モラタ、ジエゴ・コスタ、バカヨコ…苦戦のチェルシーは、納得の着地に辿り着けるか?
リーガ・エスパニョーラで26試合15ゴールと結果を出しているとはいえ、BBCのサブとしてシーズンを過ごした選手に110億円以上はいかにも高額。チェルシーは8000万ユーロまでは用意しているといわれており、1000万ユーロのギャップを埋められるかどうかは今後の交渉次第とされています。これが事実なら、「ザ・サン」が煽った「アンドレア・ベロッティに9000万ポンド(約132億円)を用意」は怪しいお話です。プレミアリーグでのプレイ経験が豊富なロメウ・ルカクと大盤振る舞いが目立つマンチェスター・ユナイテッドでも、最初からワールドレコードとなる移籍金を巡る交渉ではありませんでした。複数のストライカーを照会しているという話ならあるかもしれませんが、プレミアリーグ王者が言い値をそのまま払うことはないでしょう。
一方、ジエゴ・コスタのほうは、アトレティコ・マドリードから下げ圧力がかかっているといわれています。「デイリー・スター」は、ひと頃は5000万ポンド(約73億5000万円)と伝えられていたチェルシーのエースに、アトレティコ・マドリードが2650万ポンド(約39億円)でオファーしたと報道。プレミアリーグで53ゴールを重ね、2度のリーグ制覇に貢献した28歳を3年前の獲得額3200万ポンドより下で出すという話はないはずです。「既に仲間に別れを告げており、トレーニングは不参加」「半年間トルコのベシクタシュに移籍して、1月に古巣復帰」とさまざまな噂が流れているジエゴ・コスタですが、コンテ監督の構想外という情報が流れてしまったことが交渉を難しくしているようです。
カバジェロとリュディガーは獲得したものの、モナコのセントラルMFティエムエ・バカヨコについては、「エクスプレス」と「ザ・サン」がマンチェスター・ユナイテッドが3500万ポンド(約51億4000万円)の移籍金を了承したと報じており、こちらも厳しい争奪戦となるかもしれません。ただし、「スカイスポーツ」は、バカヨコが膝の手術を受けたためにメディカルチェックが延期されていただけとみており、今週中に動くと予測。「ルカクの件があってから、バカヨコ獲得後に動くと見られていたマティッチのマン・ユナイテッド移籍には消極的」とも伝えています。どうなる、チェルシー。ルカクのサプライズの後、流れてくる情報は順調とはいい難いものばかりですが、ひとついえるのは、モラタやベロッティを今の金額のまま横から奪いにくるクラブはなさそうということです。プレミアリーグ王者に今、最も必要なのは、昨季の3-4-3が示した落ち着きなのかもしれません。
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チェルシーは今年はコンテの手腕で優勝しましたがフロントの酷さは何も変わってはいません。
今の状況はモウリーニョが優勝した翌年にシロポジやファルカオを取ってきた時に似ていると思います。
モラタやベロッティを獲得できずにそれなりのストライカーでお茶を濁すのかどうか、コスタもいなくなりますし夏の補強次第ではモウリーニョ解任時の悪夢を繰り返すこともあるかもしれません。
プレミアリーグ大好き!さん>
確かに、2015-16の前と似たような空気を感じますが、まだ1か月半ありますので充分巻き返し可能です。
プレミア最高移籍金
1位 ポグバ 2位ルカク 3位 ディ マリア
我がマンUって。。こんなチームでしたっけ?
大枚叩いて選手寄せ集めて。。。昔のチェルシーみたいですね。。でルーニー 出てくって。。タダで古巣に戻す的な美談は結局、ルカクとバーターとは。
るにおさん>
バーターというわけではないですけどね…。ライオラさんが動かした案件で、マン・ユナイテッドはチェルシーよりもトータルで好条件を提示しているので。