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ファビオ・ヴィエイラが古巣ポルトにローン移籍!アーセナルの中盤は大丈夫ですか?

ファビオ・ヴィエイラが古巣ポルトにローン移籍!スミス・ロウが出ていくなら、レフティは残留と見ていたので、衝撃のニュースでした。アーセナルは、中盤が足りなくなるのでは?アンカーにトーマス、ジョルジーニョ、デクラン・ライス、インサイドはウーデゴーアとミケル・メリノ。カイ・ハヴェルツをまわせるとしても、劣勢を打開する攻撃のオプションが不足しています。

ブカヨ・サカのバックアッパーは、リース・ネルソンを残すのか。昨シーズンのプレミアリーグ2とFAユースカップで、15試合16ゴール3アシストと大暴れしたイーサン・ヌワネリをいけると判断したのか。あるいは生え抜きの売却益を元手に、新戦力を加えるのか。現地メディアのトランスファーライブを見ても、中盤の強化に関するトピックスは見当たりません

今回のローン移籍を成立させたのは、ファビオ・ヴィエイラを復活させるためには出場機会が必要とジャッジしたからでしょう。2022年の夏にポルトから移籍したプレーメイカーは、初年度の公式戦が33試合2ゴール6アシスト、昨季は17試合2ゴール3アシストと真価を発揮できていません。思い出すのは、最初の3シーズンは公式戦の出場ゼロだったウィリアム・サリバです。

2019年に18歳で入団したCBは、サンテティエンヌ、ニース、マルセイユで経験を積み、21歳になってからアーセナルに復帰。今では最終ラインで絶対的な存在になっています。ファビオ・ヴィエイラの契約には、買取オプションは付いておらず、ポルトで自らの強みを再確認できたら戻そうとしているのでしょう。

問題は、スミス・ロウとファビオ・ヴィエイラを失ったアーセナルの中盤です。もしかすると、ジンチェンコとティンバーのコンバートというオプションを視野に入れているのかもしれません。アーセナルの左SBはダブついており、カラフィオーリ、ジンチェンコ、ティンバー、キヴィオル、冨安健洋という豪華なリストとなっています。

ウーデゴーアのポジションでジョルジーニョやジンチェンコを活用したり、ティンバーをアンカーにまわしたりする策が成立すれば、主力を酷使せずに済みそうです。アストン・ヴィラ戦を控えたプレスカンファレンスで、ティンバーの中盤起用について問われた指揮官は、「彼はさまざまなポジションでプレイできる。その多才さが強みのひとつ」とはぐらかしてましたが…。

チャーリー・パティーノは、高額のセルオン条項付きの移籍金100万ポンドで、デポルティーボ・ラ・コルーニャに完全移籍。エンケティアを引き入れたいノッティンガム・フォレストとの交渉は、佳境に入っているようです。かなりソリッドなスカッドになりそうですが、大丈夫なのでしょうか。ヴィラ戦を楽しみつつ、来週のサプライズの妄想を膨らませることとしましょう。


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