「BBC」がトップで報道!リヴァプールの獲得第2号はプレミアリーグ史上最年少出場の逸材⁉
2019年5月4日。最終節のウルヴス戦で、2003年4月4日生まれのエリオットは史上最年少となる16歳30日でプレミアリーグデビューを果たしました。パトリック・ロバーツ、ライアン・セセニョンといった素晴らしいヤングプレーヤーをアカデミーから輩出しているフラムですが、エリオットはクイーンズ・パーク・レンジャースからやってきた選手です。2018年9月に開催されたカラバオ・カップ3回戦のミルウォール戦に学校の試験が終わってから駆けつけ、この大会でも15歳174日の最年少出場を記録。サイドからのスピードあふれる突破が魅力の逸材は、早くからプレミアリーグのビッグクラブにマークされていました。
2007年に、やはりフラムに所属していたマシュー・ブリッグスが作った16歳68日というプレミアリーグレコードを38日更新したエリオットは、フラムとの契約延長を拒否。レアル・マドリード、バルセロナ、RBライプツィヒ、リヴァプール、アーセナル、マンチェスター・シティの争奪戦と報じられておりましたが、アレクサンダー=アーノルドに20歳以下で2シーズン連続のCLファイナル先発という史上初の記録をもたらしたクラブが、契約に漕ぎ着ける見通しです。
リヴァプールがファン・デン・バーグ獲得の際に、PECズヴォレに支払った額は130万ポンド(約1億8000万円)。アドオンを入れると最大440万ポンド(約6億円)の支払いになるといわれていますが、17歳になってから正式なプロ契約となるハーヴェイ・エリオットについては、同じような水準の補償オプションが組まれるようです。最初に獲った選手は17歳、2人めは16歳。2人足してもジェームズ・ミルナーと同い年です。マイケル・エドワーズとユルゲン・クロップは、来季のプレミアリーグだけでなく、10年後のレッズをイメージしながらタレントたちの将来性をチェックしているのでしょう。
「BBC」がトップで扱ったということは、アクシデントがなければ契約間違いなしということだと思われます。意表を突く原石コレクションを披露した欧州王者は、次の一手をどのポジションに求めるのでしょうか。アンフィールドは常に熱狂、指揮官は名将、大器といわれる逸材を補強、クラブの収益でも他を圧倒(ラップのように韻を踏んでみました)。今のリヴァプールは、どこをとっても眩しく映ります。勝って儲けて、獲って勝つ。フットボールクラブかくあるべし、ですね…。
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