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チェルシーがククレジャ、マン・シティにデ・ヨング!? バルサの大暴れで移籍市場は予測不能…!

マルク・ククレジャをほしがっていたのはマンチェスター・シティ。フレンキー・デ・ヨング獲得をめざしていたのはチェルシー。現地メディアは、ククレジャがチェルシーでオランダ代表MFがマン・シティに入れ替わる可能性があると伝えています。

何がどうなると、そんな着地になるのか!? まずは、プレミアリーグのトランスファーマーケットの主役となっているチェルシーの動きをチェックしましょう。スペインの「スポルト」によると、事の発端はチェルシーとバルセロナのトップ会談。7月にカタルーニャに乗り込んだトッド・ベイリーオーナーは、2つのディールに関して、ジョアン・ラポルタ会長とすり合わせを行ったそうです。

ひとつは、マルコス・アロンソ&アスピリクエタです。バルサ移籍を望んでいる2人のDFについては、クラブ間の経済的な合意があれば移籍を認めるという確認がなされたとのこと。そしてもうひとつは、フレンキー・デ・ヨング。チェルシーの新オーナーが求めたのは、選手と直接交渉する権利でした。

ブルーズが予定通りジュール・クンデを獲得していれば、これらの話は動いたのだと思われますが、バルサのハイジャックが成功したため、プレミアリーグのクラブは仕切り直しを強いられました。現在は、レスターのフォファナにアプローチしつつ、ブライトンのククレジャ獲得を狙っていると伝えられています。

チェルシーがCBとSBを押さえられれば、スペイン人たちのバルサ行きが成立する可能性が高まります。ククレジャを安売りしたくないブライトンは、移籍金5000万ポンドを主張しており、マンチェスター・シティの3000万ポンドを却下。「スカイスポーツ」によると、昨季プレミアリーグ王者の動きが止まったのを見たチェルシーは、ブライトンの要求に応じる構えだそうです。

レスターのフォファナは、さらに高額の8000万ポンドといわれていますが、ブルーズは余剰戦力を提供して負担を緩和しようとしていると報じられています。混乱が生じている最終ラインの補強に目処が立てば、フレンキー・デ・ヨングを獲るという話もリアルになるでしょう。

残留が第一希望のオランダ人は、チェルシーなら移籍を承諾するでしょう。しかし、バルサが実現させたいのは「ベルナルド・シウヴァとのスワップ」。レフティを出したくないプレミアリーグ王者と、有利な条件で着地させたいラ・リーガの名門が折り合うのは難しそうですが、選手が移籍を懇願すれば、建設的かつ具体的な交渉が始まるかもしれません。

ここまでの話をまとめると、こうなります。「マルコス・アロンソとベルナルド・シウヴァが母国に帰りたいといえば、ククレジャはチェルシー、デ・ヨングはマン・シティという着地になる可能性がある」。マンチェスター・シティが今さら中盤のキーマンを手離すとは思えませんが、果たして…!?


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