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ホントに獲ります?リヴァプールにルーカス・モウラとコンドグビア獲得の噂!

コウチーニョ移籍報道で注目を集めているリヴァプールに、2つの補強関連ニュースがあります。パリ・サンジェルマンに入団したネイマールの煽りで、出場機会を失う選手がクラブを離れるのではないかといわれているなか、「ザ・サン」「ガゼッタ・デロ・スポルト」はレッズがルーカス・モウラ獲得を狙っていると報道。昨季リーグ・アンで37試合12ゴールとカバーニの次にフィニッシュを決めたアタッカーは、レギュラーでプレイできる場をプレミアリーグに求めるのではないかといわれています。噂の根拠は、コウチーニョのバルサ移籍は時間の問題と報じられたことと、リーグ・アンの開幕戦にルーカス・モウラの姿がなかったことでしょう。

ネイマールを抜かれたバルサがコウチーニョを獲り、ネイマールを手に入れたパリはルーカス・モウラを手離し、コウチーニョを失ったリヴァプールがルーカス・モウラを拾う。見事なループにおけるそれぞれの損得勘定はどんな具合になるのでしょうか。10番をこよなく愛するレッズサポーターはもちろん、コウチーニョの素晴らしいプレイを見続けてきた多くのプレミアリーグファンは、リヴァプールが強くなるとは思わないでしょう。ルーカス・モウラのスピードは魅力的ではあるのですが、インサイドMFに下がっても機能するコウチーニョのほうが、クロップ監督のめざすフットボールへのフィット感は高いのではないかと思います。

「ガゼッタ・デロ・スポルト」は、リヴァプールがインテルのジョフレイ・コンドグビアにも触手を伸ばしていると報じています。昨シーズンのセリエAで24試合1ゴール2アシストのフランス人MFは、フランク・デブール監督のスタイルに合わず、ピオリ監督の後を継いだスパレッティ監督も放出リストに載せたと伝えられていました。ワールドカップに向けて、フランス代表に復帰するべくレギュラーでプレイできるチームを探しているといわれるセントラルMFは、ポジション争いが激しいレッズをよしとするのでしょうか。ボール奪取においてはエムレ・ジャンやヘンダーソンを凌駕するスキルがあり、ポグバのようなドリブルも魅力的ではあるものの、今後の伸びしろを考えると1歳年下のエムレ・ジャンを推したくなります。

この話が事実だとすれば、惚れ込んだナビ・ケイタを1年待たずに懸案のポジションを埋めるというストーリーか、エムレ・ジャンとの契約交渉が不調に終わった際の代役確保だと思われます。いずれにしても、先々のことを考えれば、出場機会を求める選手ではなく「リヴァプールが好き」「プレミアリーグでやりたい」「クロップ監督の下でプレイしてみたい」といってくれる選手を獲るほうが得策でしょう。2500万ユーロ(約32億2000万円)といわれるコンドクビアの移籍金は、昨今のしびれるニュースを忘れて冷静にみれば、決して安い買い物ではありません。層に厚みをもたせるのが狙いなら、プレミアリーグ経験がある選手を控えとして獲得し、来年ナビ・ケイタに再チャレンジという選択肢もあります。この話は、クロップ監督がどれだけコンドグビアを評価しているかがポイントでしょう。

コウチーニョとエムレ・ジャンをしっかりブロックし、ファン・ダイクとセントラルMFを押さえられれば、レッズは相当期待できる布陣でプレミアリーグを戦えます。これらのニュースが、開幕に華を添えるイタリア発のエンターテインメントであることを願っておりますが、サポーターのみなさまは、コンドグビアはいかがでしょうか?(ジョフレイ・コンドクビア 写真著作者/Catherine Kõrtsmik)

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“ホントに獲ります?リヴァプールにルーカス・モウラとコンドグビア獲得の噂!” への6件のフィードバック

  1. プレミアリーグ大好き! より:

    更新お疲れ様です。

    これはコウチが移籍すると決めつけた報道による余波のようなものかと思います。
    両者を獲ることで強くなるイメージが全くわきません。
    私は、コウチとジャンを残し、ファン・ダイクが獲れれば、CMF獲得は見送ってもいいのではと考えています。
    ここはグルイッチ、ウッドバーン、苦しくなったらミルナーの起用に賭け、来年ケイタに再チャレンジが王道な気がします。
    ただララーナの復帰が3ヶ月後に延びるとの報道と、ヘンドの踵の状況いかんで補強が必要とならば、チェンバレンやドリンクウォーターなど獲れないかもしれませんがプレミアからの補強が現実的だと思います。
    コウチが移籍の場合は…、真っ暗で何も見えなくなってしまいますが、皆様の前向きなコメントでかなり救われています。

