ルーカス・トレイラ、ルカク、サッリが全員セリエA⁉ ツッコミどころ満載のゴシップ2連発!
「Lucas Torreira opens door to Arsenal exit amid AC Milan transfer interest(ルーカス・トレイラは、ACミランが移籍に関心を寄せる中で、アーセナルの出口のドアを開いている)」。プレミアリーグで1年めを終えたばかりのセントラルMFが、イタリアへ戻る可能性があると報じられたのは、イングランドでの生活について「母国メディアに赤裸々に話すという南米選手あるある」を敢行したからです。「楽しいことはあまりない」「イタリアのほうがよかった。イギリスはまったく違う。巨大な国だね」「言葉の障壁に、チームメイトをはじめ多くの人と関係を結ぶのを止められたよ」。会話ができなきゃ難しいよね、と語った23歳のウルグアイ代表の愚痴は止まりません。
「And so is the climate. You go out in the morning and it is cloudy, you arrive late to your home and it is cloudy.(そうだ、天気もだ。朝出たら曇り、遅く帰っても曇りだ)」
太陽があるのが普通だった、ちょっと奇妙だとこぼしたルーカス・トレイラは、「何年もいれば適応できるだろう」とポジティブにフォロー。プレミアリーグのタイトなスケジュールについてぼやいた後も「1年めとしては満足、ハッピー」と締めているのですが、何がどうしてどうなったのか、記事の見出しはアレなわけです。私は思わず、「ACミランはどこへ消えた!」と突っ込んでしまいました。強引な根拠からねじ込んだ完全なるフライングのゴシップに、まんまと乗せられた顛末を報告させていただいた次第であります。申し遅れましたが、出典は「デイリー・ミラー」。信頼性の偏差値53ぐらいの元気なメディアです。
さて、「ESPN」のイタリア関連記事のほうは、信ぴょう性が高そうなお話です。ロメウ・ルカクが「アントニオ・コンテは世界最高レベルのマネージャーであり、プレミアリーグと同様にセリエAは夢見ていたリーグだ」と語ったとのこと。チェルシーで指揮を執っていたコンテ監督がルカク獲得を切望したあの夏、最終的にはマンチェスター・ユナイテッドを選んだストライカーは心を動かされていたようです。
「サッリがユヴェントスに行くし、ナポリにはアンチェロッティがいるし、来季のセリエAはマジでエキサイティングだね。イタリアのフットボールにはホント、ハッピーな気分にさせられるよ」
どこのゴシップを読んだんですか…サッリがユーヴェ!? それは選手がこぼしたらアカンやつでしょう。「自分はマンチェスター・ユナイテッドの選手だから、クラブを尊重しないと」という天然発言に「サッリもやで!」とかぶせてしまいました。インテルから熱烈なオファーがあれば、ルカクはイタリアに渡るのではないでしょうか(これも強引ですね!?)。ACミランがツカミに1回出てくるだけの怪しいフライング記事と、「サッリがユーヴェ」というルカクのフライングコメントがおもしろかったので、紹介させていただきました。3人ともセリエA…さすがにそれはないでしょう!
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更新ご苦労様です。
この時期のネタは面白いですね。読み手を飽きさせません。ミラーの偏差値についての、くだりは笑ってしまいました!同意です。
みんな大好きザ・サンの偏差値はいくつですか…?
密かにユナイテッドを率いてもらいたいと思っていただけにフォンセカのローマ就任は心残りですが、仮想ユナイテッドに見立てて個人的に楽しもうと思います。まああちらはフランチェスコに鍛えられたベースがありますが…
イタリアに帰るなら、手堅いイメージの王者をサッリがどこまでいじくり回せるのか、それはそれで楽しみではあります
チームを捨てるランパードを見たくはありませんが仕方ありませんね