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ドゥグラス・ルイスは決定間近?チェルシーのMFは…今、最も熱いヴィラの移籍関連ニュース!

ユーロ2024の開幕とともに、プレミアリーグのトランスファーマーケットも正式にオープン。移籍に関するゴシップの数ではアーセナル、チェルシー、マンチェスター・ユナイテッドが「3強」ですが、最も積極的に動いているのはアストン・ヴィラでしょう。41年ぶりに欧州最高峰の大会に復帰するクラブは、昨季の選手層では戦えないでしょう。

課題となっているのは、ブバカル・カマラが11月までいない中盤センター、パウ・トーレスを欠くと脆くなるCB、オリー・ワトキンスへの依存度が高い最前線。昨シーズンを丸ごと棒に振ったタイロン・ミングスが最終ラインに戻ってくるとはいえ、ラングレが信頼できなければ、即戦力を獲得する必要が生じます。

中盤に目を移すと、ドゥグラス・ルイスのユーヴェ移籍は完了間近のようです。ファブリツィオ・ロマーノさんは、「ドゥグラス・ルイスとウェストン・マッケニー、サミュエル・イリング・ジュニオールのスワップのディールはファイナルステージに入っている。マッケニーは退団に関する詳細まで決まり、イリングは既にエメリと話している」と伝えています。

運動量が豊富なマッケニーは即戦力ですが、スピードで勝負するイリングがどこまで通用するかは未知数です。ニコラ・ザニオーロの買い取りオプションを行使しなかったヴィラは、4-4-2のアウトサイドにも新戦力を獲得するかもしれません。ドルトムントが3500万ポンドでの買い取りを躊躇しているイアン・マートセンは、有力な候補のひとりでしょう。

ジョン・デュランをほしがっているチェルシーの選手なら、この夏2度めのスワップという選択肢もリアルになります。以前は「コナー・ギャラガーを獲得しようとしている」と報じられていたのですが、最近は名前が聞かれなくなっています。移籍金500万ポンドで獲得合意と伝えられたルートンのロス・バークリーに加えて、マッケニーも手に入るからでしょうか。

コナー・ギャラガーに関する現状をレポートしているのは、地元メディア「バーミンガム・メール」のアンディ・ターナー 記者。「獲得に成功する可能性がある」という言葉は、ひと頃よりトーンダウンしています。中盤センターをもうひとり引き入れるなら、ブバカル・カマラの穴を埋める守備のスペシャリストでしょう。

ファブリツィオ・ロマーノさんは、「アマドゥ・オナナに対してアーセナルはコンタクトを取っておらず、ヴィラに行くかもしれない」とレポートしています。PSR違反を回避しなければならないエヴァートンが、ブランスウェイトに7000万ポンド超という強気のタグを付けているのは、8番が売れる可能性があるからといわれています。

最終ラインの候補は、サンダーランドのトレイ・ヒュームと、アル・ヒラルの新星サウド・アブドゥルハミド。いずれも右のフルバックで、マティ・キャッシュがミランに引き抜かれるかどうかでジャッジは変わると伝えられています。サイドに即戦力が加われば、コンサは中央に専念することになりそうです。

ストライカーの候補が語られないのは、チェルシーがジョン・デュランに4000万ポンドを支払えないと見ているからか。最後に退団のニュースをお伝えして、この稿を締めることとしましょう。カタール のアル・ドゥハイルに貸し出されていたフィリペ・コウチーニョは、双方合意のうえで契約解除と報じられています。

リヴァプールで活躍したМFは、バルセロナでうまくいかず、バイエルン・ヴィラと居場所を変えるごとに輝きを失ってしまいました。「スカイスポーツ」は、「残っていた2年契約はクリアされ、母国のヴァスコ・ダ・ガマと契約を結ぶ」と伝えています。以上、ヴィラの最新トピックスを紹介しました。ウナイ・エメリのチームは、2024-25シーズンも楽しみです。


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