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偏愛的プレミアリーグ見聞録

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8人めの新戦力、アマドゥ・オナナが入団決定!アストン・ヴィラの次なるターゲットは?

ドゥグラス・ルイスの後継者の入団が決まりました。アストン・ヴィラがエヴァートンから獲得したアマドゥ・オナナは、移籍金5000万ポンド(約100億円)。ベルギー代表として参加したユーロ2024で敗退した後、短いバカンスを過ごしたセントラルMFは、日曜日にメディカルチェックを受けて、契約書にサインしました。

アンデルレヒト、RWSブリュッセル、ズルテ・ワレヘムのアカデミーで成長を遂げたセネガル生まれの逸材は、ホッフェンハイムでプロデビューを果たすと、2020年にブンデスリーガ2部のハンブルガーSVに移籍しました。1年でリールに活躍の場を移し、さらに1年後の2022年にエヴァートンへ。すぐにレギュラーに定着し、プレミアリーグ63戦2ゴールという数字を残しています。

エヴァートンが20歳のMFに投じたフィーは3300万ポンド。2年連続でプレミアリーグ残留に貢献してくれた若手を5000万ポンドで手離すという流れは、いい補強だったといえるでしょう。
フィジカルの強さとボール奪取が強みで、左右に上がってサイドアタックをサポートするプレイも魅力です。ドゥグラス・ルイスの穴は埋まったといい切っていいのではないでしょうか。

ロス・バークリー、ルイス・ドビン、キャメロン・アーチャー、マートセン、エンソ・バレネチェア、イリング・ジュニオール、フィロゲンに続く8人めをゲットしたヴィラは、昨年の夏に獲得したばかりのムサ・ディアビを売却することになりそうです。アル・イテハドのオファーは5050万ポンド。1年前にレヴァークーゼンに支払った移籍金は3400万ポンドで、断りにくい話です。

有望な新戦力を引き入れつつ、ドゥグラス・ルイス、オマリ・ケリーマン、サンソン、イロエグブナムを手離したクラブは、快足アタッカーの移籍が決まると売却益は1億ポンドを突破します。次なる強化ポイントは、オリー・ワトキンスをサポートするセカンドストライカー、あるいはトップ下。「スカイスポーツ」は、2人のターゲットの名前を挙げています。

アトレティコ・マドリードのジョアン・フェリックスと、トッテナムのロ・チェルソ。ベンフィカとバルセロナも注視しているジョアン・フェリックスはハードルが高そうですが、スパーズで居場所を失っているプレーメイカーは現実的な補強です。CLで上位進出をめざすクラブは、ムサ・ディアビの売却で得たビッグマネーを、そのままマドリードに流すのでしょうか。

前線の強化を終えたら、右SBとCBのクオリティを高めて補強完了でしょう。選手層が薄かった昨シーズンは最終盤に失速してしまいましたが、2024-25シーズンは最後まで走り切れるのではないでしょうか。序盤戦でぶつかるチームは、より完成度が高まるであろうアストン・ヴィラの速攻とサイドアタックに要注意です。開幕戦はハマーズ、2節はガナーズですね…。


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