2024.01.21 移籍ニュース2023-24移籍ニュース
バイエルンがトリッピアーにオファー、本人はOKと即答!移籍成立はパリとニューカッスル次第…?
そのニュースが飛び込んできたのは、土曜日の午後。「スカイ」でレポーターを務めるフロリアン・プレッテンバーグから、ファブリツィオ・ロマーノというラインで情報が流れてきました。バイエルン・ミュンヘンがキーラン・トリッピアーにオファー。プレミアリーグ屈指の右SBは即時でゴーサインを出したそうです。
無敗で首位を快走するレヴァークーゼンの背中を追うドイツ王者は、右SBがウィークポイントとなっています。レギュラーはモロッコ代表のヌセア・マズラウィですが、12月にハムストリングを痛めて3試合を欠場。現在は、アフリカネーションズカップに参加しています。彼がいないゲームは、MFのコンラッド・ライマーを右サイドにシフトして急場をしのいでいます。
バイエルンの最優先ターゲットは、2022年の夏にライプツィヒからパリ・サンジェルマンに移籍したノルディ・ムキエレ。左右のSBをこなす元フランス代表を巡る交渉は、難航していると伝えられています。バイエルンの希望は、買い取りオプション付きのレンタル。対するパリは買い取り必須を主張しており、両者譲らず進展は見られません。
33歳のトリッピアーは、プランB。バイエルンの希望はローンで、夏の補強までのつなぎと考えているようです。それでも本人は乗り気で、既に個人合意と報じられているのですが、「スカイスポーツ」がニューカッスルは拒否と伝えています。マンキージョを負傷で欠いているクラブは、リヴラメントとクラフトだけで乗り切るのは不安と考えているのでしょう。
バーンリーでプレミアリーグデビューを果たし、トッテナムで頭角を現したイングランド代表のフルバックは、2022年1月にアトレティコ・マドリードからニューカッスルに移籍しました。入団直後の4試合で2ゴールをゲットし、不振のチームの巻き返しに貢献したものの、その後筋肉を傷めて戦列を離れ、最初の半年は公式戦7試合出場に留まっています。
真価を発揮したのは2022-23シーズン。プレミアリーグ38試合1ゴール7アシストというスタッツを残したクロス職人は、2位のアーノルドを141本も引き離すクロス393本を記録しています。キーパス110本は2位、ビッグチャンスクリエイト24回は4位、スルーパス16本は9位。右サイドを仕切る彼がいなければ、TOP4フィニッシュは実現しなかったのではないでしょうか。
2023-24シーズンもクロス162本とキーパス54本は2位と、攻撃への貢献度は高いのですが、12月からは守備で致命的なミスを繰り返しています。3-0で敗れた15節のエヴァートン戦は、後半に犯した自陣でのミス3回がいずれも失点に直結。続くスパーズ戦はソン・フンミンを全く止められず、最初の2失点の元凶となってしまいました。
カラバオカップ準々決勝のチェルシー戦は、90分を終えて1-0で勝っていたのですが、92分にトリッピアーのトラップミスをムドリクにさらわれてPK戦へ。3人めで失敗したのは、ショックを引きずっていたからでしょうか。バイエルンのオファーでテンションが上がったのは、環境を変えたいと考えていたからなのかもしれません。
ニューカッスルがNGといい続ければ話は終わりますが、ジョエリントンを失ったクラブは、エヴァートンのMFアマドゥ・オナナを買い取りオプション付きのローンで引き入れることを画策中といわれています。PSR違反を回避するために、トリッピアーのサラリーをバイエルンに持ってもらう必要が生じれば、一気に決まる可能性が高まります。
現状は「予断を許さない」としかいえませんが、ビッグクラブでのプレイは最後となるであろうSBのチャレンジは実現するのでしょうか。33歳になったベテランがどうしても行きたいといえば、容認という着地になりそうな気がするのですが…。バイエルンとパリの動向を気にしながら、続報を待ちましょう。
無敗で首位を快走するレヴァークーゼンの背中を追うドイツ王者は、右SBがウィークポイントとなっています。レギュラーはモロッコ代表のヌセア・マズラウィですが、12月にハムストリングを痛めて3試合を欠場。現在は、アフリカネーションズカップに参加しています。彼がいないゲームは、MFのコンラッド・ライマーを右サイドにシフトして急場をしのいでいます。
バイエルンの最優先ターゲットは、2022年の夏にライプツィヒからパリ・サンジェルマンに移籍したノルディ・ムキエレ。左右のSBをこなす元フランス代表を巡る交渉は、難航していると伝えられています。バイエルンの希望は、買い取りオプション付きのレンタル。対するパリは買い取り必須を主張しており、両者譲らず進展は見られません。
33歳のトリッピアーは、プランB。バイエルンの希望はローンで、夏の補強までのつなぎと考えているようです。それでも本人は乗り気で、既に個人合意と報じられているのですが、「スカイスポーツ」がニューカッスルは拒否と伝えています。マンキージョを負傷で欠いているクラブは、リヴラメントとクラフトだけで乗り切るのは不安と考えているのでしょう。
バーンリーでプレミアリーグデビューを果たし、トッテナムで頭角を現したイングランド代表のフルバックは、2022年1月にアトレティコ・マドリードからニューカッスルに移籍しました。入団直後の4試合で2ゴールをゲットし、不振のチームの巻き返しに貢献したものの、その後筋肉を傷めて戦列を離れ、最初の半年は公式戦7試合出場に留まっています。
真価を発揮したのは2022-23シーズン。プレミアリーグ38試合1ゴール7アシストというスタッツを残したクロス職人は、2位のアーノルドを141本も引き離すクロス393本を記録しています。キーパス110本は2位、ビッグチャンスクリエイト24回は4位、スルーパス16本は9位。右サイドを仕切る彼がいなければ、TOP4フィニッシュは実現しなかったのではないでしょうか。
2023-24シーズンもクロス162本とキーパス54本は2位と、攻撃への貢献度は高いのですが、12月からは守備で致命的なミスを繰り返しています。3-0で敗れた15節のエヴァートン戦は、後半に犯した自陣でのミス3回がいずれも失点に直結。続くスパーズ戦はソン・フンミンを全く止められず、最初の2失点の元凶となってしまいました。
カラバオカップ準々決勝のチェルシー戦は、90分を終えて1-0で勝っていたのですが、92分にトリッピアーのトラップミスをムドリクにさらわれてPK戦へ。3人めで失敗したのは、ショックを引きずっていたからでしょうか。バイエルンのオファーでテンションが上がったのは、環境を変えたいと考えていたからなのかもしれません。
ニューカッスルがNGといい続ければ話は終わりますが、ジョエリントンを失ったクラブは、エヴァートンのMFアマドゥ・オナナを買い取りオプション付きのローンで引き入れることを画策中といわれています。PSR違反を回避するために、トリッピアーのサラリーをバイエルンに持ってもらう必要が生じれば、一気に決まる可能性が高まります。
現状は「予断を許さない」としかいえませんが、ビッグクラブでのプレイは最後となるであろうSBのチャレンジは実現するのでしょうか。33歳になったベテランがどうしても行きたいといえば、容認という着地になりそうな気がするのですが…。バイエルンとパリの動向を気にしながら、続報を待ちましょう。
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