イングランドのプレミアリーグ(ときどきチャンピオンズリーグ)専門ブログ。マンチェスター・ユナイテッド、アーセナル、リヴァプールetc.

偏愛的プレミアリーグ見聞録

マンチェスター・ユナイテッドファンですが、アーセナル、チェルシー、トッテナム、リヴァプール、エヴァートンなどなど何でも見てしまう雑食系プレミアリーグファンです。プレミアリーグ観戦記、スタジアム、チーム情報からロンドンやリヴァプールのカルチャーまで、幅広く紹介しています。

ジェイドン・サンチョはユーヴェ?グリーンウッドはスペイン?傷心のアタッカ―たちの行き先は…!

現在、プレミアリーグのビッグ6のなかで、トランスファーマーケットにおける話題が最も多いのはマンチェスター・ユナイテッドでしょう。現地メディアは連日、ジョシュア・ザークツィーとマタイス・デ・リフトの獲得を巡る交渉の進捗を伝えており、「アヤックスのブライアン・ブロビーをアーセナルと争う」といった新鮮なネタもリリースされています。

ライプツィヒで振るわず、2022年の夏にアヤックスに復帰したブロビーは、昨季の公式戦で43試合22ゴール12アシスト。プレミアリーグに行きたがっていると報じられており、3000万ポンド程度で獲得できるようです。アーセナルが、ギョケレスやオシムヘンの高額移籍金をリスクと判断すれば、22歳のオランダ代表FWにスイッチするという話はリアルになります。

一方のマンチェスター・ユナイテッドは、ザークツィーを押さえられれば、後方の補強にシフトするのではないでしょうか。デ・リフトを獲得できても、ジャラッド・ブランスウェイトは必要とされているようで、ファブリツィオ・ロマーノさんは「4500万ポンド(約93億円)とオプション500万ポンドという2度めのオファーを提示」と配信しています。

エヴァートンは、6500万ポンド以上という主張を変える気はなく、依然として両者の間には大きなギャップがあります。現状だけを見れば、マンチェスター・ユナイテッドが撤退となりそうですが、2人のアタッカ―を望み通りに売却できれば、マージ―サイドが要求する額に近づくかもしれません。ジェイドン・サンチョとグリーンウッドに、具体的な話があるようです。

「ユヴェントスがフェデリコ・キエーザを売って、サンチョの移籍金を用意しようとしている」と伝えているのは、イタリアの「カルチョメルカート」。セリエAのマーケットに精通するマッテオ・モレットさんも、「ユヴェントスがサンチョを追っているのは事実で、本人も前向き」といっています。目下の問題は、マン・ユナイテッドが要求する4000万ポンドです。

昨季後半戦のドルトムントで復活の兆しがあったとはいえ、プレミアリーグで58試合9ゴールと不完全燃焼のウインガーに4000万はリスキーです。「カルチョメルカート」のダニエレ・ロンゴ記者は、「ユーヴェは、一定の条件を満たせば買取義務が生じる有償のローンを提案する可能性がある」といっていますが、マン・ユナイテッドのジャッジは最終的な売却の金額次第でしょう。

メイソン・グリーンウッドには、リーグアンのオリンピック・マルセイユから正式なオファーがあったようです。ファブリツィオ・ロマーノさんは、「マルセイユは自信あり」「合意に近づいている」とポストしていますが、「ミラー」のクライヴ・ヘザリントン記者は、「本人がマルセイユに難色を示し、スペインに行きたがっている」とレポートしています。

ラ・リーガでは、バレンシアが既に2500万ポンドを提示していますが、マン・ユナイテッドの評価額は強気の4000万ポンド。バルセロナとアトレティコ・マドリードも興味を抱いているといわれているものの、4000万は手が出ないでしょう。2人とも3000万ポンドに落とせば、スペインとイタリアに落ち着くのではないでしょうか。

グリーンウッドについては、次の売却の際に40~50%のマージンを受け取るセルオン契約を条件に、今回の額を下げるという話も検討されているようです。バーゲンセールを開催する気がないマンチェスター・ユナイテッドは、どこまで粘るのか?あるいは許容するのか?ジャラッド・ブランスウェイトのディールもあり、しばらくはプレミアリーグの主役となりそうな雲行きです。


おもしろいと思っていただけた方は、お時間あれば、下のブログランキングバナーをクリックしていただけると大変うれしいです。所要時間は5秒です。何とぞよろしくお願いいたします!


コメントを残す