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バイエルンは退団容認、移籍金は現実的…マンチェスター・ユナイテッドがデ・リフト獲得に大きく前進!

土曜日に、「アスレティック」のデヴィッド・オーンスタイン記者が配信した記事は「マジで検討している」というだけ。何も動いていないのかとスルーしていたのですが、日曜日になって、「スカイスポーツドイツ」のフロリアン・プレッテンベルク記者とファブリツィオ・ロマーノさんは「コンタクトを取った」といっています。

「マンチェスター・ユナイテッドが、マタイス・デ・リフトについて選手サイドと話し合いを始めた!彼らはここ数日、24歳の情報を集めていた。デ・リフトはバイエルンを去る準備ができており、適切なオファーがあれば出ていける。マン・ユナイテッドへの移籍には前向き。4番や5番のCBはやらないだろう。クラブ間の接触はまだない」(フロリアン・プレッテンベルク)

「マンチェスター・ユナイテッドはマタイス・デ・リフトとコンタクトを取った。ブランスウェイトも含む新たなCBのオプションのひとつだ。デ・リフトは、チャンピオンズリーグでプレイできなくても、ユナイテッド入団に前向き。バイエルンはこの夏、デ・リフトを売却する可能性がある」(ファブリツィオ・ロマーノ)

エヴァートンのブランスウェイトを巡る交渉が頓挫しているマンチェスター・ユナイテッドは、2月からバイエルンを出ていくと報じられていたマタイス・デ・リフトを獲りにいくようです。17歳になったばかりで、アヤックスのトップチームデビュー。2016-17シーズンのマン・ユナイテッドとのEL決勝に出場したときは、欧州のファイナルの史上最年少となる17歳285日でした。

翌シーズンの3月には、アヤックス史上最も若いキャプテン。ビルドアップ、ポジショニング、的確な先読みを評価されたCBは、2019年の夏に6750万ポンドでユヴェントスに移籍しました。バ2022年にバイエルンのオファーを受けたのは、チャンピオンズリーグで優勝したかったから。移籍金は5950万ポンドと伝えられています。

オランダ、イタリア、ドイツでリーグと国内カップ制覇というと、順風満帆のキャリアのようですが、2023-24シーズンは不本意な1年だったはずです。前半戦は度重なる負傷で、キム・ミンジェとウパメカノにポジションを譲るゲームが多く、レギュラーとしてプレイするようになったのは、ウインターブレイクが明けてからでした。

エリック・ダイアーを完全移籍に切り替えたバイエルンは、シュツットガルトから伊藤洋輝を獲得しており、デ・リフトは放出候補と目されています。デ・リフトの市場価値を5500万ポンドと報じた「フォーブス」は、「レヴァークーゼンのジョナサン・ターなど、意中の選手を獲得するために高額の移籍金を得られる存在」と表現しています。

さらに昨日、「スカイスポーツ」が続報を配信。ダルメシュ・シェス記者は、「スカイスポーツドイツ」がバイエルンの評価額は4240万ポンドと報じたといっています。ブランスウェイトのために用意した4300万ポンドで獲得できるなら、話は進むでしょう。マン・ユナイテッドは、デ・リフトとエヴァートンのCBをダブルで押さえようとしているようです。

「ミラー」のダニエル・オーム記者は、「デ・リフトは子どもの頃からクリスティアーノ・ロナウドのファン。マン・ユナイテッドに対する好感度は高い」といっています。ボローニャのザークツィー、パリのセントラルMFマヌエル・ウガルテの交渉も進めているクラブは、リサンドロ・マルティネスと相性がよさそうなDFを首尾よく押さえられるでしょうか。

おお、ニューカッスルと揉めていたダン・アシュワースの補償金の額が決まり、即時でSD就任というニュースが流れています。これによって、ストライカーと中盤センターの補強が一気に進むでしょう。ユーロ2024のオランダ代表の結果を気にしながら、あちこちから飛んでくるゴシップに一喜一憂する日々が続きそうです。(マタイス・デ・リフト 写真著作者/Steffen Prößdorf)


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