コヴァチッチ、エンドンベレ、マルティネリ…週明けのロンドンは新戦力獲得ラッシュ!
「チェルシーで過ごした1年は本当に楽しかった。ロンドン、プレミアリーグにいられるのはとても快適。昨季はヨーロッパリーグを制覇したけど、新シーズンもクラブに貢献したい」。ゴンサロ・イグアインのプレミアリーグチャレンジは失敗に終わり、サッリ監督が待つユヴェントスに戻ることになりましたが、マドリードで出場機会に飢えていたクロアチア代表MFは、望み通りの場所でシーズン開幕を迎えることになりました。
トッテナムが獲得した中盤のタレントは、コヴァチッチを大きく上回る5380万ポンド(約73億円)。締まり屋のレヴィ会長が、ひとりの選手にこれだけの投資をするのは初めてです。オリンピック・リヨンからやってきたタンギ・エンドンベレは、2年前までリーグドゥのアミアンでプレイしていた選手です。2017年の夏にリヨンに移籍すると、すぐにレギュラーに定着。2シーズンで公式戦96試合に出場し、16アシストという数字を残しています。「ネクスト・カンテ」と呼ばれる22歳に対して、スパーズは2025年までの長期契約を提示したようです。ルーカス・モウラ以来、18ヵ月ぶりに手に入れた新戦力には、中盤の守備の安定化と前線へのフィードを増やすことが期待されています。
スパーズは、エンドンベレと同時にリーズのジャック・クラークも獲得しましたが、18歳のサイドアタッカーはローン移籍でリーズに残ることになったようです。ティーンエイジャーといえば、アーセナルの最初の新戦力となったブラジル人FWガブリエル・マルティネリも未来への投資でしょう。フラメンゴ、クルゼイロ、サントスなどブラジルの名門クラブが獲得を熱望していたアタッカーは、16歳だった2017年にイトゥアーノでデビューしてから34試合10ゴールという数字を残しています。数年後にプレミアリーグの先輩リシャルリソンのようなプレイを披露し、やがてはネイマールのようにセレソンのエースに成長してくれれば、長い争奪戦を制したガナーズはガッツポーズです。
マンチェスター・ユナイテッドが先陣を切り、ロンドン勢が動き出したトランスファーマーケットですが、沈黙の最強クラブが新戦力を発表するのはいつ頃になるのでしょうか。マグワイア、ザハ、ロドリ、フェキル、ブルーノ・フェルナンデス、ブラヒミ…引き続きビッグクラブの動向を日々チェックしてまいります。いやー、おもしろくなってきました!
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