2025.01.06 移籍ニュース2024-25移籍ニュース
マン・シティが獲得をめざす20歳のウズベギスタン代表CBって、プレミアリーグでも大丈夫?
「ご存じの通り、われわれは苦戦している。とりわけディフェンスと中盤が苦しくなっており、動かざるを得ない状況だ。そうはいっても、これからどうなるかはわからない。冬のトランスファーマーケットは簡単ではないと認識している。選手たちも、われわれの状況とやるべきことを理解してくれている」
ボクシングデーのエヴァートン戦の前に、「アマゾンプライム」のインタビューに応じたペップ・グアルディオラは、冬の補強が必要と明言しました。1-1のドローで終わった一戦の4バックは、リコ・ルイス、アカンジ、ナタン・アケ、グヴァルディオル。ベンチを見ると、ファーストチームのDFはひとりもいませんでした。
前半戦のラストマッチとなったレスターとのアウェイゲームと、元気がないハマーズとの一戦も同じ顔ぶれで、後半からカイル・ウォーカーが登場。サヴィーニョとハーランドの活躍で連勝し、4位チェルシーに2ポイント差に迫っていますが、最終ラインはぎりぎりの布陣です。1月の補強のターゲットはCBと6番ですが、プレミアリーグの経験がある選手を獲るのは至難の業です。
筋肉に問題を抱えていたルベン・ディアスは、間もなく復帰する予定ですが、足の負傷が慢性化しているジョン・ストーンズは時間がかかりそうです。そんななかで、「テレグラフ」が報じた獲得候補は、ランスのCBアブドゥコディル・フサノフ。マイク・マグラス記者は、「リーグアンで驚異的な活躍」「フランスで大ブレイク」とハイテンションでレポートしています。
ウズベキスタンのタシケント出身で、18歳まで地元のFCブニョドコルに所属していたフサノフは、2022年3月にベラルーシのエネルゲティク=BGUミンスクに入団。ランスから声がかかったのは、2023年の夏でした。初年度のリーグアンで11試合に出場すると、2年めの今季は3節のモナコ戦からレギュラーとしてプレイしています。
最終ラインで186cmは長身とはいえませんが、スピードとフィジカルの強さを兼ね揃えており、ペップが求めるパスワークもセールスポイントのひとつです。両足で同じように蹴れるため、ビルドアップはスムーズ。韓国メディアが「ウズベギスタンのキム・ミンジェ」と呼んでいるのは、欧州に渡って2年という短期間でビッグクラブから声がかかったからでしょう。
2026FIFAワールドカップの2次予選からウズベギスタン代表としてプレイしており、20歳ながら10試合に出場しています。ランスがベラルーシのクラブに支払った移籍金は、わずか8万3000ポンド。彼らが高額の移籍金を要求するとしても、シーズンを通じて活躍したことがないCBゆえ、マンチェスター・シティを困惑させるような金額にはならないものと思われます。
この話がどこまで進んでいるのかはわかりませんが、最も気になるのは「ペップの期待度」です。現在のマン・シティは、ベテランのDFでも対処するのが難しい状況になっています。プレミアリーグの経験がないだけでなく、リーグアンとECLの両立も今季が初めてのフサノフは、中2日のフル出場は1回しかありません。
新たな環境にいきなり放り込まれて、すぐに本領発揮とはいかない可能性は低くはないでしょう。この補強は、多分に将来投資なのかもしれません。ランスとフサノフに正式なオファーが届いたとしても、その後に二の矢、三の矢があると見ますが、いかがでしょうか。即戦力が必要なマンチェスター・シティの次なるアクションに注目しましょう。
ボクシングデーのエヴァートン戦の前に、「アマゾンプライム」のインタビューに応じたペップ・グアルディオラは、冬の補強が必要と明言しました。1-1のドローで終わった一戦の4バックは、リコ・ルイス、アカンジ、ナタン・アケ、グヴァルディオル。ベンチを見ると、ファーストチームのDFはひとりもいませんでした。
前半戦のラストマッチとなったレスターとのアウェイゲームと、元気がないハマーズとの一戦も同じ顔ぶれで、後半からカイル・ウォーカーが登場。サヴィーニョとハーランドの活躍で連勝し、4位チェルシーに2ポイント差に迫っていますが、最終ラインはぎりぎりの布陣です。1月の補強のターゲットはCBと6番ですが、プレミアリーグの経験がある選手を獲るのは至難の業です。
筋肉に問題を抱えていたルベン・ディアスは、間もなく復帰する予定ですが、足の負傷が慢性化しているジョン・ストーンズは時間がかかりそうです。そんななかで、「テレグラフ」が報じた獲得候補は、ランスのCBアブドゥコディル・フサノフ。マイク・マグラス記者は、「リーグアンで驚異的な活躍」「フランスで大ブレイク」とハイテンションでレポートしています。
ウズベキスタンのタシケント出身で、18歳まで地元のFCブニョドコルに所属していたフサノフは、2022年3月にベラルーシのエネルゲティク=BGUミンスクに入団。ランスから声がかかったのは、2023年の夏でした。初年度のリーグアンで11試合に出場すると、2年めの今季は3節のモナコ戦からレギュラーとしてプレイしています。
最終ラインで186cmは長身とはいえませんが、スピードとフィジカルの強さを兼ね揃えており、ペップが求めるパスワークもセールスポイントのひとつです。両足で同じように蹴れるため、ビルドアップはスムーズ。韓国メディアが「ウズベギスタンのキム・ミンジェ」と呼んでいるのは、欧州に渡って2年という短期間でビッグクラブから声がかかったからでしょう。
2026FIFAワールドカップの2次予選からウズベギスタン代表としてプレイしており、20歳ながら10試合に出場しています。ランスがベラルーシのクラブに支払った移籍金は、わずか8万3000ポンド。彼らが高額の移籍金を要求するとしても、シーズンを通じて活躍したことがないCBゆえ、マンチェスター・シティを困惑させるような金額にはならないものと思われます。
この話がどこまで進んでいるのかはわかりませんが、最も気になるのは「ペップの期待度」です。現在のマン・シティは、ベテランのDFでも対処するのが難しい状況になっています。プレミアリーグの経験がないだけでなく、リーグアンとECLの両立も今季が初めてのフサノフは、中2日のフル出場は1回しかありません。
新たな環境にいきなり放り込まれて、すぐに本領発揮とはいかない可能性は低くはないでしょう。この補強は、多分に将来投資なのかもしれません。ランスとフサノフに正式なオファーが届いたとしても、その後に二の矢、三の矢があると見ますが、いかがでしょうか。即戦力が必要なマンチェスター・シティの次なるアクションに注目しましょう。
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