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ウガルテ獲得を諦め、ジョアン・ゴメス?マンチェスター・ユナイテッドの補強最新トピックス!

ジョシュア・ザークツィーとレニー・ヨロを一気に引き入れ、順調に強化を進めると見られていたマンチェスター・ユナイテッドの動きが止まっています。次なるターゲットとして挙がっていたのは、マタイス・デ・リフト、ヌサイル・マズラウィ、マヌエル・ウガルテ。バイエルンの2人は、オープニングオファーを断られたものの、いずれ決まるといわれています。

マズラウィを迎え入れるためには、ワン=ビサカの獲得をめざすウェストハムとの交渉を決着させなければなりません。「ワン=ビサカが要求するサラリーに、ハマーズが難色を示している」という報道がありましたが、「スカイスポーツ」のダルメシュ・シェス記者は「個人条件は問題なし」といい切っており、移籍金とアドオンの詳細を詰めている段階と伝えています。

「イブニングスタンダード」のトランスファーニュースLIVEは、「マズラウィとチド・オビ・マーティンのメディカルチェックが予約された」といっています。ワン=ビサカの着地が見えたということでしょうか。SBの次はデ・リフトですが、バイエルンはレヴァークーゼンのヨナタン・ターと個人条件合意に到達と報じられており、移籍金の額が決まればすんなり進むはずです。

一方、パリと交渉を続けていたマヌエル・ウガルテのほうは、雲行きが怪しくなっています。最大の問題はパリが要求する移籍金で、自らの評価額を超える話に乗らないと決めているマン・ユナイテッドの経営ボードは、5100万ポンドを支払う気はないようです。「アスレティック」のデヴィッド・オーンスタイン記者は、「ウガルテから他のMFに目を移している」といっています。

ほぼ同時に、「マンチェスターイブニングニュース」が、「ウルブズのジョアン・ゴメスに注目」と報じています。2023年1月に、フラメンゴからウェストミッドランズに移籍した23歳のMFは、昨季プレミアリーグで34試合2ゴール1アシスト。イエロー11枚は気になりますが、タックル成功128回はジョアン・パリーニャに次ぐリーグ2位です。

デュエルの強さとキープ力も高評価で、3800万ポンドならリアルな選択肢といえるでしょう。ウガルテが復活する条件は、ジョアン・ネヴェスに7000万ユーロを投じたパリの値下げ、ジェイドン・サンチョとのスワップ、残留濃厚となったカゼミーロのサウジ行きです。フラムはマクトミネイ獲得を諦めたようで、パリのMFの獲得からますます遠ざかっています。

さらに先ほど、「スカイスポーツ」のライブブログが「モナコのMFユスフ・フォファナを獲得すべく、交渉を開始」と配信しました。バーンリーのサンデル・ベルゲやレアル・ソシエダのマルティン・スビメンディはよくあるゴシップですが、契約が残り1年のフォファナは2000万ポンド程度といわれており、ウルヴスのMFとともに本気のターゲットになりえる存在です。

以上、マンチェスター・ユナイテッドの補強に関するトピックスをピックアップしてみました。アーセナルとのプレシーズンマッチで、左足の中足骨を骨折したレニー・ヨロは3ヵ月のリタイア。最終ラインの強化を急ぎたいところですが、開幕当初はジョニー・エヴァンスとマグワイアで耐えることになりそうです。

大量の負傷者に苦しんだ悪夢の昨シーズンが脳裏をよぎりますが、ラシュフォードとメイソン・マウントの巻き返し、アマド・ディアロのブレイクなど、プラス材料も少なくありません。ジェイドン・サンチョは結局残るのか、テン・ハフのチームで真価を発揮できるのか。今週末のコミュニティシールドは、楽しみでもあり不安でもあります。(ジョアン・ゴメス 写真著作者/Æthelred)


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