噂の選手は全員高額…「アグエロ狙い」まで報じられたチェルシーのストライカー探し!
果たして、ジエゴ・コスタを超えるストライカーを納得の値段で獲ることなどできるのでしょうか。プレミアリーグ3シーズンで53ゴール。これを上回る数字を残しているのは、75ゴールのハリー・ケイン、70ゴールのセルヒオ・アグエロ、54ゴールと僅差のロメウ・ルカクの3人しかいません。大陸から獲得するストライカーが必ずしも成功するとは限らず、ここはコンテ監督が頭を下げてエース残留で…などと妄想していたところに、「スカイスポーツ」が微妙なネタを放り込んできました。
「Chelsea interested in signing Sergio Aguero from Manchester City」。いやいやいや、それはないでしょう。以前から「マンチェスター・シティの後は、故郷のアルゼンチンでプレイしたい」と語っているチーム愛たっぷりのストライカー。つい1ヵ月前にも「契約は2年残っている。ここではとても幸せだ。契約が切れるまで残ろうと思う。次のことは考えてないよ」とコメントしていた男です。記事は、“serious and strong interest”とチェルシーの本気度の高さを表現していますが、彗星のように現れたガブリエウ・ジェズスがどれだけよかったとしても、ペップのチームがライバルの強化に手を貸すことはないと思われます。
莫大なテレビ放映権料を得たプレミアリーグのクラブが、大盤振る舞いを続ける夏。3000万ポンドは決して高いとはいえない数字になりつつありますが、大物ストライカーの相場については、25歳以下なら7000万ポンド、契約最終年が30歳以上となる選手でも5000万ポンドがボトムラインのようです。在籍した3シーズンのうち、2シーズンでプレミアリーグ20ゴールを叩き出したジエゴ・コスタよりも決められそうな選手は、ドルトムントの絶対的エースであるオーバメヤンだけではないでしょうか。2016-17シーズンに25ゴールとブレイクしたばかりのベロッティは期待とリスクがセット。レアル・マドリードで26試合15ゴールのモラタに、得点力でジエゴ・コスタの上にいけというのは酷な気がします。チェルシーの”serious and strong interest”は、アグエロだけに向かっているわけではないでしょう。オーバメヤンか、他のワールドクラスか、急転直下の残留か。プレミアリーグ王者のストライカーを巡る旅は、もうしばらく続きそうです。
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更新おつかれさまです。
チェルシーのFW問題。
現状噂されている中で、相手経営陣と選手本人の思惑、チェルシーの意欲、
この条件が限っている選手が見当たりません。こんな状態で、プレミア優勝チームは大丈夫なのかとても不安です。
…結局、コスタ残留なんて目があるのでしょうか。
フロントとコンテが、誰が獲れるより、誰を獲りに行くかを
明確にしていれば、それほど不安にならなくて済むのですが、果たして
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すみません。文字の打ち間違いがありました。
(誤)条件が限っている→(正)条件が揃っている
チェルシーファンの自分としてはベロッティを獲得して欲しいですね。昨季ブレイクしたばかりと色々なサイトで言われてますが、セリエも見てる身としては一昨季からベロッティのブレイクは始まってましたよ。
彼はサイドに開いて中盤の押し上げもできるしスペースメイクも上手いです。スピードもあって意外とヘッドが強い。おまけに献身的に守備もする。コンテが好む選手です。
タイプは違いますがアグエロやスアレスのような怖さを持った選手だと思いますよ。