イングランドのプレミアリーグ(ときどきチャンピオンズリーグ)専門ブログ。マンチェスター・ユナイテッド、アーセナル、リヴァプールetc.

偏愛的プレミアリーグ見聞録

マンチェスター・ユナイテッドファンですが、アーセナル、チェルシー、トッテナム、リヴァプール、エヴァートンなどなど何でも見てしまう雑食系プレミアリーグファンです。プレミアリーグ観戦記、スタジアム、チーム情報からロンドンやリヴァプールのカルチャーまで、幅広く紹介しています。

ナポリがオシムヘンの移籍金を値下げ?本命と報じられているアーセナルは動くのか…!

「フットボールロンドン」が、アレクサンデル・イサクに関するゴシップを連発しています。アーセナルとチェルシーが関心を抱いており、1億1500万ポンド(約224億円)で獲れる可能性ありという話です。これは、ないでしょう。ニューカッスルはイサクを手離す気はなく、本人が移籍を望んだとしても、ロンドンのクラブに1億ポンドを超える金額を投じる余裕はなさそうです。

エステヴァン・ウィリアン、オマリ・ケリーマン、アンセルミーノ、マルク・ギウ…4人のティーンエイジャーを獲得すると報じられたチェルシーは、アドオンを引いても6500万ポンドを投じる計算になります。依然としてPSRをケアしなければならず、マイケル・オリースやニコ・ウィリアムズから手を引いたといわれるクラブが1億を出すとは思えません。

片やアーセナルは、補強予算はそれなりにあるといわれていますが、中盤センターの強化が必須です。これまで噂になったアマドゥ・オナナやスビメンディは5000万ポンド以上が必要で、お買い得のミケル・メリノは2100万ポンド。こちらの目処が立つ前に、プレミアリーグレコードに迫る金額にゴーサインは出さないでしょう。

チェルシーの本命は4000万ポンドのジョン・デュランか、3400万ポンドで獲れるといわれるジョナサン・デイヴィッドか。ルカクを売れずに苦しんできたクラブは、リスキーなディールは避けるはずです。ベンヤミン・シェシュコを獲れなかったアーセナルは、シャビ・シモンズ、ドヴビク、ギョケレスの名前が挙がっていますが、交渉が進展したという話は聞こえてきません。

そんななかで、「イブニングスタンダード」をはじめ、複数のメディアが気になるニュースを配信しています。ナポリがヴィクター・オシムヘンの移籍金を値下げするとのこと。「プレミアリーグに来る来る詐欺」の常習犯と化したストライカーは、昨年の12月に新たな3年契約を結んでおり、1億1300万ポンドのバイアウト条項があると伝えられていました。

アントニオ・コンテを招聘したクラブにとって、セリエA通算118試合65ゴールのエースはアンタッチャブルかと思いきや、「8500万ポンド程度のオファーでも検討する」と方針変更したとのこと。「CalcioMercato」発の情報を引用したメディアは一斉に、「チェルシーは撤退したが、アーセナルはオシムヘン獲得の希望を捨てていない」と報じています。

ナポリが後任に据えようとしているのはルカクで、チェルシーは3800万ポンドを回収できればOKといわれています。コンテ監督がほしがっているという話が事実なら、2つのディールはすんなり決まるかもしれません。昨季の公式戦50試合で43ゴール14アシストのギョケレスと、32試合17ゴール4アシストのオシムヘンがほぼ同額なら、エドゥSDはどんなジャッジを下すでしょうか。

「私は彼の状況と、クラブとの合意があることを知っている。ヴィクターとナポリの間には、彼の将来についての取り決めがあり、私はそれを受け入れた」。ファブリツィオ・ロマーノさんが配信したコンテ監督のコメントは、一連の報道を認めているように聞こえます。オシムヘンの行き先はノースロンドンか。アーセナルが本気なら、すぐに動くはずですが…!


おもしろいと思っていただけた方は、お時間あれば、下のブログランキングバナーをクリックしていただけると大変うれしいです。所要時間は5秒です。何とぞよろしくお願いいたします!


コメントを残す