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ニコラ・ペペ獲得合意報道のアーセナル、次のターゲットはルガーニ&ケディラ⁉

「どのように改善していくべきかを考えている。テーブルには異なるタイプの選手たちがいて、いずれもサインできる可能性がある。(ニコラ・)ペペは非常にいい選手であり、さらにこのスカッドが改善するためのいくつかの条件をもたらす選手だけを考えている」「CBをひとり、MFをひとり、ウインガーをひとり。これらを実現すべく取り組んでいるところだ」(ウナイ・エメリ)

1週間前とは別なクラブのように、アーセナルが積極的に動いています。プレミアリーグTOP4奪還を最低の目標とする指揮官がニコラ・ペペの名前を出すということは、順調に獲得に近づいているのでしょう。補強するポジションを明言したのは、既にターゲットとなる選手にアクションしているからだと思われます。彼の言葉をそのまま受け取ると、セルティックのキーラン・ティアニーを獲る気はないということになります。SBはベジェリン、ジェンキンソン、チャンバース、メートランド=ナイルズ、モンレアル、コラシナツで充分と判断しているのでしょうか。CBは強化するポジションとしており、現地メディアはユヴェントスのダニエレ・ルガーニにアプローチすると報じています。

代理人のダヴィデ・トルキア氏が、「1年前にチェルシーからビッグなオファーがあった」と語ったイタリア人CBは、デ・リフトとデミラルを加えたユーヴェで居場所を失いつつあります。ボヌッチやキエリーニの後継者と目されながら、セリエA15試合2ゴールに留まったルガーニは、サッリ監督のチームに残れば4人のCBとポジションを争わなければなりません。トルキア氏は、「イタリアカップで年に1度プレイする選手と見做されるなら、いくつかの可能性について考えなければならない」とコメント。この状況をキャッチアップしたのがアーセナルというわけです。

ニコラ・ペペの移籍合意を伝えたのは「BBC」「スカイスポーツ」の2トップでしたが、ルガーニが買い取りオプション付きのローンでアーセナルに行く見通しといっているのは「メトロ」「エクスプレス」「ザ・サン」「Goal.com」といった野党連合です。「Goal.com」は、7月29日に25歳のバースデーを迎えるCBはローマ、ACミランとリンクしているとレポートしており、プレミアリーグ行きがすんなり決まる状況ではなさそうです。

コシールニーのリーグアン行きが決定的になっているガナーズとしては、アッレグリ監督のユーヴェでレギュラーを争っていたCBをレンタルで獲れるという絶好のチャンスは何としても活かしたいところでしょう。買い取りオプション付きという話になれば、3600万ポンドが相場といわれている移籍金が交渉のポイントですが、ユーヴェが納得する条件を提示できれば、エメリ監督が思い描く新チームの構想に近づけます。

「CBはルガーニ、ウインガーはニコラ・ペペ」として、残るMFはユーヴェのサミ・ケディラでしょうか。エミレーツカップのオリンピック・リヨン戦を観戦していたドイツ人MFは、昨季のセリエAで10試合出場に留まっており、ラムジーが加入したチームよりラムジーを失ったチームの方が出場機会が見込めると考えているのかもしれません。こちらも報じているのは「メトロ」「エクスプレス」ですが…。ユーヴェコンビを獲れるかどうかはわかりませんが、アーセナルのターゲットが明確になり、プレミアリーグ開幕までに押さえるべくエンジンがかかっているのは間違いないようです。

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“ニコラ・ペペ獲得合意報道のアーセナル、次のターゲットはルガーニ&ケディラ⁉” への5件のフィードバック

  1. 新参 より:

    自分の間違いかもしれませんが、one center-back, one full-back, one wingerと言ってた気がします。ルガーニ、ティアニー、ペペの三人をとりに行っているのではないかと思います。

    それとは別にケディラがエミレーツに来ていたと認知しています。

  2. ぐなです より:

    ケディラですか。
    親交が続いていればエジルの親友が加入してくれるのはいいことかも知れません。

    ルガーニは好きな選手ですが、僕の不勉強かもしれませんがアーセナルでイタリア人の近年の成功例が思いつきません。
    来てもらえるなら、しっかりとケアが必要かなと思います。

    なんにせよ、今はクラブに興味を持ってくれる選手がいるだけありがたいとしましょう。

  3. makoto より:

    新参さん>
    https://www.arsenal.com/news/emery-responds-transfer-speculation
    アーセナル公式では、MFとなってます。

    ぐなですさん>
    英語、フランス語、ドイツ語、スペイン語の選手は複数いますが、イタリア語は複数獲得しないと孤立しがちということがあるかもしれませんね。わがクラブのダルミアンもそうですが。チェルシーがうまくいってるように見えるのは、イタリア人&セリエA出身者が多いのがポイントかもしれません。イングランドとイタリアの選手が、海外で失敗するケースが目立つのは語学的孤立なのかなと思ったりします。

  4. 新参 より:

    主さんすいません…SUNを見ていました…
    ミッドフィルダーはケディラですかね。中盤センターは若手が多いので、サポートしてくれるベテランは確かに欲しいかもしれません。ただ、サイドの守備のほうが心配なので、フルバックの補強を優先して欲しいです。

    ルガーニの言語面は、イタリアとゆかりのあるソクラテス、トレイラ、オーバメヤンがサポートしてくれるといいですね。

  5. エミリー より:

    えー、ティアニー来ないのかなぁ(泣)
    だとしたら、すごく残念です。
    でも、ローンも上手く使って、的確に補強してくれてて、頼もしいです。
    そして、今夏の補強が上手くいってるのは嬉しいけど、イウォビが放出リストに入るのは辛いなあ。
    負けずに活躍しろイウォビ!!
    まだまだもっとやれるはず!!

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