アルデルヴァイレルトVSマグワイア…マンチェスター・ユナイテッドのCB獲得はいよいよ佳境⁉
「スカイスポーツ」は、マンチェスター・ユナイテッドがレスターのハードマーカーを狙っていると報じ、「インディペンデント」はプレミアリーグ屈指のCBをスパーズから獲得するのが最優先といっています。いやー、わかりません。ひとつだけ確からしいことがあるとすれば、プレミアリーグ2位のクラブが6000万ポンド前後の大金を投じて、インターナショナルクラスのCBを獲りにいっているということです。CBが6人になれば、噂通り、スモーリングかロホが去ることになるのでしょうか。
獲りやすさでいえば、圧倒的にアルデルヴァイレルトでしょう。トッテナムのレヴィ会長は、1年後には移籍金が2500万ポンドとなる契約があるCBを、今が売り時と考えているでしょう。徹底抗戦の構えを見せているレスターは、マグワイアとの契約延長を目論んでいるといわれており、強引な交渉は時間の浪費に終わる可能性があります。アルデルヴァイレルト獲得に懸念があるとすれば、ノースロンドンがアントニー・マルシアルの売却を要求と伝えられていることです。モウリーニョ監督は、まだ22歳で未完成の選手をプレミアリーグのライバルに渡すリスクを案じているはずです。6月から報じられていた22歳と29歳のトレードが実現に向かわないのは、マンチェスター・ユナイテッドが若きウインガーを引き留めようとしつつ、アルデルヴァイレルトの買い値を1000万ポンドほど落とそうと粘っているからだと思われます。
「リカルド・カルヴァーリョ、ジョン・テリー、ルシオ、セルヒオ・ラモス…モウリーニョのチームを象徴していたレベルのCBが、今のマンチェスター・ユナイテッドにはいない(インディペンデント)」。アルデルヴァイレルトとマグワイアはそれぞれ好きな選手で、どちらかを選べといわれると口ごもってしまうのですが、確実にチームを変えてくれるのはアルデルヴァイレルトのほうでしょう。一方で、「5000万ポンド以上払うなら、25歳の選手」「マティッチ、アレクシス・サンチェス、アルデルヴァイレルトとアラサーばかり獲ってていいのか」「そこそこ揃っているCBよりも、攻撃力を上げる補強を」といったささやきが頭のなかを回っています。
どちらのCBを獲るにしても、ゴール数を増やせなければプレミアリーグ制覇は難しそうですが、ベルギーVSイングランドとなった二択の着地に思い煩わされる今日この頃であります。よりテンションが上がるのは、2015-16シーズンがあまりにも素晴らしかったアルデルヴァイレルトなのですが、マンチェスター・ユナイテッドのストロングポイントを尖らせてくれそうなのはマグワイアで…。みなさんの推しは、どちらでしょうか。私の好みは、マルシアルの話を別件にしていただくという条件付きで、スパーズのCBです。
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僕はCBの補強をすることがユナイテッドの攻撃力を上げることになると思っています。
今のユナイテッドは右ウイングに物足りなさは感じますが、中盤から前線にかけてメンバーは揃っています。
昨シーズン攻撃がうまく回らなくなったのはバイリー以外にディフェンスラインがボールを持てないこと(しかもバイリーは長期離脱)で中盤の選手たち(特にポグバ)のポジショニングが低くなり、ルカクが孤立し、ボールが回ってこないからとサンチェスが下がるという悪循環に陥っていたからだと思います。
CBにトビーまたはマグワイアが入るだけでだいぶビルドアップの質が上がりますし、ルカクの良さ、ポグバの攻撃力を活かせるようになりますし、格下相手の取りこぼしも減るのではないかと思います。
ちなみに僕も値段次第ではトビー推しです。
ビルドアップ上手いCB獲得したからって得点力が上がるとは自分は思いませんね。
マグワイアもまたW杯活躍の特別価格でのご提供となっておりますので、レスター側も内心は「今が売り時だ!」と躍起になっているのではないでしょうか。気前のいいユナイテッド相手だからこそ吹っ掛けているのであって。ただ、下手すれば更に化けるポテンシャルを秘めているので、それがまた契約延長など話をややこしくしてしまっていますが…
私はマグワイア推しです。赤い悪魔というよりかは“赤い巨人”、これ程コンセプトがハッキリしているチームもなかなかありませんからね、マグワイアはが来るなら非常に楽しみです。