停滞モード一変⁉ マンチェスター・ユナイテッドにブルーノ・フェルナンデス獲得合意報道!
数日前まで進んでいなかった獲得交渉が突如動き出した背景について、現地メディアの記事からまとめるとこうなります。マンチェスター・ユナイテッドは、この夏のターゲットに優先順位を付けていました。最重要案件は、レスターのハリー・マグワイア。DFとしてプレミアリーグ史上最高額の8000万ポンドを嫌がったレッド・デヴィルズは、これを決めないと他のディールを進められないとしていたようです。次に優先度が高いのはミリンコヴィッチ=サヴィッチですが、こちらはポグバが退団したときに発動するディールです。ブルーノ・フェルナンデスは3番めといわれ、必ずしも獲らなくてもいい選手という見方をするメディアもありました。
この順列に変化が生じたのは、プレミアリーグの移籍市場締め切りまで2週間となっても目当ての選手を獲れなかったからです。スールシャール監督にせかされたウッドワードCEOはクラブの極東ツアー視察をキャンセルし、スクランブル体制にシフト。今回、大半のメディアが「ミリンコヴィッチ=サヴィッチはポグバ移籍の際に獲得することになっており、ブルーノ・フェルナンデス獲得に影響を与えない」と記述しているのは、マンチェスター・ユナイテッドが優先順位を取っ払ってすべての交渉をパラレルで進めるようになったことを伝えるためです。
昨季の公式戦で53試合32ゴール18アシストという出色の数字を残したスポルティングCPのプレーメイカーは、リヴァプールとのフレンドリーマッチでミニョレのキャッチミスを誘う強烈なミドルで先制点をゲットした後、移籍について話を振ったプレスにこう答えています。「スポルティングで最後の試合になるかどうかはわからない。コーチが決めることだ。以前にイングランドでプレイしたいといったけど、今は気にしていない。今季移籍するか?”クラブが決断すれば”だね」。マンチェスター・ユナイテッドと個人合意に至ったといわれている24歳は、プレミアリーグ行きが実現するかどうかはクラブ次第というスタンスをキープしています。
「デイリー・ミラー」は、スールシャール監督がブルーノ・フェルナンデスに期待するのは10番の役割で、トップ下での起用を考えているとレポート。「メトロ」は、アンデル・エレーラよりも攻撃志向が強いので代役とは見做されていないといっています。ラシュフォードの後ろに24歳のポルトガル人が入り、左右にマルシアルとリンガードという4-2-3-1がベースになるとすると、マティッチと並ぶのは…?ポグバを守備的に使おうとはしなかったスールシャール監督は、レアル・マドリードからのオファーを受けてミリンコヴィッチ=サヴィッチが加わることを想定しているのかもしれないと、ついつい穿った見方をしてしまいます。
もとい、ポグバとミリンコヴィッチ=サヴィッチの話は別の機会に譲るとして、今はひたすらブルーノ・フェルナンデス獲得の成功を祈りたいと思います。昨季のゴール数は65でプレミアリーグ5位。得点力が上がれば、TOP4返り咲きがよりリアルになるのではないでしょうか。ニコラ・ペペ獲得に近づいたといわれるアーセナルとともに、週明けのメディアを賑わしていただければと楽しみにしています。
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正直ブルーノ・フェルナンデス一人でチーム力が激変するくらいのクオリティを持つ選手です。
プレミアで観たい気持ちは1000%、しかしユナイテッドへ移籍してほしくない気持ちも1000%笑
続報待つのみですね。
やめて〜。
本当にレッズファンにとってやきもきさせられる夏です。プレミアで史上最強の2位、CL優勝。どんなビッグサマーになるかと期待に胸を膨らませていましたが。プレミア初制覇を狙える絶好機に更に投資して胸を張って強豪といえるクラブに返り咲くチャンスなのに…。ぺぺもブルーノも持っていかれて、ビッグディール無しで終わったらマジで凹みます…。せめてフロントスリーの代役を務められる実力者獲得はして欲しい。
マンUの記事なのにレッズファンの嘆きをすいません(汗)