アレックス・サンドロ、シャキリ…どれも微妙なマンチェスター・ユナイテッドの最新ゴシップ!
イギリスメディア「デイリー・スター」が、移籍に関するエキスパートであるダンカン・キャッスル氏が「レッド・デヴィルズとの契約は確保されている」と太鼓判を押していると伝えていますが、決まるとしても時間がかかりそうなお話です。アヤックス復帰が噂されているダレイ・ブリントや、エヴァートンとニューカッスルが興味ありといわれるルーク・ショーの去就がはっきりしなければ、27歳のブラジル人SBの獲得交渉は進まないでしょう。ちなみに「ザ・サン」は、ルークショーは残留し、ブリントは売り先を見出せていないと主張しています。今しばらくは、目を離していてもいいのではないかと思われるディールです。
リヴァプールが獲得間近と報じられていたシェルダン・シャキリは、右サイドが手薄なマンチェスター・ユナイテッドにとってもうってつけの人材であることは間違いありません。縦に速いタレントを好むモウリーニョ監督が、30歳になったファン・マタに多くを望まず、よりドリブルに長けたスイス代表MFを獲るというシナリオは現実的に聞こえます。ストークがチャンピオンシップ降格となったことで、ご本人はプレミアリーグのクラブへの移籍を熱望しており、1200万ポンド(約17億5000万円)はお手頃価格です。「マンチェスター・イブニング・ニュース」がリヴァプールとの一騎打ちと煽る魅力的な案件は、どちらが制することになるのでしょうか。レッズの速攻は、ピッチの上でも移籍市場でも要注意です。
3つの話のなかで、最もイメージが湧かないのが、「デイリー・ミラー」が報じたマリオ・マンジュキッチを獲りにいくというプランです。エトー、ドログバ、イブラヒモヴィッチなど、チェルシー時代から意図的にベテランストライカーをスカッドに加えているモウリーニョ監督は、32歳のクロアチア人FWをルカク不在時の得点源にしようとしているのかもしれません。ラシュフォードとアレクシス・サンチェスを前線に置く形をブラッシュアップするという方向性もあるのではないかと思うものの、マルシアルの退団が不可避なら、右サイドと中央を1枚ずつ押さえておくという話は納得感があります。ダルミアンとのスワップといわれると、虫がよすぎるように聞こえるのですが、マンチェスター・ユナイテッドは動くのでしょうか。タブロイド紙の作文の匂いが強いゴシップは、クロアチア代表のロシアでの戦いが終わるまでは封印しておきましょう。
こうして並べてみると、やはり優先順位が高いのは右サイドですね。3年めのプレミアリーグ制覇をめざすモウリーニョ監督は、大物獲得に走るのか、マイナーチェンジに留めるのか。クリスティアーノ・ロナウドのユーヴェ移籍が話題になっている今、ガレス・ベイルはおそらく残留で、イタリア王者のほうは気前よく売却に応じてくれそうな期待感はあるのですが…。いずれにしても、続報を待ちましょう。
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