ファン・ダイク問題は謝罪&終了、サラーはストップ…停滞リヴァプールの次の一手は!?
「スカイスポーツ」の記事「Liverpool end Virgil van Dijk interest and apologise to Southampton(リヴァプールはヴィルジル・ファン・ダイクへの興味に終止符を打ち、サウサンプトンに謝罪)」が、ユルゲン・クロップ監督の水曜日のコメントを紹介しました。今回、セインツがプレミアリーグに調査依頼したとされるルール違反は、ファン・ダイク獲得を目論んだレッズがセインツの承諾がないまま不正な接触を試み、選手を通じてライバルクラブを争奪戦から下ろさせるようなコメントをリークしたというもの。リッキー・リー・ランバート、ララナ、ナサニエル・クライン、デヤン・ロブレン、サディオ・マネと、ここ数年で5人のインターナショナルをセインツから獲っていたクラブは、主要取引先との関係維持を最優先としてプレミアリーグ屈指のCBから手を引いたようです。
プレミアリーグ55試合出場で、ゴールに直接つながるミスはゼロ。2015-16シーズンは空中戦の勝率No.1。昨季のロングフィード成功率62.6%は、デヤン・ロブレンとクラヴァンを大きく上回る数字で、ボール奪取後の素早いリアクションを求めるクロップ監督がファン・ダイクを気に入るのは当然でしょう。今回は痛恨のオフサイドでしたが、正面から謝罪した姿勢と込められた誠意は、イングランドの南端にも伝わったのではないでしょうか。まだ6月。プレミアリーグ2017-18シーズンの開幕まで2ヵ月以上の時間があります。新たなターゲットのピックアップを急いで、次こそは公明正大に獲得選手を発表したいものです。
レッズに対してモヤモヤするのは、むしろこちらのニュースです。「Liverpool in talks with Gelson Martins after Mo Salah hitch(リヴァプールはサラーを止めた後、ジェルソン・マルティンスと交渉」。ローマのウインガー、モハメド・サラーと個人合意に漕ぎ付けながら、2800万ポンド(約40億円)のオファーをクラブに拒否されると、レッズは「エジプティアン・メッシ」との交渉テーブルをフリーズさせて、スポルティング・リスボンの22歳獲得を打診したようです。
マンチェスター・ユナイテッドと横浜Fマリノスが冬に興味を示していたドリブラーは、いい選手だと思うものの、レギュラーとして活躍したのは2年で、ポルトガル・プリメイラリーガ60試合10ゴール。10代の頃からバーゼルで頭角を現していたモハメド・サラーは、セリエAで過ごした2年半で80試合36ゴール。マルティンスが半額で獲れるなら、サラーにお待ちいただくのもわかりますが、彼のバイアウト条項は4650万ポンドといわれています。リスボンが譲歩してくれたとしても、3500万~4000万ポンドで着地できそうなサラーとさほど変わらない値段が提示されるはず。ここはサラーに照準を絞って早々に決着させ、最終ラインの整備に時間を費やしたほうがいいのではないでしょうか。
…すみません。チャンピオンズリーグ出場に向けて、選手層を厚くしなければならないレッズがそうそう大盤振る舞いできないのは重々承知しているのですが、とどのつまりはプレミアリーグでサラーを観たいのです。彼の縦横無尽なプレイは、クロップ監督のスタイルにフィットすると確信しております。淀んだ空気を吹き飛ばすレッズの次の一手に期待しています!
