イングランドのプレミアリーグ(ときどきチャンピオンズリーグ)専門ブログ。マンチェスター・ユナイテッド、アーセナル、リヴァプールetc.

偏愛的プレミアリーグ見聞録

マンチェスター・ユナイテッドファンですが、アーセナル、チェルシー、トッテナム、リヴァプール、エヴァートンなどなど何でも見てしまう雑食系プレミアリーグファンです。プレミアリーグ観戦記、スタジアム、チーム情報からロンドンやリヴァプールのカルチャーまで、幅広く紹介しています。

アーセナル、チェルシー、ウェストハム…デッドラインデーの注目クラブと移籍候補をチェック!

プレミアリーグのトランスファーマーケットも、残すところ24時間。昨日は、ビッグ6の補強と売却に関するニュースが乱れ飛びました。ナポリに移籍間近のスコット・マクトミネイと、マンチェスター・ユナイテッドと相思相愛のマヌエル・ウガルテはメディカルチェックを完了。デッドラインデーは、正式な発表がなされるのみです。

リヴァプールの公式サイトは、フェデリコ・キエーザの入団をアナウンスしています。最後に決まった唯一の即戦力補強は、移籍金1000万ポンドにアドオン250万ポンド。チェルシーのGKケパ・アリサバラガはボーンマス、ジョルジェ・ペトロヴィッチはストラスブールにローン移籍となり、ナポリに旅立ったロメウ・ルカクは2520万ポンドにアドオンが付く完全移籍です。

ノッティンガム・フォレストに断りを入れたエディ・エンケティアは、クリスタル・パレスとアーセナルが総額3000万ポンドで合意に至っており、サウサンプトンから声がかかったアーロン・ラムズデールも移籍金1800万ポンドとアドオン700万ポンドで決まる見通しです。リヴァプールのバイチェティッチは、ザルツブルグにストレートローンで加わると見られています。

さて、この夏のデッドラインデーに、サプライズはあるのでしょうか。チェルシーとユヴェントスのバトルといわれているジェイドン・サンチョ、チェルシーがオシムヘン獲得に失敗したときのオプションと伝えられるイヴァン・トニー、サウサンプトンがローン移籍で引き入れようとしているウェストハムのマクスウェル・コルネは、リアルな候補といえるでしょう。

ハマーズといえば、ギド・ロドリゲスの加入で出番が減りそうなジェームズ・ウォード=プラウズが、ノッティンガム・フォレストに貸し出されるという話もあるようです。2023年の夏にセインツから移籍し、プレミアリーグで37試合7ゴールと素晴らしいパフォーマンスを披露したFKのスペシャリストは、たった1年で戦力外となってしまうのでしょうか。

「スカイスポーツ」のダルメシュ・シェス記者は、スミス・ロウ、エンケティア、ラムズデールらを一気に手離したアーセナルに注目しています。GKの後釜候補は、エスパニョールのジョアン・ガルシアとボーンマスのネト。個人条件合意と報じられていたジョアン・ガルシアは、スペインのクラブが2500万ポンドのバイアウト条項を主張して譲らず、行き詰っているようです。

一方、ケパ・アリサバラガのローン移籍でベンチに追いやられる可能性があるネトは、既にクラブ間の交渉が始まっているとのこと。ローンなら即決できそうで、エドゥSDが当初のプランを捨てる可能性が高まっています。さらに、2人の移籍とファビオ・ヴィエイラのレンタルで手薄になった前線の補強は、バイエルンのキングスレイ・コマンとスターリングが検討されています。

バイエルンで294試合63ゴール66アシストのコマンは、負傷が多いのがネック。プレミアリーグ379試合123ゴール62アシストのスターリングは、チェルシーでトラブルを起こしたばかりです。マン・シティで指導を受けたアルテタ監督と強い絆があるとはいえ、29歳という年齢とキャラクターは、近年のアーセナルのターゲット像とはかけ離れています。

両者ともに、高額の移籍金とサラリーが必要となればNGでも、ローン移籍でサラリーの一部をもってくれるといわれれば、悪くないといえるのかもしれません。サカのバックアッパーなら、コマン優先でしょうか。スターリングには、マンチェスター・ユナイテッドも興味を示しているといわれており、デッドラインデーの動向が気になるところです。

このほか、現地メディアで名前が挙がっているのは、ニューカッスルが4回も断られたマーク・グエイ、アルネ・スロット監督の構想外ともいわれているジョー・ゴメス、ハマーズとベティスの争奪戦と報じられたロ・チェルソです。7000万ポンドを用意したマグパイズが5度めのプロポーズを成功させれば、クリスタル・パレスはトレヴォ・チャロバーに向かうと伝えられています。

一方、移籍の噂が絶えなかったマテウス・ヌネス、ビリー・ギルモア、ヤクブ・キヴィオルは、全員残留といわれています。とはいえ、何が起こるかわからないデッドラインデーに予断は禁物。ロンドンのクラブは、東西南北すべてが主役候補です。明日の朝は、現地時間30日23時の締め切りまでのトピックスをお届けしますので、ぜひお立ち寄りください。


おもしろいと思っていただけた方は、お時間あれば、下のブログランキングバナーをクリックしていただけると大変うれしいです。所要時間は5秒です。何とぞよろしくお願いいたします!


コメントを残す