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現地記者は「リヴァプールは楽観的」とレポート!残留希望のスビメンディを口説き落とせるのか?

マルティン・スビメンディ…アーセナルのファーストチョイスといわれていたセントラルMFは、レアル・ソシエダに残留したがっており、この夏の移籍はないと聞いていました。チャレンジしたのはノースロンドンだけでなく、バルセロナとバイエルンも撃沈と伝えられており、トランスファーマーケット関連の記事に名前が出てくる選手ではなかったはずです。

ところが今になって、ファブリツィオ・ロマーノさんが「リヴァプールがレアル・ソシエダのMFとの契約交渉を進めている。彼らはソシエダと合意するか、バイアウト条項を発動できると信じており、非常に楽観的だ」といい出しています。未だ新戦力ゼロのクラブは、5170万ポンド(約97億円)を出せば契約を解除できるといわれれば、躊躇しないでしょう。

問題は1点で、「残留を希望しているスビメンディをどうやって翻意させるのか」。11歳でレアル・ソシエダのユースチームに加わってから、地元サン・セバスティアンを1度も離れたことがない生粋のバスク人は、「ここにいる人たちに、とても愛されていると感じており、僕も愛している。退団なんてありえないと思うけど」と、メディアが流す噂を一蹴しています。

「ファブリツィオ・ロマーノのデイリー・ブリーフィング」の最新記事は、「アーセナルはこの夏、スビメンディを獲得するための交渉を一切行っていないことは、明確にしておく必要がある」と指摘し、マイケル・エドワーズCEOが直接乗り出す総力戦を示唆しています。彼らは既にクラブと本人の双方にコンタクトを取っており、感触は悪くないようです。

19歳でトップチームデビューを果たし、5シーズンで188試合8ゴール7アシスト。しばしばセルヒオ・ブスケツと比較される25歳のアンカーは、ゲームのコントロールとパスワークにおいては、チームメイトのミケル・メリノより上でしょう。長きに渡ってスビメンディを追いかけ、断られ続けてきたアルテタ監督は、レッズが獲得に成功したら相当悔しがるのではないでしょうか。

「アスレティック」のデヴィッド・オーンスタイン記者とギレルモ・ライ記者も、「レアル・ソシエダは、スビメンディがリヴァプールへの移籍に合意すると想定している」とレポート。アーセナルのミケル・メリノ獲得が進まないのは、こちらの動きがあるからでしょうか。そして遠藤航は…いや、あれこれ考えるのは具体的な話が届いてからにしましょう。(マルティン・スビメンディ 写真著作者/Basara001)


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