアン・ドラクスラー。「この夏の放出は絶対にない」とクラブが公言していた選手です。
22歳のアタッカーのいい分は、こうです。「ヴォルフスブルクに入ったとき、トップクラブにいけるチャンスがあれば移籍を許すと約束したはずだ。僕はユーロが終わった後、ヘッキング監督に対してヴォルフスブルクを退団したいと話した。監督はそれから3週間以上、このことを知っている状態にある」。口約束ではあるものの、クラブは守るべきだと主張しています。「スカイスポーツ」によると、ドラクスラーが行きたがっているのは、以前にコンタクトを取っていたアーセナルとのこと。シュールレとクルーゼを出さざるをえなかったヴォルフスブルクにとっては、このうえ攻撃の軸をプレミアリーグに持っていかれるのを認めるわけにはいきません。「今回の移籍期間が終了するまで、ヴォルフスブルクはドラクスラーの移籍を承認することはありません。ドラクスラーには、受け入れられないと説明しました」。ドイツのクラブは、10番だけは何が何でも残す方針のようです。
一方、フランスメディア「ル・ビュトゥール(ストライカーという意味です)」は、レスターのリヤド・マフレズがサラリー大幅UPの新契約にサインしないと伝え、3700万ポンド(約51億円)で数日中にもアーセナル移籍が決まると報じました。2019年まで契約が残っている選手の給与引き上げに対するノン・メルシーは、「すぐに出ていくからお気遣いなく」といっているのだというわけです。ヴェンゲル監督が直接会って口説いたともいわれているマフレズに対して、「ちょっと待った!」のドラクスラー登場。どうする!?差し馬アーセナル!
ドラクスラーはユヴェントスと競合すると報じられたものの、サイドアタッカーを獲り終えてしまったプレミアリーグのライバルたちは、マフレズにはちょっかいを出してこないでしょう。ここまでお金を遣わず、はるか後方をとぼとぼ走っていた甲斐があったというものです。プレミアリーグ17ゴール11アシストでPFA最優秀選手をゲットしたドリブラーか、公式戦9ゴール8アシストという数字を残し、ユーロ2016でも高評価だったアタッカーか。ヴォルフスブルクを降参させることができるかどうかはわかりませんが、ドイツを狙うならレスターの話は止めないといけません。CBとストライカーは別途進めるとして、こちらの降って湧いたような幸運な話が事実であれば、早々に決着をつけたいところです。
私が選べるなら、即答でドラクスラーです。ラニエリ監督の指導で持ち過ぎが減ったマフレズもアーセナルにフィットするとは思うものの、まだ22歳で伸びしろがあり、ポテンシャルの大きさを感じさせるドラクスラーを出されれば一発でノックアウトです。最大のポイントは、「デニス・ベルカンプの面影を感じるから」。いや、筋金入りのグーナーみたいな体温が高い理由で恐縮です。ヴォルフスブルクが非売品だといっていたこともあり、7月以降はノーマークだったのですが、チャンスがあるなら一も二もなく突撃でしょう。
アーセナルサポーターの方々のなかには、「CBとストライカーが優先だろう」「中盤は余ってるじゃないか」というご意見もあろうかと思います。しかし、昨季はチェフとエルネニーしか獲っておらず、金庫にキャッシュを溜め込んでいるクラブですので、どのポジションが先かなどと優先順位をつける必要はないのではないでしょうか。CBとストライカーは必須、他のポジションも一流が獲れるならゴーサイン。ドラクスラーを獲得するとなると、中盤が溢れるのは確かですが、近年のプレイぶりならウォルコット、ホームグロウンを気にするならジョエル・キャンベルを泣く泣く出してでも獲るべき逸材です。元より右サイドは、最前線と同様に課題のポジション。ヴォルフスブルクのアタッカーに来てもらえれば、エジルやアレクシス・サンチェスが多少ケガでお休みしても、不甲斐ない戦い方を強いられることは減るのではないかと思います。