    >「リヴァプールが好き」「プレミアリーグでやりたい」「クロップ監督の下でプレイしてみたい」選手の獲得、リヴァプールというクラブ、クロップ監督のチームはこの言葉に尽きると思います。
    ありがとうございます。

    —–
    コウチーニョはインサイドハーフでパサーとして振る舞うっていう起用方で考えられてると思いますんで、ルーカスモウラのようなウインガーより今噂が出てきたアヤックスのツィエクみたいな選手が後釜になってくるんじゃないかと思います

  2. タムコップ より:

    スカッド強化という側面では、コンドグビアというタレントで中盤の更なる補強するのは魅力的ですね。
    ヘンダーソンの踵故障癖も少々慢性化してる状況もありますし。
    ただ、やはり現有戦力の維持が中盤のプライオリティでしょう。ジャンとの契約延長難航の裏側になにがあるのかは、ただでさえ激しいポジション争いゆえの、と考えますが、そこにコンドグビアとなると…。
    それよりもやはり『充分足りているCB』の整備がプライオリティなのは間違いないでしょう。
    サコー、VVD、はたまたジョー・ゴメスのスカッドプレイヤーとしての計算と、さてどこでどんな決断をクロッポはするのでしょうかね?
    理想と現実の見極めどころに差し掛かってますね!

  3. NA23 より:

    ルーカス モウラはまずないとして、コンドグビアはありっちゃありですね。ルーカスがいなくなった今アンカーは怪我がちのヘンド、波のあるジャン、そしてPSMで何回か無難にこなしたジニの3人ですが、うち2人が兼任するCMの層も厚いとは言えないので、体格のあるアンカーもこなせそうな人材はもう一人いた方が安心です。
    懸念は既に早熟との見方が多く、本当に数合わせにしかならず、エジャリアを使う方がいいのではないかということ、またフランス語を話す中盤が一人もいないことですね… クロップの戦術でコミュニケーションが取れないのは相当致命的です。

  4. This boy より:

    コウチーニョがトランスファーリクエストを提出した今、今までのリバプール関連の移籍ニュースはほとんど意味の無いものになってしまいました。もう決まったことは仕方ないので、その莫大な移籍金で出来ることをクロップとFSGに「じっくりかつ迅速に」考えて頂きたいですね。

  5. わたひと より:

    >This boyさん
    コウチーニョがトランスファーリクエストを提出したと考えるより、FSGが提出させたと考える方が僕はしっくりきます。
    わざわざ公式声明でコウチーニョ放出を(表面上は)否定し、ファンの怒りの鉾先をコウチーニョ自身に向け、狙い通りに莫大な移籍金を得るやり方はFSGお得意の茶番劇です。
    トーレス移籍の際に、わざわざ公式ニュースでトーレスが移籍志願書を提出したという内部情報をファンに大袈裟にアピールして「我々にはもはやどうすることもできない」というようなスタンスを取って大金を得た、FSGの十八番です。もちろん両選手の移籍志願は確かなのでしょうが、他のクラブが内部情報を公式で発表するなど聞いた記憶がないです。
    コウチーニョ騒動にまぎれ、獲得も放出もダメならFSGには退陣してほしいですね。コンテよりもクロップが辞任しないか心配です。

    P.S. すべて私の妄想です。

  6. makoto より:

    nyonsukeさん>
    グルイッチは期待ですね。来年ナビ・ケイタでもいいのではないかと思います。

    プレミアリーグ大好き!さん>
    ルーカス・モウラは「もしものときの備え」なのでしょうね。

    タムコップさん>
    選手の発言やポテンシャルなどを総合的に見ると、今日のコンドグビアより明日のナビ・ケイタのほうがベターではないか、と。

    NA23さん>
    おっしゃっている懸念が気になります。獲って活躍したらお詫びしますが。

    This boyさん>
    まだ決まってないですよね。成り行きに注目してます。

    わたひとさん>
    もしそうなら、どこかのタイミングでコウチーニョがそれをこぼすでしょうね。フェルナンド・トーレスがそうだったように。

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