プレミアリーグか、国外か?トルコ移籍の噂が流れたウィルシャーは、海外行きを否定せず!
しかし、ここへきて国外のクラブという選択肢が浮上してきました。「適切な機会があれば、海外にも行きたいね」。アーセナルとの契約が最終日となる6月30日、「スカイスポーツ」のインタビューに応えたジャックは、大好きなプレミアリーグだけが選択肢ではないと語っています。
「プレミアリーグは文字通り最高で、僕らにとってベストな選択肢だろう。実際のところ、結論を急いではいない。アーセナルで最後の日というのは、不思議な日だね。プロとして10年、クラブにいたのは17年だ。状況を把握しているし、いい状態をキープしている。何かあれば、行く準備はできているよ」(ジャック・ウィルシャー)
候補として挙がっているのは、トルコの名門フェネルバフチェです。イギリスメディア「エクスプレス」などが合意済みと報じているのは、トルコ人記者ボルカン・デミール氏が「ジャックがイスタンブールに入った」「契約は月曜日と予想」とツイートしていたからでしょう。トルコといえば、2017-18シーズンのシュペル・リグを制したガラタサライが有名ですが、リーグ創設以来の総勝ち点ではフェネルバフチェが上回っています。
現在の指揮官は、PSVでエールディヴィジを2度制したオランダ代表のレジェンド、フィリップ・コクー。昨季のスカッドには、フィンセント・ヤンセン、ロベルト・ソルダード、マルティン・シュクルテルといったプレミアリーグ経験者がおり、2試合に出た後フェイエノールトに移籍したロビン・ファン・ペルシの名前もありました。チャンピオンズリーグの予選3回戦に出られるというのは、イングランドの中堅クラブでは得られない魅力的な条件です。
本人が急いでいないといっているので、契約合意報道はメディアの勇み足のようですが、海外に打って出ると決まった際には、天才MFの門出を心から祝いたいと思います。中小のクラブに降りてから、イングランド代表に復帰したデフォーやリヴァモアのようなキャリアも素晴らしいのですが、華があるガナーズの元10番には、他のイングランド人選手とは違う鮮やかな復活ストーリーを見せてほしいという期待があるのです。国内か、海外か。2022年のカタールをキャリアの集大成としてほしいジャックの決断に注目しましょう。
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