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偏愛的プレミアリーグ見聞録

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シェシュコはライプツィヒ残留!アーセナルの次なる候補はザークツィー?ソランケ?あるいは…!

「アスレティック」「スカイスポーツ」など現地メディアが一斉に、「ベンヤミン・シェシュコはライプツィヒと新たな契約を結んで残留」と伝えています。ユーロ2024が始まる前に、来季の居場所を決めたがっていたストライカーは、クラブの熱意を受け入れたようです。6月末まで有効と伝えられていた5530万ポンドのバイアウト条項は、本人がOKを出さなければ発動しません。

レッドブル・ザルツブルグからライプツィヒに移籍したばかりだった2023-24シーズンは、ブンデスリーガ31試合14ゴール2アシスト。後半戦は17試合11ゴール2アシスト、最後は7戦連続ゴールと無双状態に突入しました。オーストリアのクラブに支払った移籍金は、総額2300万ポンド。さらなる活躍が期待できるエースを、5000万ポンド程度で手離すわけにはいかないでしょう。

サラリーを増額したライプツィヒは、バイアウト条項は付けず、適切なオファーがあれば移籍を容認する紳士協定を結んだといわれています。21歳のストライカーは、最適なタイミングでプレミアリーグやラ・リーガにチャレンジできると約束してもらえるのであれば、レギュラーとしてプレイできるチームで経験を積むほうがベターと判断したのかもしれません。

ポールポジションといわれていたアーセナルは、ナポリのヴィクター・オシムヘンの争奪戦からも撤退と報じられています。1億1000万ポンドの移籍金をリスクとジャッジしたのであれば、ニューカッスルのイサクに再度向かうという話もないでしょう。「スカイスポーツ」は、ボローニャのザークツィーを狙っているといっていますが、こちらはミランが獲得間近です。

昨季のセリエAで34試合11ゴール5アシスト、ドリブル成功52回はリーグTOP。アマール・メータ記者は、「ボローニャとの契約は残り2年で、3400万ポンドのバイアウト条項がある」とレポートしています。先に動いていたミランには、クラブ間合意に至ったという報道がありますが、高額のマージンを要求するエージェントとの交渉が難航しているようです。

逆転の可能性は残されているものの、エドゥSDは拙速なジャッジは避けるはずです。来年の夏にブレントフォードとの契約が切れるイヴァン・トニーは、4000万ポンド程度まで下がるといわれていますが、既に28歳。昨季プレミアリーグのラスト12試合でノーゴールという不振も、大いに気になります。

6500万ポンドで契約を解除できるボーンマスのドミニク・ソランケは、昨季プレミアリーグで38試合19ゴール3アシスト。オフ・ザ・ボールの動きもクオリティが高く、アルテタ監督の戦術にはまりそうですが、トップリーグで結果を出したのは2023-24シーズンのみです。アーセナルは、誰を獲りにいくのでしょうか。

「フットボールロンドン」のエディターと記者7人に獲得すべき選手を聞くと、全員が「アレクサンデル・イサク」。現実的には難しいと見る2人が、次善手としてイヴァン・トニーとソランケを挙げています。そうですよね。イサクですよね…!ここに出た選手以外に、エンケティアを出してでも押さえたいタレントはいるのでしょうか。ギョケレスは8600万ポンドでしたっけ?


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