「不発のドリブラー」アダマ・トラオレにチェルシー移籍報道!タミー・アブラハムはスウォンジーへ!?
タレント揃いのチェルシーユースで最も将来を期待されていた19歳のアブラハムは、昨季はチャンピオンシップのブリストルに修行に出されており、40試合24ゴールと大活躍。10代の選手がチャンピオンシップで挙げたゴール数のレコードをムサ・デンベレから奪い取りました。周囲からのサポートが少なかった17位のチームで積み上げただけに、見た目の数字以上に価値がある記録です。
3年後にはクラブを背負って立つ存在になる可能性はあるものの、ジエゴ・コスタやバチュアイがいるチームではさすがに出番はなく、次のシーズンもどこかにレンタルされるものと見られておりましたが、スワンズはベストチームなのではないでしょうか。プレミアリーグ初年度で15ゴールを挙げた絶対的エースのフェルナンド・ジョレンテ以外に決められるストライカーがおらず、期待されたボルハ・バストンはわずか1ゴール。チェルシーではプレミアリーグ出場2試合と、厚い壁に阻まれていたアブラハムには早期にチャンスがまわってきそうです。
一方、「デイリー・スター」が降格チームには残らないと報じたアダマ・トラオレは、欧州ナンバーワンのドリブラーともいわれています。同紙が4月に発表した「ドリブラーランキング」は、ドリブル数を成功率で割って算出したものですが、アダマ・トラオレはアザール、ネイマール、メッシ、ザハなど錚々たるメンバーを退けてトップに輝いています。これだけ速いドリブラーがいながらミドルズブラが得点力不足に泣いていたのは、世界一のドリブラーがシュートレンジではからきしだったからでもあります。右からボックスに入った絶好機に工夫のないシュートをGKにぶつけたシーンを、何度目撃したことか。2015-16シーズンのアストンヴィラで10試合ゴールなし、昨季のボロでは27試合ノーゴール!強みも課題も明確な「不発のドリブラー」は、ペドロのバックアッパーとして考えられているのでしょうか。
タミー・アブラハムのスワンズが決まったら純粋に応援したいと思えますが、アダマ・トラオレのほうは複雑な気分に支配されそうです。底を見せていない21歳のアタッカーがひと皮剥ければ、とんでもない選手になりそうなのは確かですが、チェルシーにはフィテッセで32試合9ゴールという数字を残した22歳のルイス・ベイカーや、アヤックスでエールディヴィジ24試合9ゴールの21歳FWベルトラン・トラオレがいます。こちらのトラオレは、ヒディンク監督時代の2015-16シーズンにはプレミアリーグ10試合2ゴールとチームにフィットしており、そろそろ戻し頃なのではないでしょうか。ロフタス=チークやチャロバーをはじめ、素晴らしい若手を数多く抱えながら、彼らがなかなかファーストチームに食い込めない現状にはモヤモヤしてしまいます。「ボヌッチを獲得してズマをレンタルに出す」などという記事には、よくあるゴシップであってくれと願わずにはいられません。
とはいってみたものの、これらの話が事実だとしても決定までにはもう少し時間がかかるでしょう。ルカクとバカヨコが獲得寸前といわれているチェルシーの補強に、引き続き注目してまいりたいと思います。タミー・アブラハムをプレミアリーグで観られたらいいですね!(タミー・アブラハム 写真著作者/@cfcunofficial (Chelsea Debs) London)
おもしろいと思っていただけた方は、お時間あれば、下のブログランキングバナーをクリックしていただけると大変うれしいです。所要時間は5秒です。何とぞよろしくお願いいたします!
全くもっておっしゃる通り
順位下がっても若手見たい
なりすましかな?
チェルシーに限らず、そのチームを応援する者の発言とはとうてい思えないな
なりすましかな?
チェルシーに限らず、そのチームを応援する者の発言とは到底思えないな
応援の仕方くらい好きにさせてくださいね
もちろん順位が上に来てくれるのが最良ですよ ですが、応援するチームに自分がどんなビジョンを望もうが自由でしょう もう少しチームへの愛にはいろんな形があることを理解してほしい
チームの「サポーター」ではないって言ってるだけ
ハイライトでも見て満足してろよにわかくん^^;
Bさん>
いわんとしていることはよくわかります。
Cさん>
Bさんはサポーターですよ。