エヴァートン、ウェストハム、フラムが躍動!プレミアリーグのデッドラインデーLIVE!
9時前に、レスターがフライブルクのCBチャグラル・ソユンク獲得について、1900万ポンドで合意したというニュースが入ってきました。メディカルで問題がなければ、17時までに発表されるでしょう。この報を受けても、マグワイアが動くと騒ぐジャーナリストはいません。ほどなく、クリスタル・パレスがジョルダン・アイェウをゲットしました。スウォンジーで7ゴールを決めたアタッカーは、やはりプレミアリーグで観たい選手です。
「マーケットについて考えるのをやめるべき時を迎えている。試合に集中しなければいけない」。10日にプレミアリーグの開幕戦をレスターと戦うモウリーニョ監督は、青いユニフォームのマグワイアを観ることになるのを覚悟しているようです。10時を過ぎ、マテオ・コヴァチッチのチェルシー入団、ルーカス・ペレスのウェストハム移籍、ザグレブからレスターに加わるといわれていたベンコヴィッチの契約締結が続々と報じられています。「ウェストハムは、プレミアリーグに残るチャンスを与えてくれた」。ノースロンドンから東に移ったルーカス・ペレスは、650万ポンドというお買い得案件です。
ここから、16時59分までに移籍金が生じた選手の話題はゼロ。ベティスからカーディフのカマラサはローン移籍、シャフタル・ドネツクのベルナルジはフリーでエヴァートンに加わりました。ウォルバーハンプトンは、ベルギー代表CBデンドンカーをシーズンローンで連れてきたとのこと。ワールドカップロシア大会でもプレイした23歳は、楽しみな即戦力です。「ダニー・イングスはリヴァプールに残るようだ」「スパーズは誰も獲らない」「ダルミアンもロホも出ていかないのか」「マンチェスター・シティには、フェルナンジーニョの不在をカバーできる選手がいない」…。プレミアリーグのTOP6にこれといった動きがないまま、最も静かなデッドラインデーは終わろうとしていました。
駆け込みで決まったのは、ウィガンCBダン・バーンのブライトン入り。おお、バルサのコロンビア代表DFジェリー・ミナがエヴァートン入団と報じられています。移籍金は2850万ポンド(約40億5000万円)。マンチェスター・ユナイテッドがマグワイアやアルデルヴァイレルトを追わなければ、獲っていたかもしれない長身のCBです。エヴァートンは、さらにバルサからアンドレ・ゴメスも引っ張ってきました。ロシアの緒戦で、香川真司のボレーを腕で止めてレッドカードを喰らったカルロス・サンチェスは、フィオレンティーナからウェストハムに移るようです。
最後は、フラムが何と5連発!セヴィージャGKリコ、マンチェスター・ユナイテッドからローンのフォス=メンサー、アトレティコ・マドリードで燻り気味だったルシアーノ・ヴィエットはいずれもローン。ブリストルの左SBジョー・ブライアンを600万ポンドで獲得すると、マルセイユMFアンドレ・ザンボ・アンギッサに2850万ポンドを投じ、総勢12人の大量補強にピリオドを打ちました。ダニー・イングスはセインツにローン移籍となったようです。
大物が動かない、淡々としたデッドラインデーでした。「ワールドカップ×プレミアリーグ開幕前締め切り」は、想像以上にタイトだったということでしょうか。ロシアでベスト4に進出したイングランド代表の23人が誰も動かなかったのが、静かなマーケットを象徴しています。そんななかでも、リシャルリソン、ミナ、アンドレ・ゴメスなど即戦力を的確に補強したエヴァートンと、大型補強のウェストハムは楽しみです。いよいよ本日、プレミアリーグ2018-19シーズンが開幕します!
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昇格組2つの補強は本当にすごいですね。野心が感じ取れます。
エヴァートンとウェストハムは不思議なことに補強すればするほど微妙なシーズンになっているようなイメージがあるのであまり怖くないです…笑
イングスはサウサンプトンに行くみたいです。サウサンプトンの為にもイングスの為にもイングスが怪我しないと良いですね