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偏愛的プレミアリーグ見聞録

マンチェスター・ユナイテッドファンですが、アーセナル、チェルシー、トッテナム、リヴァプール、エヴァートンなどなど何でも見てしまう雑食系プレミアリーグファンです。プレミアリーグ観戦記、スタジアム、チーム情報からロンドンやリヴァプールのカルチャーまで、幅広く紹介しています。

デクラン・ライスは大本命、出番が減った選手の退団は?盛り上がるアーセナルの移籍最新トピックス!

プレミアリーグ33節のノッティンガム・フォレスト戦でブライトンが敗れ、アーセナルのTOP4フィニッシュが確定しました。CL出場権の価値は、例年よりも高いといえるのではないでしょうか。資金力があるチェルシー、クロップとアンフィールドというブランドを持つリヴァプールに対して、夏のマーケットで明快なアドバンテージを得られるからです。

最もわかりやすいのは、「チャンピオンズリーグに出たい」と公言する選手の争奪戦です。たとえば、デクラン・ライス。ハマーズとの契約が残り1年となるセントラルMFについて、多くのメディアが「アーセナルがトップランナー」と報じています。

「テレグラフ」のサム・ディーン記者は、昨季のCLに出場したプレミアリーグのクラブが平均で8800万ポンドを稼いだと指摘し、ガナーズはトップターゲットに対して強い立場を確保しているとレポート。「イブニング・スタンダード」のサイモン・コリングス記者も、マンチェスター勢より先行しており、争奪戦を制する自信ありと伝えています。

デクラン・ライスの移籍にまつわる最新情報をまとめた「フットボールロンドン」は、「バイエルンが動いているという報道は的外れ」「レアル・マドリードは本人に拒否された」といった大陸からのニュースを紹介。すべての情報がアーセナル移籍に向いており、契約延長をしていないハマーズにできるのは、1年延長のオプションを使って移籍金を吊り上げることぐらいです。

チャンピオンズリーグに加えて、地元ロンドン、指揮官の熱意という武器を携えたクラブは、シーズンを終えたら速攻を仕掛けるのではないでしょうか。欧州とプレミアリーグを両立させるには選手層が薄いチームゆえ、高額の移籍金もハードルにはならないでしょう。

ビッグディールに関するネタが盛り上がる一方で、今季のアーセナルで出番を得られなかった選手たちの移籍ゴシップも出回っています。ジンチェンコの加入で出番が激減したティアニーはニューカッスル。ゴールがほしい状況でも起用されないスミス・ロウは、エメリ率いるアストン・ヴィラが狙っているといわれています。

ランスにローン移籍し、リーグアン32試合18ゴールとブレイクしたフォラリン・バログンは、ジェズスとエンケティアの次という序列をよしとしないでしょう。キヴィオルとトロサールの加入で、パブロ・マリとニコラ・ペペの復帰の道は閉ざされています。デクラン・ライスが決まれば、グラニト・ジャカも新天地を探そうとするかもしれません。

ハマーズのMF以外にも、モイセズ・カイセド、イヴァン・フレスネダ、メイソン・マウントらの名前が挙がっていますが、ティアニーやスミス・ロウ、ファビオ・ヴィエイラのフィット感を高めるのが最も確実な戦力強化でしょう。

セントラルMFに加えて本職の右SB、サイドアタッカーを獲得し、現有戦力の成長を促すことができれば、アーセナルはプレミアリーグとチャンピオンズリーグで充分戦えるはずです。デクラン・ライスらターゲットの動向をチェックしつつ、ストレスが溜まるシーズンを過ごしたバックアッパーたちの決断にも注目したいと思います。


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