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コナー・ギャラガーの契約延長拒否を受けて、チェルシーがアトレティコ・マドリードと移籍合意!

「スカイスポーツ」の速報は、日本時間の7時35分。水曜日に、コナー・ギャラガーがチェルシーからの契約延長オファーを断ったそうです。これまでのキャリアで最も誇らしかった瞬間を問われ、スタンフォード・ブリッジでキャプテンマークを巻いたときと答えた生え抜きのMFは、2年契約に1年の延長オプションという条件に納得できなかったのでしょう。

6月にもオファーを拒否していた24歳のイングランド代表MFにとって、今回の交渉はラストチャンスでした。現行の契約は残り1年。移籍金ゼロで手離すわけにはいかないクラブは、ついにボタンを押したようです。「スカイスポーツ」の短いレポートの10分後、「BBC」が「チェルシー、アトレティコ・マドリードのギャラガー獲得オファーを受諾」と題した記事を配信しました。

スペインからのアプローチは、移籍金3300万ポンド。6月にアストン・ヴィラが4500万ポンドを提示したのですが、コナー・ギャラガーがバーミンガム行きを拒否して破談になっています。今回、安値を甘受したということは、チェルシーはプレミアリーグのクラブには出す気がなく、本人はアトレティコ・マドリードならOKなのでしょう。

「BBC」の速報から15分後、「スカイスポーツ」がより詳しい記事を掲載しました。チェルシーが彼に提示したサラリーは、チームのMFで最高額の選手と同等だったものの、これまでのオファーからの改善はなかったそうです。個人条件の交渉は許可されており、選手の意志が明確になれば、ディールは一気にゴールに向かいます

チェルシーに入団したのは、8歳だった2008年。18歳でプロ契約を結んだ後は、チャールトン、スウォンジー、WBA、クリスタル・パレスとローン移籍が続き、22歳になるまでブルーのシャツでピッチに立つ機会はありませんでした。2021-22シーズンのクリスタル・パレスでプレミアリーグ34試合8ゴール3アシストという数字を残さなければ、もっと早く売却となっていたはずです。

ようやくチェルシーのスカッドに加わった2022-23シーズンは、35試合3ゴール1アシスト。年明けまでのプレミアリーグでは、2戦連続の先発は1度もなく、主力といえるようになったのは4月に入ってからです。昨シーズンは、トップ下とセンターでプレイし、プレミアリーグ35試合5ゴール7アシスト。リース・ジェームズの不在をフォローすべく、24試合でキャプテンを任されました。

チェルシーでプレイするようになってからの2年は、指揮官が5人というカオスの時代でした。不完全燃焼だったはずのセントラルMFは、異国のクラブで本領を発揮できるでしょうか。昨シーズンのスタッツを見る限り、ポジション争いは、あちらのほうが厳しそうに見えますが…。強みがわかりにくい選手だけに、心配が先立ちます。とはいえ、今は続報を待つしかありませんね。


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