プレミアリーグ優勝をめざすなら、ペップやコンテが手探りで戦う今季がチャンスです。仮に商談成立とはいかなくても、本気で獲りにいく姿を見せられればファンは納得…すみません。またしても筋金入りのグーナーみたいなことをいってしまいました。それだけドラクスラーを素晴らしいと思っているのだとご理解ください。ボスの英断に期待します。(ユリアン・ドラクスラー 写真著作者/Daniel Kraski)
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最近のアーセナルは、先行逃げ切りから、追い込みに脚質を変えたマヤノトップガンみたいなものでしょうか。
私も、獲るなら3年越しで狙ってたベンカンプの匂いがするドラクスラーだと思います。そして出すのは、散々チャンスを貰ったのに結果が出ず、再度右サイドでチャレンジしたい言い出した週給が高いウォルコットでしょう。
スペなのでドラクスラーよりもマフレズ
ドラクスラーの移籍希望は本気っぽいですね。まだ若いし彼女も美人だし!取ってくれませんかね。イゥオビ・チェンバレン・アクポムと活きのいい若手が揃っているので、出戻りのロビンとCBを取ってくれれば満足です。肝心のストライカーは、MFの得点力でカバー。ウォルコットは本当にどうするんでしょう。
私は怪我がちのドラクスラーよりプレミアで実績もあって得点力もあるマフレズの方が魅力的だと思います
伸び代やロマンはまだ完全に才能が開花してないドラクスラーの方が感じますがよく怪我する選手がアーセナルで果たして大成できるのか疑問です
もし取れるならポジション考えてもラカゼットが一番ベストな選択かと
AかBどっちがいい?と聞かれてCと答えるのもおかしいですが
本当に難問ですが、自分はもし獲れるのであればドレクスラー押しです。エジルとの相性のよさ、ストライカーとしても含めた底無しの延びしろ、マルチポジション可能な点がマフレズより魅力的です。余談ではありますがfootballマネジメントゲームFMM2016で、昨年度メンバーにドレクスラー、シュナイデルランを移籍で獲得したガナーズは、ドレクスラーの大活躍で見事初年度プレミア優勝を果たしたシュミレーシュン実績もあります。
チェンバレンが今年こそ大化けしてくれるなら、将来的なチェンバレン、或いはドレクスラーのCFコンバートはありかと思っています。そのようなオプションも考えるとドレクスラーには底無しの魅力を感じてしまいます。
が、現実には移籍コストの適性からマフレズ獲得の可能性の方が高いかも知れませんね。マフレズにはドレクスラーにないプレミアでの実績がありますし、あの迷いのない攻撃力は素晴らしいです。いずれにしても、この二人のどちらかがガナーズのピースに加わってくれるなら、魅惑的な攻撃の妄想は開幕まで止まりそうにありません!切にどちらかの獲得を願っています!
ヴェンゲルも歳ですから…
mvpマフレズで
ファーガソンで言うところのファン・ペルシーを連想してます笑
マフレズ、ドラクスラー両取りのドラはサイド兼CFで一流のCBの獲得で全て埋まりますがどうでしょう(笑)?
レギュラー争い激しい分やっぱり来てくんないかなぁ〜
結局毎年の一流のFW取れずにMFの得点力に期待ってパターンですね。
やっぱりアーセナルって攻撃的なMFからしたら、憧れのチームって感じなんですね。うらやましい
ジウベルトさん>
完全なる追い込み狙いですね。私もドラクスラーin、ウォルコットoutがいいのではないかと思ってます。
プレミアリーグ大好き!さん>
確かに多いですね。
だしまるさん>
ドラクスラー、ファン・ペルシ、ムスタフィなら満点ですね。
大砂嵐ファンさん>
若いころからよくケガしていたファン・ペルシがあれだけ貢献したので、気にしすぎなくてもいいのではないかと思います。ドラクスラーVSマフレズにラカゼットという答えを出すのは、「CFが優先だろう」ということですので、ご意見は「ドラクスラーやマフレズは獲るな」ということですね。
ヤンガナ大好きさん>
ドラクスラーのCFコンバートは、ますますベルカンプっぽくて盛り上がりますね。
porさん>
可能性が高いのはマフレズでしょうね。
ガナユさん>
ヴェンゲルさんが得意のコンバートを考えているならあり!です。
リバサポさん>
美しきパスサッカーのブランドイメージは絶大ですね。