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偏愛的プレミアリーグ見聞録

マンチェスター・ユナイテッドファンですが、アーセナル、チェルシー、トッテナム、リヴァプール、エヴァートンなどなど何でも見てしまう雑食系プレミアリーグファンです。プレミアリーグ観戦記、スタジアム、チーム情報からロンドンやリヴァプールのカルチャーまで、幅広く紹介しています。

ついに「BBC」「テレグラフ」が一斉報道!レアル・マドリードに移籍間近のアーノルドはなぜ…?

「アスレティック」でリヴァプールとバーンリーを担当するアンディ・ジョーンズ記者は、「フットボールの世界で今、最もあからさまな秘密」「誰の利益にもならない騒動は、終結に近づいている」とレポート。「テレグラフ」のジェイソン・バート記者と、「BBC」のサミ・モクベル、ギエム・バラグ、ニザール・キンセラの3人は、同じ表現で現状を伝えています。

「信頼できるソースは正式な合意には到達していないと主張しているが、移籍の完了に向けた仕事は最終段階となっている」。信頼性が高い3つのメディアが一斉に速報を配信しているということは、トレント・アレクサンダー=アーノルドとレアル・マドリードの交渉は事実であり、彼らは限りなく合意に近い状況に至っているということになります。

3日前に「100%決まり」といい切ったポール・ロビンソンと、「契約は99%完了」と伝えた「CaughtOffside」のマーク・ブルズの記事は、よくあるゴシップの香りを漂わせていたのですが、今となってはスクープだったと認めなければなりません。冬のトランスファーマーケットで2000万ポンドのオファーを拒否したリヴァプールは、ギャンブルで敗れてしまったようです。

9月にサンシーロでミランに勝った後、「アスレティック」のジェームズ・ピアス記者に去就について聞かれたレッズの副キャプテンは、「このクラブに20年いて、4つか5つの契約にサインしてきたけど、すべて公表していない。今回もそうなるだろう」と答えています。契約の最後の年にどんな決断を下すにせよ、ピッチの上での出来事に集中したかったのでしょう。

しかし、そんなひとことだけでメディアが黙るわけがありません。ネットワークを駆使して舞台裏を覗こうとするジャーナリストと、ひとたび糸口を見つけたら容赦なく騒ぐメディアに対して、彼のポリシーは無力でした。いや、沈黙を貫きたかったなら、「バロンドールがほしい」「リヴァプールのキャプテンになりたい」といった話はしないほうがよかったともいえます。

10月に行われた「スカイスポーツ」のインタビューの後、チームのトロフィーより個人の栄誉かとサポーターに非難された26歳のフルバックは、年が明けてからスペインの「マルカ」に、「契約延長交渉の席で、リヴァプールの経営ボードにレアル・マドリードに行きたいと伝えた」と報じられました。こうなると、サポーターの怒りを鎮める方法は「残留宣言」しかありません

レアル・マドリードは2年に渡って、アレクサンダー=アーノルドを追いかけていたと伝えられています。今までずっとスペイン行きが選択肢のひとつになっていたなら、契約が残り1年になる前に延長すべきでした。自らの意志でクラブを離れるのに、移籍金を残せなかった生え抜きの選手は、裏切り者という悲痛な叫びに対して返す言葉はないでしょう。

カンプ・ノウの3‐0完敗から逆転した伝説の一戦では、バルサのDFの隙を突いてオリギにCKを通し、ビッグイヤー獲得の立役者となりました。プレミアリーグの64アシストは、DFのレコード。ユルゲン・クロップやサラー、ファン・ダイクとともに、クラブにすべてのトロフィーを残しています。ワンクラブマンとしてキャリアを終えれば、レジェンドとして銅像が建っていてもおかしくない選手でした。

しかし今、彼は張り詰めた空気のなかで別れを告げようとしているようです。時折ウインガーに振り回され、ディフェンスの脆さを指摘されていたSBは、ピッチの外でも守りは苦手なのでしょう。先々のツッコミを想像できたはずの無防備な発言、メディアから漏れるに決まっているシーズン中の交渉…今はただ、愛憎相半ばするサポーターたちの嘆きにうなずくしかありません。


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