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偏愛的プレミアリーグ見聞録

マンチェスター・ユナイテッドファンですが、アーセナル、チェルシー、トッテナム、リヴァプール、エヴァートンなどなど何でも見てしまう雑食系プレミアリーグファンです。プレミアリーグ観戦記、スタジアム、チーム情報からロンドンやリヴァプールのカルチャーまで、幅広く紹介しています。

移籍市場もいよいよ大詰め。最後の1週間は「マンチェスター勢のビッグディール7連発」⁉

プレミアリーグのトランスファーマーケットは、現地時間で8月8日17時に締め切りとなります。デッドラインデーまで残り10日。ビッグディールの予感が漂うのは、マンチェスターです。バイエルン・ミュンヘンは、ロベリーの後継者としてレロイ・サネを指名。コヴァチ監督は、プレミアリーグのドリブラー獲得について「自信がある」と語っています。ペップ・グアルディオラは、サネが抜けた際にはレアル・ソシエダードのスペイン代表FWミケル・オヤルサバルを押さえるといわれています。スペインメディア「アス」によると、昨季ラ・リーガで37試合13ゴールの22歳は、バイアウト条項に記されている6800ポンド(約90億円)を払えばゲットできるそうです。

ディール成立の場合はマン・シティが先に動き、プレミアリーグ開幕前にオヤルサバルの入団を発表した後、サネがドイツに向かうという流れになるでしょう。1月のリヴァプールとの大一番で決勝ゴールを右隅に叩き込み、無敗だったチームに唯一の敗戦を記録させたドリブラーがいなくなるのは、相当痛いのではないでしょうか。一貫してサネの必要性を訴えてきたペップは、「彼の残留を望み、契約延長に向けてアプローチしてきたけど、それらは私たちの手中にない」と諦めモード。サネが決断すれば、新シーズンのポジションはバイエルンのアウトサイドです。

マンチェスター・ユナイテッドもまた、ポール・ポグバとロメウ・ルカクの移籍話の決着が話題となっています。多くのメディアが、ポグバはレアル・マドリード、ルカクはユーヴェと予想。ポグバの代役と目されているミリンコビッチ=サヴィッチについては、複数メディアが代理人のマテヤ・ケジュマン氏が交渉を合意に導いたと伝えており、ポグバのスペイン行きが決まれば5年契約が締結される見通しです。

マンチェスター・ユナイテッドとラツィオの綱引きも佳境となっているようで、6800万ポンド(約90億円)を一括で得たいラツィオに対して、プレミアリーグは一部をオプションにしてほしいと申し出ているようです。こちらについても、ポグバが1億5000万ポンドで売れれば問題ではなくなるでしょう。レスターのハリー・マグワイアは病気を理由にトレーニングに参加しておらず、ブルーノ・フェルナンデスはフレンドリーマッチで涙を流すなど、マンチェスター・ユナイテッドへの移籍が決まる予兆のような話が流れており、8月上旬にはビッグディールが5連発で決まる可能性があります。

サネ、オヤルサバル、ルカク、マグワイア、ポグバ、ミリンコビッチ=サヴィッチ、ブルーノ・フェルナンデス。8月に入ってからビッグネームが7人動き、アーセナルやトッテナムもサプライズを連発し始めたら、われわれプレミアリーグファンにとっては相当せわしない1週間になりそうです。クラッカーが間断なく鳴り響く狂乱のカーニバルか、直前の喧騒が嘘のような静かなるホラーか。直近の報道をチェックすると、前者としか思えないのですが、何しろメディアのみなさんは煽りますので…。

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“移籍市場もいよいよ大詰め。最後の1週間は「マンチェスター勢のビッグディール7連発」⁉” への1件のコメント

  1. ペップの街 より:

    シティのウィングにはスターリング、ベルナルド・シルバ、マフレズ、そしてサネという陣容でスターリングとベルナルドは他のポジションでも実績を挙げていますよね。どうしてもサネの出番が少なくなるのが残念です。サネが行くと言えば仕方がないのかな?ドイツ人ならバイエルンに求愛されたら行きたいだろうし・・・イヤイヤ、彼はここぞという時に値千金のゴールを決めてきた逸材だし残ってほしいなあ!

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