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今回の件、サラーの停滞でもしかしたらフェンウェイスポーツグループが経営している限り、堂々の優勝候補になることはないかもしれないと思いました。
去年まではクレイジーに高騰し続ける移籍金に対してあくまで「適正価格」を求め続けるFSGに好感を持ってましたが、今シーズンの失速の原因である選手層の薄さは、「適正価格」を求め過ぎた結果逃した3年前のサラー、アレックス・テイシェイラなどがいれば層はもっと厚くなっていたはずです。
市場の相場などお構いなしに選手を高額で獲得するクラブに嫌悪感を持ってましたが、結果成功を収めるのはそういったクラブが多いですし、ビッグクラブとして君臨しています。
最近はクレイジーとさえ思えるプレミアバブルの恩恵を受けながら、高額な移籍金を要求してくるクラブにあくまで「適正価格」を求め続ける我がレッズの経営陣がかえってクレイジーに見えてきました。
ファン・ダイクも手を引けて良かったと思ってるんじゃないかと勘ぐってしまいます。
本当に覇権を争うクラブはここぞという時にはクレイジー承知で大枚を叩くことで野心を表明していますね。
ファン・ダイク、サラーが加わり、多少の補強をすれば十分に層は厚くなり、堂々の優勝候補になるかもと思っていたので、がっかりどころか絶望感があります。
この夏で野心を表明しない限りリバプールはダニー・ローズの言う第2のコウチーニョを発見しビッグクラブに高値で売る側のクラブでしょう。スパーズの方がより充実してますが。
また来季からも永遠のダークホースとしてあわよくば優勝争いですかね。
プレミアリーグを制覇しようと思っているならここぞという時に大枚叩いて獲得しに行く姿勢も見せて欲しいですよね。トロフィーを掲げたいという気持ちはないのかなって思ってしまいました。クロップのスタイルも浸透し、あと少しピースがあれば、それがファンダイクやサラーであれば、とても魅力的なスカッドが完成しそうな気がしていたのでこれらの記事は残念になりません。 リバプールがプレミアリーグを制覇する姿が見たいんや!!
更新お疲れ様です。
夢現からいきなりきびしい現実に引き戻されたような気分ですね。
サウサンプトンから選手を引き抜きすぎた罰でしょうか。
これによってダイク獲得は絶望的、他に1級DFの代案があるのでしょうか。
ここは守備よりも攻撃と頭を切り替えて…、というところにサラーの状況、そして明らかに劣るマルティンスの報道はかなりのテンションダウンです…。
ドウグラス・コスタあるいはラカゼット、モラタ、オーバメヤンを本気で獲りにいく姿勢がほしいです。
でなければ、皆様の仰るとおりタイトルは数年先、そのころまでクロップはいてくれるのか、また他チームの状況は…と考えるとやはり今夏は勝負の年だと思うのですが。
スアレス退団後の二の舞だけは避けてほしいところです。
それにしてもダイク獲得失敗はショックが大きいです…。
クラブ間交渉に先行して個人合意を勝ち取る義理を通さない道を走ったら、一銭も値切っちゃダメです
相手の機嫌を損ねて不当取引で訴えられ、金はあるのに今の戦力で補強禁止のリスクは背負えず補強禁止措置を恐れての撤退とセインツとの関係悪化というお笑い交渉
マイケルエドワードは良い分析官ですが、交渉スキルと人脈は相当に怪しいですね
スピード、強さ、技術を兼ね備えたファンダイクはハイラインの4バックには理想のピースで
右SB、左CB、左SB、GKの順にレギュラーを改善したいレッズには痛恨。シティに取られない事だけを望みます
ただチームに1番必要なのは選手層で、そこは左SBとサイドアタッカーが最優先
ローマは今季CLの予選で負け€30mは減収も来季のCLへ戦力維持も必須で、
後釜を確保してから何時でも売れる高値の選手を2人くらい売却するでしょうから焦らずにサラーは確保したいところですね
サラー以上の抜群の突破力があっても中に切り込んで決める力がないマルティンスはご指摘の通り要りません
私の来季の目標はPL3位とCLのGL突破で、スカウティングのセンスと予算は改善されたので再来年には優勝を争えると信じて気長に楽しみます
王道は時間がかかりますし、覇道を行く金をプレミアで持ってるのはユナイテッドだけですからね
移籍金を吊り上げてくるなら要らないとリバプールも強気でいくべき。要求通りにしてたら4000~6000万ポンドの値段も更にアップした額を提示してくる。交渉は駆け引き。ダイクもサラーも獲得出来れば最高ですがコウチみたいに安くてもいい選手はいます。高額選手=いい選手ではないと思います。グラブやリーグによって馴染めない選手もいますから。
