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18歳の有望株を獲得したウェストハム、次のターゲットはプレミアリーグ復帰をめざすストライカー!

ウェストハム、ルイス・ギリェルメ獲得決定!2023年にパルメイラスでプロデビューを果たしたU-20ブラジル代表は、フットボール賭博への関与が疑われているルーカス・パケタの後継者か?カンピオナート・ブラジレイロ・セリエAでは、過去2シーズンで24試合1アシスト。4月に開催されたコパ・リベルタドーレスのインデペンディエンテ戦で初ゴールを決めたばかりです。

ファブリツィオ・ロマーノ氏によると、移籍金は1930万ポンドでオプション590万ポンド。先発出場が数えるほどしかない18歳の金額としては、思い切った投資です。ブラジルに渡って本人と家族を口説いたティム・シュタイテンSDは、売却する際にパルメイラスに20%が転がり込むセルオンを付け、移籍金をぎりぎりまで下げたようです。

「ウェストハムのみなさん、とりわけブラジルまで来て家族とも話をしてくれたティムに感謝しています。彼らが提案したプロジェクトを、私も家族も気に入っています。このクラブと契約できてとてもうれしい。できる限り貢献したい。うまくいけば、素晴らしい旅が待っています。プレミアリーグは世界最高。ウェストハムのスタッフと一緒に、成長していけると信じています」

右サイドを主戦場とし、ドリブルで敵陣を切り裂くルイス・ギリェルメの将来は、ゴールを量産するボーウェンか、前線をかき回すクドゥスか、あるいはアタックを仕切るルーカス・パケタか。首尾よく戦力を獲得したハマーズは、34歳になったマイケル・アントニオの後継者も獲得しようとしています。

「ガゼッタ・デロ・スポルト」と「テレグラフ」が同時に報じたターゲットは、チェルシーからローマに移籍したタミー・アブラハム。2019-20シーズンのプレミアリーグで34試合15ゴールと頭角を現したストライカーは、2021年にローマに渡ると、初年度からセリエA37試合17ゴール。エースと呼ばれる数字を叩き出したものの、2年めからは苦しいシーズンが続いていました。

公式戦トータルで9ゴールに留まった2022-23シーズンの最終節に、前十字靭帯を断裂。2024年4月に復帰したものの、トップフォームを取り戻せず、12試合1ゴールという冴えない結果に終わりました。イタリアのメディアは「交渉は2500万ポンドからスタート」と報じ、「テレグラフ」のマット・ロー記者は「2000万ポンドで獲得できる可能性がある」といっています。

ポールポジションといわれているハマーズは、アストン・ヴィラとトッテナムの追撃をケアする必要があるようです。バーミンガムのクラブは、スペツィア戦で重傷を負う直前に3400万ポンドで獲得寸前に迫っていたといわれています。ジョン・デュランが出ていくと決まれば、本気で獲りにくるものと思われます。

FFPの遵守がテーマとなっているローマは、チェルシーからローンで引き入れたロメウ・ルカクの移籍金3700万ポンドを支払う余裕がないそうです。彼らにとって、プレミアリーグのクラブの争奪戦は望むところでしょう。イタリアもイングランドも「プレミアリーグ復帰は間違いなし」と見ています。フレン・ロペテギを招聘したクラブの次なるアクションに注目しましょう。(タミー・アブラハム 写真著作者/Werner100359)


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