クルトワ&アザールにレアル・マドリードと個人合意報道!チェルシーのターゲットは…!?
FIFAワールドカップロシア大会の準決勝でフランスに敗れた後、アンチフットボールと世界王者を非難したクルトワは、「アトレティコ・マドリードとチェルシーでプレイしているのに、バルセロナのようなサッカーをしていると思ってるようだね」というグリーズマンのツッコミを受けて、行き過ぎた発言だったと謝罪。よくいえば率直、悪くいえばやや口が軽めのGKは、自らの去就について語りつつ、「どうなるにしても、アザールは一緒じゃなければならない。われわれが手を離すことはないだろう」と同僚の身の振り方にも言及していました。スペインの「アス」が、レアル・マドリードはアザールとも口頭で合意に達しているといっており、プレミアリーグ5位から巻き返しを図るクラブは前と後ろのエースをダブルで失うことになりそうです。
先日、ロンドンの地元メディアが「チェルシーは5300万ポンドでゴンサロ・イグアインを獲りにいく」と報じておりましたが、GKについてもイングランド発の憶測記事が配信されています。「スカイスポーツ」が主張するポストクルトワは、ベルント・レノのアーセナル移籍で去就が取り沙汰されていたペトル・チェフと、レスターのカスパー・シュマイケル。マンチェスター・シティでプロデビューし、レスターで7シーズンを過ごしたシュマイケルは、プレミアリーグ出場133試合で優勝1回、チャンピオンズリーグベスト8進出、ワールドカップベスト16と大舞台の経験は豊富です。PKストッパーとして定評があるデンマーク代表GKは、クルトワの存在感を忘れさせてくれるかもしれません。
アザールとクルトワのスーパープレーをプレミアリーグで堪能できなくなるのは寂しい限りですが、2人のベルギー代表にとって、ワールドカップという大きな節目を越えた今が、次のキャリアを考えるタイミングだったのだと思います。香川真司と同時にプレミアリーグに参入したアザールは、もう6年になるんですね。単身赴任を終えて奥様やお子さんとともに暮らせるクルトワ、「行きたい場所」で世界制覇をめざすアザールとも、ディールが成立したときには、心からの拍手で送り出したいと思います。
そして、もうひとつ。マンチェスター・ユナイテッドサポーターにとっては、久しぶりにダヴィド・デ・ヘアの移籍を心配しなくていい夏となりそうです。クルトワのマドリード行きの噂に心を乱され、ワールドカップで集中力を欠いたともいわれておりましたが、オフシーズンの充電で気持ちを切り替えて、いつもどおりのスーパーセーブを披露していただければと思います。プレミアリーグファンのテンションをむやみに上げるスペイン絡みのビッグディールは、チェルシーが最初で最後となるのでしょうか。デ・ヘアが安心でも、ポール・ポグバという心配のタネがあるのですが…。
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アザールは替えがきかない選手ですが、クルトワ取るならナバスくれよ!って思いますね(笑)
ただこの2人を売却すれば相当な資金を得ることが出来るので、単純な戦力は落ちるものの、「私のサッカーを体現するにはあと1,2人必要」と明言したサッリにとってはかなりプラスになるのではないでしょうか。無論、フロント主導の補強では無意味ですが