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長いわりにわかりずらい文を書いてしまい陳謝致します。選手への関心を…
勿論、要求通りに高額を出せとは言わないですし、交渉はしっかりすべきです。
ただ渋った結果、ベンチにティーンエイジャーを何人も座らせ、CL権を取り逃がしたなら、損失はぼられた移籍金の比じゃないです。
マン・ユナイテッド、アーセナルが順位表上、CL権を逃すリーグです。来季も出れる保証は何もありません。ベースとなる選手層だけはケチったらいけません。
>what a hitさん
いやーこれほど私自身と同じ意見をお持ちの方がリヴァプールファンにいらっしゃるとは思いませんでした。
アメリカ人投資家であるジョンヘンリー率いるFSGはロシアの大富豪であるアブラモビッチやアブダビのロイヤルファミリーであるマンスール氏のような金に糸目もつけず何億ポンドも費用をかけるオーナーではないですよね。
適正価格で選手を獲得、投資金額より莫大な移籍金を提示されたら、主力であっても選手を売りにだす(スアレス スターリング)いわば下位クラブの最上位版のような経営方針だと認識してます。
コンチーニョについても非売品だと言ってますが、もしバルサから1億ポンドの金額を提示されたら、コウチーニョもFSGなら売りに出すと思いますよ。まーバルサもそんな金額は出さないと思いますが・・
主力のスアレス高値で売って→ オリギ バロテッリ モレノ ララーナ ロブレン ジャンなど
主力のスターリング高値で売って→ フィルミーノ ベンテケ
ベンテケ アレン アイブ シュクルテル売って→ マネ ヴァイナルダム カリウス
収支が絶対合ってるんですよね。
主力を全く売らず チェルシーのように、 カンテ ダヴィドルイス
ユナイテッドのように、ポグバ ムヒタリアン バイリー
シティのように、ストーンズ ギュンドアン 今期ではモナコのシルヴァ ベンフィカのGK
のような収支を全く無視したような投資はFSGではまー無理ですね。
サコやスターリッジ(個人的には売ってほしくないが)が高額で売れてはじめてやっとサラーやダイク獲得に近づくんじゃないでしょうか。
クラブ経営(収支バランス)については、クロップも全く口が出せないし、出すはずもない。
希望選手については、上層部にはリクエストは出すが、結局金をだすのはクラブだし。
経営側と現場との役割分担の明確な欧米諸国では余計でしょう。
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>totoさん
絶対王者バイエルンよりはるかに少ない予算でドルトムントをブンデスリーガ優勝、CL決勝進出に導いた、どこかビル・シャンクリーを感じさせる(シャンクリーを全く知らないですが笑)稀代のカリスマ監督を招聘し、アンフィールド拡張。
今後の何年かの強化で“強豪”リバプール復活かと期待しましたが、FSGの狙いはドルトムントの再現を期待しているだけかもしれないですね。
低価格で選手獲得して育成に成功すれば、ライバルクラブであろうと高額なら放出全然OK。まだ移籍市場が始まったばかりで何とも言えませんが、ファンとして悲しくなりますね。クロップが嫌気をさして出て行かないか心配です…
3回もコメントしてすいません…恐縮です。プレイヤーへのあらゆる関心を終…
what a hitさん>
ここぞというときは、まっすぐいかないといけませんよね。サラーはいくべきタレントだと思います。
dindinさん>
そうですよね。一発逆転の大物ストライカーゲット!…などありますかね。
nyonsukeさん>
ファン・ダイクは残留を祈るしかないですね。セインツがCBを物色しているのは吉田麻也のライバル探しであることを祈りましょう。
Kさん>
まったくおっしゃるとおりです。ましてやセインツにやるとは、ですよね。
ルタレックさん>
基本的には同感なのですが、ファン・ダイクは相手の言い値を丸のみするぞ!ぐらいの気迫でいっていい選手だったのでは?と思います。
totoさん what a hitさん>
マンチェスター・ユナイテッドは、選手に関する収支をマッチデー収入まで見込んで考えているようです。「選手の仕入れ値と売価で損しないように」とそこだけで合わせようとすると、今のような価格高騰トレンドでは選手の質が落ちていきがちなので、選手の獲り方かお金の稼ぎ方に工夫が必要になってくるのではないかと思います。