2025.01.07 移籍ニュース2024-25移籍ニュース
最終ラインを強化できるか?即戦力のCB獲得をめざすチェルシーの3つの選択肢。
クリスタル・パレスとのロンドンダービーは1-1のドロー。16節まで5連勝でリヴァプールと2ポイント差だったチェルシーは、年末のエヴァートン戦のスコアレスドローから2分2敗で、4戦連続勝利なしとなりました。攻撃陣は決定力が落ちており、この間のゴールはコール・パルマーの2発のみ。フォファナとバディアシルが長期離脱となった最終ラインの守備力も大いに気になります。
セルハースト・パークの一戦は順調な滑り出しでした。14分に巧みなドリブルでクリス・リチャーズを翻弄したサンチョが、ボックス左に入った瞬間、右足アウトでニアに優しいラストパス。ウインガーを止めようとしたラクロアがコール・パルマ―から離れたため、ボールを足元に収めたエースはノーマークで、左足の鋭いシュートがファーのサイドネットに突き刺さりました。
38分のビッグチャンスを活かしていれば、快勝で終えられていたかもしれません。自陣センターでの競り合いから、浮き球の落下点にいたコール・パルマーがハーフボレーの超絶ロングパス。右に流れ、ワンタッチでラクロワをかわしたニコラス・ジャクソンは、右足アウトで左隅を狙ったシュートがポストの脇を抜けるのを見て、頭を抱えました。
それでもラスト10分まで1-0でリードしていたのですが、82分に自陣でのロストからショートカウンターを喰らって追いつかれてしまいました。ロベルト・サンチェスのパスを受けたコール・パルマ―が2人に囲まれ、奪われたボールがイスマイラ・サールに渡ると、ボックス左に入ったエゼにきれいなスルーパスが通りました。
自ら左隅に蹴っても決まっていたはずですが、冷静だった10番は右で空いていたマテタにグラウンダーをフィード。必死に戻ったククレジャは間に合わず、ストライカーがイージーなタップインでネットを揺らしました。押していた70分までに、追加点があればと悔やまれるドロー。前半は4回だったボールロストが、ハーフタイム後に11回に増えたのは疲労が原因でしょうか。
この日のCBは、コルウィルとアチャンポン。18歳のCBはまずまずの出来でしたが、レギュラーとして責任を背負わせるのはリスキーです。ハムストリングを痛めたウェズレイ・フォファナがシーズン中に復帰できるかは微妙で、バディアシルは2月まで戻ってきません。左SBが課題といわれていたチェルシーは、冬のマーケットの最重要ポジションをCBに切り替えたようです。
マーケットの動向に詳しいファブリツィオ・ロマーノさんによると、選択肢は3つ。最も確実で安上がりなプランは、クリスタル・パレスにローン移籍したトレヴォ・チャロバーの呼び戻しです。プレミアリーグ12試合出場で3ゴールを決めている好調のCBは、ローンの契約書にシーズン途中に呼び戻せる条項があり、クリスタル・パレスに伝えればOKです。
2つめもクリスタル・パレスとの交渉で、契約が残り18ヵ月となったマーク・グエイの買い戻しです。こちらはサウスロンドンが高額の移籍金を要求してきそうで、他のポジションの強化をにらんで上限額を決める必要があります。3つめはベンフィカのトマス・アラウージョ。以前から狙っていたCBですが、クラブに抵抗される可能性が高く、冬は難しいかもしれません。
エンツォ・マレスカ監督の下でTOP4をめざすチームは、マイナーチェンジで1月を終えそうな雲行きです。デューズバリー=ホールやチルウェルを首尾よく売れれば、前線か中盤に新戦力を加えるかもしれませんが、2年前の8人のような大立ち回りはないでしょう。まずは、手薄になったCB。クリスタル・パレスとの場外のバトルに注目しましょう。
セルハースト・パークの一戦は順調な滑り出しでした。14分に巧みなドリブルでクリス・リチャーズを翻弄したサンチョが、ボックス左に入った瞬間、右足アウトでニアに優しいラストパス。ウインガーを止めようとしたラクロアがコール・パルマ―から離れたため、ボールを足元に収めたエースはノーマークで、左足の鋭いシュートがファーのサイドネットに突き刺さりました。
38分のビッグチャンスを活かしていれば、快勝で終えられていたかもしれません。自陣センターでの競り合いから、浮き球の落下点にいたコール・パルマーがハーフボレーの超絶ロングパス。右に流れ、ワンタッチでラクロワをかわしたニコラス・ジャクソンは、右足アウトで左隅を狙ったシュートがポストの脇を抜けるのを見て、頭を抱えました。
それでもラスト10分まで1-0でリードしていたのですが、82分に自陣でのロストからショートカウンターを喰らって追いつかれてしまいました。ロベルト・サンチェスのパスを受けたコール・パルマ―が2人に囲まれ、奪われたボールがイスマイラ・サールに渡ると、ボックス左に入ったエゼにきれいなスルーパスが通りました。
自ら左隅に蹴っても決まっていたはずですが、冷静だった10番は右で空いていたマテタにグラウンダーをフィード。必死に戻ったククレジャは間に合わず、ストライカーがイージーなタップインでネットを揺らしました。押していた70分までに、追加点があればと悔やまれるドロー。前半は4回だったボールロストが、ハーフタイム後に11回に増えたのは疲労が原因でしょうか。
この日のCBは、コルウィルとアチャンポン。18歳のCBはまずまずの出来でしたが、レギュラーとして責任を背負わせるのはリスキーです。ハムストリングを痛めたウェズレイ・フォファナがシーズン中に復帰できるかは微妙で、バディアシルは2月まで戻ってきません。左SBが課題といわれていたチェルシーは、冬のマーケットの最重要ポジションをCBに切り替えたようです。
マーケットの動向に詳しいファブリツィオ・ロマーノさんによると、選択肢は3つ。最も確実で安上がりなプランは、クリスタル・パレスにローン移籍したトレヴォ・チャロバーの呼び戻しです。プレミアリーグ12試合出場で3ゴールを決めている好調のCBは、ローンの契約書にシーズン途中に呼び戻せる条項があり、クリスタル・パレスに伝えればOKです。
2つめもクリスタル・パレスとの交渉で、契約が残り18ヵ月となったマーク・グエイの買い戻しです。こちらはサウスロンドンが高額の移籍金を要求してきそうで、他のポジションの強化をにらんで上限額を決める必要があります。3つめはベンフィカのトマス・アラウージョ。以前から狙っていたCBですが、クラブに抵抗される可能性が高く、冬は難しいかもしれません。
エンツォ・マレスカ監督の下でTOP4をめざすチームは、マイナーチェンジで1月を終えそうな雲行きです。デューズバリー=ホールやチルウェルを首尾よく売れれば、前線か中盤に新戦力を加えるかもしれませんが、2年前の8人のような大立ち回りはないでしょう。まずは、手薄になったCB。クリスタル・パレスとの場外のバトルに注目しましょう。
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